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きらめく☆晩秋 [新潟の風景]

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どんよりな紅葉しか撮れてない・・・・・・
しかし、休日は悪天候。仕事のある日は朝から快晴。

意を決して、早目に家を出て、出勤する前に鳥屋野潟公園に立ち寄ってみました。
朝から雲一つない快晴です。

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桜の赤は色あせ始めって感じで、鮮やかな赤ではありませんでしたが、
イチョウの黄色は眩しいくらいでした。

時折、鳥屋野潟に来ている白鳥が頭上を、コー、コーと鳴きながら飛んでいくのですが、
ま、だいたいそんな時ってファインダーに収まる範囲を飛んでくれないものです。

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青空の眩しい太陽の下だと、落ち葉ですらも輝いて見える気がします。

ここは整備された公園なので、こうして落ちた葉も、いつの間にか片づけられているんですよね。
そんな点では山の中の紅葉が見に行きたいな~と思います。
でも、俺の身近では、この公園と鳥屋野潟が一番、四季を感じられる場所なんですよね。
周囲は田んぼですが、意外と田んぼって、稲の生育で四季を感じられるものの、
そのほかはきれいに整えられているのですよね・・・・・・
田舎都市に住んでいながら、もっとダイレクトに四季を感じられるところに暮らしたいと思ってしまいます。
でも、ここよりダイレクトになってくると、
今度は自然が生活に支障が出るレベルになってくるんですよね。

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こうして写真を撮って歩いていると、本当に時間が過ぎるのがあっという間で、
いつの間にか、出勤時間がギリギリに。

明日からまた天気が下り坂らしいので、ちょっとでも青空の下を歩ける機会が作れて、
良かったとしておきましょうかね。

【α7】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】


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町はすでに晩秋 [新潟の風景]

津南のようなちょっと標高の高いところよりも、新潟市内の方が紅葉が見ごろです。
運転しながら、街路樹の紅葉を、きれいだなー、今度の休みに撮ろうかなーと、見ていたのですが、
昨日から荒れ模様。
太陽は重い雲の向こうに隠れているせいか、街路樹の葉も鮮やかさを失い、
見頃です、というか、見頃でした。という雰囲気です。

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鳥屋野潟公園に来たのですが、さて、どう回ろうか、と思っていたら、
車から降りる前に雨が降りだす。
強風も吹いている。
・・・・・・諦めました。

んだけど、やっぱりここで撮るかーと、数時間後、雨が止んでから再び来てみました。

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遠目に見ている分には鮮やかに色づいているように見えましたが、
近くに来てみると、まだ色づき始めなのかなー?という印象を受けます。

駐車場の方が紅葉してたかも・・・・・・

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強風のためか、紅葉した落ち葉の上には、まだ青い落ち葉も。
そして、イチョウの木の下には大量の銀杏・・・・・・臭い。
踏まないように細心の注意を払って歩く。
私はコレで銀杏が嫌いになりました。

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しばらく前の予報では、曇りだったんですが、前日の悪天候がズルズルと延びて行っている印象です。
母の希望で山形県の鶴岡までドライブの予定だったんですが、
結局、今日はやめようという話になってしまいました。

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太陽様が、雲間から「俺はここにいるぜ」と主張しています。

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冬の使者も、新潟平野に続々といらっしゃっています。
この冬も望遠レンズの誘惑に耐えたいと思います。
まぁ、アレはしばらく俺の使えるようにはならないだろうし、大丈夫だと思いますが。

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今年も紅葉を楽しまないうちに晩秋って感じになってしまったかなぁ、と、
ちょっと寂しい気分の休日でした。

でも、去年のことを思い返してみると、丘陵公園の山を走った頃が平地では見ごろだったから、
去年と同様であれば、もう半月は楽しめるハズなんですけどね。
去年は、ほとんど紅葉は見に行けなかったので、今年こそはと思ってますが、
なかなかタイミングがねー。

【α7】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


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秋の津南へ「河岸段丘花火」 [新潟の風景]

津南町にある「マウンテンパーク津南」というところにやってきました。
ここは冬場はスキー場みたいです。
オフシーズンのここに何をしに来たかというと、
「日本一長くて、日本一短い」花火を見に来たのです。
打ち上げ距離6km。打ち上げ時間60秒。
秋山郷から津南の河岸段丘まで、一直線に花火が打ち上がるというもの。
元々は「大地の芸術祭」の作品として始まったそうですが、
現在は、地元の有志が受け継いで、続けられているそうです。

今年の俺の花火めぐりは終わったと思っていましたが、
ここにきて花火情報をつかんでしまいました。

だいぶ前に、津南から新潟市の信濃川河口まで、花火で結ぶというイベントがあり、
なんかタイミングがバラバラで、どうなん??って花火がありましたが、
(ニュース映像での上空から見たのは素晴らしい風景だったけど)
あれも元々はここに由来するんでしょうかね??
俺も撮ったハズなんですが、ブログ内検索しても引っかかってきませんでした。

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というわけで、「マウンテンパーク津南」にやってきました。
飲食ブースやイベントステージがあります。
さて、ここからどう撮ったらいいのか・・・・・
事前情報があまりなく、パンフレットの打ち上げポイントだけみても、
どう見えるかさっぱり見当もつきません。
早々と三脚を立てているカメラマンの近くで話を聞いていると、
「いやー、私も初めてきたんで」という方ばかりで参考にならず。
公式サイトの写真だけが頼りで、周りを見ながら、たぶん手前に写っていた山の斜面って、
ゲレンデの横にある山だと思うんだけど・・・・・・と、ゲレンデの上に行けるのかと思いましたが、
封鎖されてて、上までは行けそうにない様子。
関係者しか上まで行かせてもらえないって感じでしょうか?
仕方ないので、三脚はメイン会場に立てることにしました。

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メインステージでは「津南が誇るイケメンベーシスト」のライブや、

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「津南が誇る美人歌手」のジャズやポップスのライブ。

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「つなん火焔太鼓」の和太鼓演奏が行われていました。

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会場入り口は灯りでお出迎え。

18時45分に、あらかじめ設置しておいた三脚に向かいました。
三脚置いた時は、誰もいなかったんですが、いつのまにか周囲に人だかりが。
津南の町明かりを使ってあらかじめピントを合わせ、花火が60秒だというので、
いつもの花火の露光時間と比べると、かなり長めですが、ちょっと絞って、
花火の最初から最後まで、1枚におさめてしまう作戦です。

そして19時ちょうど・・・・・・
なかなか上がってこない。
どこだ?どこから来る!?
津南の町で、花火が上がる。これを合図にシャッター。
町から次々と上がる花火。
あれ?ずいぶん右の方に1本見えるぞ???
目の前のゲレンデからも1本。
そして、ゲレンデから尺玉・・・・・・!!

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これがその60秒の記録です・・・・・・

写真中央の辺り、津南の町中から上がっている短い花火。
目の前の太い2本は、ゲレンデから打ち上がった花火と、唯一の尺玉。
上から降ってきている線が尺玉の端っこ。
花火といっても、ゲレンデから上がる唯一の尺玉以外は、
「虎の尾」という火柱だけの花火なので、花火のイメージとはちょっと違うと思いますが。

・・・・・・という説明しないとなんだかわからない写真になってしまいました。
やはり、どこからどう上がるかわからず、1発勝負の花火を撮るのはムズカシイですね。

メイン会場からだと、尺玉をおさめるには、広角側で縦位置で撮れば良かったんでしょうね。
来年の参考にしたいと思います。
津南の町なかの花火しか見えない気がしますし。
打ち上がっている時に見えたずいぶん右の方の1本は、写真にはおさまっていません。
はて、ずっと連なってくるはずの花火はどこ行ったんでしょう??
それか、マウンテンパーク津南が正面に見える位置から、尺玉を狙うのがいいのかな??

はい。今年は失敗ですね。
きれいな写真は公式サイトでご覧ください。

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花火のあともステージではイベントが続きます。
アフリカの楽器「ジャンベ」の演奏。

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そして最後はファイヤーパフォーマンスの「火劇屋」さん。

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夢中で見てました。
それでもISO感度をいじって、火を止めたり動かしたりはしてみましたが。

こんなに至近距離でファイアーパフォーマンスを見たのは初めてでしたので、
見惚れましたわ~
火っていいですね。
花火も火ですし。


そんなわけで、せっかく津南まで来たのに、紅葉も花火もグダグダでしたが、
大変満足して帰路に着くことができました。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】


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秋の津南へ「美人林」 [新潟の風景]

1週間ぶりのご無沙汰でした。
体調不良と天候不良と仕事とで、なかなか出歩けずにいました。

休日、熱を測ってみると微熱があったものの、もう峠は越えた実感あったし、
この秋晴れ、出かけないわけにはいかんなぁ、と
紅葉を見に、車を走らせることにしました。
出発してしばらく、
あ、地図忘れた・・・
あ、望遠レンズとマクロレンズ忘れた・・・
あ、道間違えた・・・
とまあ、ああ、まだ体調悪いんだなーと、実感しながらのドライブでした。
・・・・・・体調良くても同じようなことしている気もしないでもないですが。

で、無駄に遠回りをしてたどり着いたのが、新潟県と長野県の県境にある津南町です。
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そろっと紅葉はどうだろう??
と、やってきた松之山の「美人林」ですが、まだまだ青々しておりました。

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美人林の近くはよく通っていたものの、こうして足を踏み入れるのは久しぶりな気がします。
本当は、早朝に朝霧がかからないかな・・・とも思っていたんですが、
案の定、早起きできなかったのと、まぁ、体調不良もあって安静にしていることにして、
昼過ぎの到着となりました。

この日もたくさんの観光客が足を運んでしましたね。

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ふかふかの落ち葉の絨毯は、昨シーズンの落葉だと思います。
これから新雪ならぬ新落葉が始まるのでしょう。

マクロレンズを忘れたので、それなりに・・・・・・

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まだまだ青いなんて思っていると、あっという間に色づいて、
ぱぱっと落葉してしまうんですよね・・・・・・
また来たいけど、タイミングが合うかどうか。

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林は青々だったので、池にいる錦を。

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昼過ぎの到着だったので、日はみるみる傾いていきました。
山奥だから、また日没が早いんですよね。

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美人林はまだまだでしたが、もう少し標高の高いところは、
ちょうど見ごろを迎えていたようです。
秋山郷の方は真っ赤に見えています。
もう少し時間があれば行ってみても良かったんですけどね。

さて、じつは目的があって津南に出かけていました。
その目的地にはこのあと向かいましたので、続きは次回に。

【α7】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】


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くびき野100km オマケ [フォトラン]

なんか忘れていると思ったら、だいたいいつもウルトラの大会レポの前に、
前日の移動日の話を入れているのに、今回はいきなり大会レポだったんですね。
ということで、順序は変わってしまいましたが、オマケ編として。


夜に早めに眠れるように、大会前日は早起きをしました。
しかし、早く起き過ぎてすることがない。
これまでウルトラは、遠隔地の大会参加だったので、早く起きてどたばたと出発し、
長い長い移動時間がかかりましたが、
上越だと、高速道路を使えば1時間ちょっとで着いてしまう距離です。
まぁ、早目に出てのんびり行くか、と、貧乏人なので下道でたらたら現地入り。

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大会の受付、スタート会場となるのが、リージョンプラザ上越です。

前回、周辺が渋滞しているのを見ていたので、ちょっと離れた駐車場に置いて、
歩いて受付に行きました。これもまた経験。
幸い、100kmを走ろうって人間なので、ちょっと歩くくらいなんの苦にもなりません。

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100km、60kmともに前日にここで受付ですが、外が混んでいる割に受付は混んでない印象。

そうそう、大会レポでは触れませんでしたが、この大会には「60kmの部」があるんです。
スタートはリージョンプラザではなく、名立(なだち)の道の駅「うみてらす名立」になるんですが、
ゴールは100kmと同じ、「ユートピアくびき希望館」です。
ただ、到着時間はだいぶ違うかもしれませんが。
60kmは今回、第10回大会を記念して、上越市の名所を巡るコースになったとのこと。
それもおもしろそうだけど、やっぱり出るなら長い方ですよね。
60kmは100kmのような高低差もないので、ウルトラデビューにはいいかもしれません。

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大きな寄せ書きに、たくさんの決意のメッセージが書き込まれています。

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体育館入口を振り返ると、前回大会の寄せ書きが下げられていました。

確か、前回は何か短く書いた気がするんですが、拡大しても見つけられなかったです。
たぶん「チームつるかめファイト!」

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振る舞われた新米おにぎりをうまそうに食べる「越後上越 上杉おもてなし武将隊」のお二人。
「うまい!これはうまい!」と米どころのおいしいお米をPR。

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この大会には前夜祭があります。
米どころですから、もちろん地酒も上越の自慢です。

並べられた酒の瓶・・・・・・ウルトラ走る前に日本酒で乾杯!?

ちなみに前夜祭は、当日参加はできず、事前に申し込んだ人だけ参加できます(有料)
前回、夕方に来て前夜祭に参加する時間もなかった印象だったんで、
(夕方に来たから時間がなかっただけの話で。風邪もひいてたんですが)
今回は、申し込んでなかったんですよね。

銀のねこさん、次回は参加します。

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壁に貼られた明日の気象情報。
今や、なんでも手元のスマホで調べられる時代となり、地味な張り紙のサービスですが、
気象予報士からの走る点での注意点とか、日没の時間とか、
目立たないけど、嬉しいサービスです。


夕方になってKimiさんと合流。
大会1週間ちょっと前にKimiさんから「じつはくびき野出るんです」と聞き、
おおー、せっかく福島から来られるのだから、
夕飯でもご一緒しましょう!とお誘いしたんですが・・・・・・

このブログを読んでいる人なら、おわかりになると思いますが、
どこに行ってもカレーばっかり食べている俺です。
(今度、ご当地カレーのコーナーでも作るか?)
旅行に行ったって基本的に、コンビニで食事は済ませています。
食にはかなり疎いです・・・・・・
同じ県内とはいえ知らない土地で、どこかでご飯食べようったって、
おススメのお店、なんて全然知りません。
困ったなぁと、思いながら、てきとうに車を走らせるも、飲食店を見つけられず、
せっかく福島から来ていただいたのに、ファミレスでは申し訳ないと思いつつ、
結局、イオンの中なら何かありそう、という流れでイオンへ。
そこで、運よく「新潟グルメ」にたどり着けました。

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小嶋屋総本店さんの「へぎそば」です。

「へぎそば」とは、というか「へぎ」とは、この木の器のことを言いまして、
へぎの上に蕎麦が盛られているから「へぎそば」です。
調べてみると、つなぎに「布海苔」という海藻を使っているのも特徴のようです。
新潟県の十日町市や小千谷市あたりが発祥みたいですね。

新潟で生まれ育つと、これのどこが新潟グルメなのかわかりませんが、
意外にも、新潟の味だったんですよね。


あと「する天」
これは俺は知りませんでした。あ、いえ、するめいかの天ぷらは知っていました。
普通に食べていました。
Kimiさんが「名物」として昼食に食べていて、する天ってなんだろう?と思っていたので、
小嶋屋さんであったので頼んでみました。
ただのイカの天ぷらではなく、スルメいかなんですよね。
スルメ、といっても乾燥させてカッチカチになっているツマミののスルメではなく、
柔らかい、生のスルメいかです。

まさか、ご当地グルメだったとは・・・・・・へぎそば同様の驚きでした。
ファミレスしかわかりませんでしたが、なんとかご当地グルメでおもてなしできて良かったです。


食後、「では、また明日」と、それぞれの宿へ。
Kimiさんは「独房」へ。俺は車へ・・・・・・笑。

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レストエイドでの汁物は、いつもとても楽しみです。
今回も「そば」に始まり、トン汁にきのこ汁にうどんにと、どれもおいしかったです。
ちょうど、新米の時期ですから、おにぎりも最高においしい。
これが楽しみでレストエイドまで走ってくるんですよね。
例によって、写欲より食欲が勝り、写真におさめていない食べ物多数です。
ごちそうさまでした!

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今年もありました大島レストエイドでのコーヒー。
生き返る気分です。
あまり飲むとトイレが心配なので、1杯だけじっくり味わって飲みましたが。

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どこまで走っても沿道からの応援が暖かい大会です。
俺の中で比較対象となる野辺山は山奥過ぎるし、能登すずは雨だったのでしょうがないんですが、
本当にありがたいです。

中盤、「ありがとう!」って言ってたら、嬉しくてこみあげるものがあり、
ああ、これはまだやばい・・・と思って、ぐっとこらえた。
走れること、走らせてもらえること、感謝です。

Kimiさんもそうですが、県外の方がこうして新潟県の大会にたくさん参加してくださるのも、
とてもうれしく思いました。
縦に長い新潟県ですので、上越は新潟とはいえ、地元感はあまりないんだけどね。
本当は、遠くからありがとうございますって、ゼッケン見ながら声かけたかったくらいですが、
さすがにそこまでの余力はなかったです。

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また2年後ですね。
毎年開催にしてほしいくらいの大会ですけど。
2年毎だからの内容の濃さもあるのかもしれません。

楽しみに待っていたいと思います。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】
【OLYMPUS TG-620】


くびき野100km その3 [フォトラン]

その1はコチラから
http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2014-10-14

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70kmからはオマケの峠越え。
前回は、峠越えが4つと聞いていてやっと終わったと思っていたのに、
次のエイドが峠ってどーゆーこと!?と、面食らった場所。
佐渡1周走っている時に、くびき野に出たっていう方と走りながら話してたんですが、
「あの低いんだけど、地味に長く登るのが辛くて心折れました」って聞いて、
わかりますわかります。って激しく同意してきた場所です。
写真ではまっすぐ道が延びているようですが、写真右側の山の斜面まで大回りで登っていくのです。

この場所は大変なんだよなぁ・・・という気持ちが俺の足を鈍らせたのかもしれません。
先行して登っていくKimiさん。追いつかねぇ・・・・・・
歩きたくなったりしてきたんですが、前を行くKimiさんを見ると、
うぬぬ、Kimiさんが走っているのに、俺が歩くわけにはいかねぇ!と踏ん張りました。
なんとか頂上手前のエイドで追いつきました。
・・・追いついたっていうかKimiさんが給水に止まっていたんですけどね。
「歩くと走りだしが辛くない?」「長い登りの内、1つくらい全部走って登りたかった」
・・・つ、つえぇ・・・・・・

負けてらんね!と、オマケの峠を走って登りきり、あとはほぼ平地だけ。

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前回は、この辺、歩いたら間に合わない・・・って、
前を走っているランナーに合わせて、下を向いてただただ走って前進することだけを考えてたよなぁ。

今回は、疲労感はもちろんありますが、どこかに痛みがあるわけでもなく、
制限時間を気にするわけでもなく、走っていきます。

右奥に見えるのは米山です。
スタートするときは、遠くに小さく見えていたんですが、こんなに大きくなっちゃって。

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2つ目のトランジット受け取り所、吉川区総合事務所に到着です。
袋を受け取って、アミノ酸ゼリー2つ目を注入。
そして、靴下を交換。
そばをいただいて、ストレッチして。
次の関門の閉鎖時間をチェックすると、だいぶ余裕があります。
ゴールまでで考えると残り22kmを3時間半。
・・・・・・あれ?意外と残り少ない??
前の関門の時から思っていたんですが、関門を考えると余裕なんだけど、
ゴールまであと・・・って考えると、余裕がないんですよね。

・・・・・・まぁ、目の前の関門を1つずつクリアしていけば、間に合うだろう。
今回は、精神的にとてもポジティブでした。
大丈夫、余裕、数えきれないほど使った言葉です。
それに、俺の目標は13時間ぎりですから、元々、ゴール制限の30分前にゴールすればいいのです。

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85kmの関門までは、歩道の狭い道路を走っていきます。
日の出前にスタートしたのに、だいぶ日も傾いてきました。

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国道8号を横断する前に信号につかまる。

信号を渡ると、上り坂。
そして、85kmの第4関門、柿崎区総合事務所です。
・・・写真撮ってなかった・・・
もう、ここまで来たら、止まってじっくり補給よりは、残り15kmいっちゃいましょう!
って感じで軽く給水だけして通過。

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前回は、もうこのあたりで暗くなってしまったんだよなぁ。
あ!?
そういえば第4関門で反射タスキもらわなかった。いや、配ってなかった・・・
ある程度の時間を過ぎると反射タスキを渡されるのですが、
まだ配ってないってことは、それだけ速く進んでいるということです。
それにしても、ここを明るい時間に走れるなんて、すっげー幸せ!!

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日本海に出ました。
前回は、どこから海岸線だったのかわかりませんでしたが、
今年は、海に沈んでいく太陽を見ることができました。
その風景もとてもとても素敵でした。
いい時間に海岸線に着いたものです。

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さすがに明るいうちのゴールはなりませんでしたね。

きっと「チームつるかめ」の新潟マラソン打ち上げが、今頃盛り上がっているんだろうなぁ。
「明るいうちにゴールしたら駆け付けます」なんて冗談で言っていたんですが、
まぁ、さすがにそれは無理でしたね。

Kimiさんが「最後に工程図でギザギザしてるところがあるけど、どの辺から?」と。
ん?もう始まってますよ。ここがそのギザギザです。
Kimiさん大層驚かれたようでした。
結構、この90km前後の細かいアップダウンは、ジワジワと来る感じでツライところなんですが、
まったく気になってないようでしたね。

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17:25 92km 最終関門 大潟老人福祉センターに到着です。
前の関門で反射タスキをもらわなかったので、
今回はないものかと思ったら、ここでもらいました。

各地のレストエイドで、様々な汁物で出迎えてくれるのですが、
このでは「海賊汁」がふるまわれていましたが、おなかいっぱいで手が出ませんでした・・・・・・
むむむ、不覚です。

・・・・・・こうして振り返ってみると、見事に30分前くらいで通過してきているんですね。
当日は、過ぎた関門のことなど気にしない、と思って、全然計算してこなかったんですが。
前回は閉鎖3分前での通過で、閉鎖される瞬間を見てしまった場所でしたが、
相変わらず今回は関門は気にしないです。
ここまで来たら、完走は間違いないですしね。
残り10kmをきっています。あとはゴールするだけ!

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誘導に立っているボランティアのスタッフはもちろん、
民家の玄関先に住民の方々が立っていて、声援を送ってくれます。
最終関門を過ぎたら「ありがとうラン」だ!と決めていたので、
「お疲れ様です!」と「ありがとうございます!」を言いながら走ります。
まだ暗くなったばかりというのもあってか、すごい人数でした。
くびき野は沿道の声援がホントに多い。
だから頑張れるし、気持ちもいいんです。

Kimiさんは、最終関門を過ぎたところで、完全に先行。
暗くなっていく中、残りわずかだからKimiさんに喰らいつくぜ・・・・と、
残っている力を使い切る気持ちで追いかけるのですが、どんどん小さくなる細い背中。
時計が表示する1キロのペースが6分台前半。
こんなペースで走っているのに追いつかねぇのか・・・・・・
90kmを過ぎてこんな速いペースで走れる俺に、これまでの積み重ねの成果を感じましたけど。
それでも追い付かないのね。
行けー!そのまま突っ走って初完走してしまえー!とエールを送る。

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再び国道8号横断で信号につかまる。
幹線道路での信号ストップなので、長い中断をさせられます。
ここでKimiさんの追撃は諦めました。

そして再スタート。
前回は信号でつかまって、またすぐに踏切で長い貨物列車の通過を待たされたのですが、
今回は国道だけで良かったです。

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残り5kmくらいからは、コース上に投光器が並べられてランナーを出迎えてくれます。
これがなかったら、暗い田んぼの中の道はツライところです。

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97.1kmの最終エイドを通過です。

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「あの明かりがゴールだよ!」
投光器の明かりとは色の違う、照明がコースの先に見えてきました。

この辺りが、前回、制限時間を勘違いしていて失格を言い渡された場所です。
あの時は暗闇の中で正確な距離がわからず、98は過ぎてたと思うんだけど・・・・・・
という感じだったのですが、今回、98kmまでは走っていたと確認しました。

と、残る力を振り絞って走っていたら、呼吸が苦しくなってきました。
どうも短く息をし過ぎたようで、全然、息が整いません。
ここまできて・・・・・・
仕方なく、走るのをやめました。
とりあえず息を整えないと・・・と、ウエストポーチからキャラメルを取り出して、
ちょっと空いたと訴えてくる小腹を黙らせるのと、息を整えることに専念して歩く。
ここまで来たら完走は間違いない。
もう歩いてゴールするか?
キャラメルなめながら歩きます。
その横を、ランナーが懸命に駆け抜けていきます。
完走できればいい。いいんだけど、いいのかな?
目標の13時間ぎりはどうなるんだろう??
能登すずでも13時間ぎりを目指してきて、最後の最後で諦めたんだった・・・・・・
いいのかな?いいのかな??

・・・・・・うーん。
やっぱり、ここまで来たら、
走らないわけにはいかんよね!
きっと、前回ここで失格になった俺の亡霊につかまったんだと思います。
キャラメルをなめきったところで、亡霊を振り払って再スタート。
最後の最後まであきらめるわけにはいきません。

で、13時間ぎりまで残りどれだけ時間があるんだっけ?
99km地点の看板を過ぎました。
いいや、もう時計なんて見ない。ゴールするだけだ。

沿道の方々にありがとう!と言いながら、ひたすら走ります。
呼吸も平静を取り戻しました。
「ここを曲がったらゴールだよ!」

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曲がった先に、ゴールが見えました。
このゴール前に曲がり角があるのニクイよね。野辺山もそうだったけど。
ゴールゲートが見えた時の感動ったらありません。
もしかしたら俺の場合、ゴールした時より、この時の方が感動が強いかも。

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レッドカーペット。
左右に立った人たちに「ただいまー!」って言いながらハイタッチしてゴールゲートへ。

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オニギリさんに続いて、ゴール!!!

記録は12時間56分35でした。
サブ13も達成。
そして何より、くびき野リベンジ達成!!


ゴール後、中学生に案内されて椅子に座る。
くびき野ってすごいんです。
「毛布持ってきます!」「飲み物いりますか?」「完走証持ってきます!」
「トン汁いりますか?」
1人の中学生が専属で付いてくれて至れり尽くせり。
あ、ありがたいけど、先にゴールしているKimiさんを探しにも行きたい。
でも、色々取りに行ってくれた中学生が戻ってくるまで動けない。
いや、きっとあちらも、同じ状況か、と一通りおもてなしを受けることにしました。

その後、Kimiさんと合流。
祝100km初完走です。
「チームはせ」お互いに頑張りました。
今回はKimiさんのおかげで走れたと思う部分も多いです。
話すことでいい気分転換もできましたし、苦しいところで踏ん張れました。
俺がもっと引っ張っていけるランナーだと良かったんですが、
まぁ、いいガイド役くらいは務まったようで良かったです。
たった2人の「チームはせ」今回がチームとして初戦でしたが、
ナイスチームワークでした。しっかりチームしてましたね。
またチームで走れる機会を楽しみにしています。
ありがとうKimiさん。

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「第10回えちごくびき野100kmマラソン」
今回も走っていてとにかく気持ちのいい大会でした。
秋晴れの空もちょうどいい感じで走りやすかったですしね。
・・・暑かったという感想もチラホラみますけどね。

エイドも充実していますし、応援も熱い。
山の中、道端で座っているじーちゃん、ばーちゃんの応援も嬉しかった。

今回で完走は果たしましたが、また次回ももちろん参加したいと思います。
これまでの100kmウルトラ参加の中でも、今回はベストな走りだったと思うんですが、
それでも制限時間の30分前。
(きっちりゴールでも30分前・・・・・・)
走りやすくて、気分もいいけど、やっぱり13時間半の大会は厳しいですね。

次回は、今回よりもさらに余裕を持って走れるようになって、くびき野に来たいと思います。
では、また2年後に。

【OLYMPUS TG-620】


くびき野100km その2 [フォトラン]

その1はコチラから
http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2014-10-14

40km関門を過ぎると、くびき野100kmの最大の難所と言っていい、5つの峠越えが待っています。
全画面キャプチャ 20141016 02630.jpg

コース高低図公式より借用。赤線が100km。
まるで針山です。

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こんなところ走ってられんだろう・・・・・・という斜度の坂が、待っています。
ここはまぁ、無理せず歩きましょう。と、歩くことにします。
でも、前に出た時より、斜度はきつくないように思いました。
あれ?もしかして走って登れたんじゃないかなって。
まだ時間的余裕はあるだろうから、焦らず行きましょうと。
斜度のきついところだけ、歩くことに。

前の関門で、実は制限時間が迫っていたんですが、
頭の中では最初は次の50km関門のことしか考えていませんでしたし、
スマホで関門閉鎖時間表を撮影しておいて、それでチェックしていたんですが、
じつは、関門の制限時間は特に気にしてませんでした。
途中の関門には引っかからない自信があったので。
終盤の関門はどうかわからないけど、今の走力なら、
普通に走ってれば中盤までは越えられない関門はないって思ってたので。

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「今年もありがとう。また来てくれたんだね」
なんだか、俺に言ってくれている様な気がしました。
・・・・・・実際には、連続出場の参加者なんてたくさんいるんでしょうけど。
そうだよ、また来たんだよ。今度は完走しにな~!

カカシには今年もたくさん楽しませてもらいました。
カカシを撮っていると上から「上にもまだカカシあるぞー!」と、沿道の方から。
はよ登ってこいってことでしょうか?
でも、おもしろくて1個ずつメッセージを確認せずにいられませんでした。

そんな面白い看板やカカシがあるおかげで、最初の峠は気分的には楽しめると思います。

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2つ目の峠の登り始め、上の方の道路にまでランナーが見えています。
あそこまで登るのか・・・・・・
でも、やっぱり前回よりはきつそうに見えなかったかな。

2回目の参加になると前回と同じポイントで写真を撮りたくなります。
あ、ここブログに載せた写真のとこだなぁ、とシャッターをきる。

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あそこまで登るのか・・・・・・の後は、
ずっと下の方にランナーが見えて、あそこまで下るのかー、という長い下り。

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今年も沿道では、満開のヤナギバヒマワリが。
目を楽しませてくれました。
青空の下だからまた黄色が気持ちいい。

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ここも前回大会の時にブログに載せた写真の場所。
なんだか思い出めぐりのような気がしてきました。

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11:44 50.5km 第2関門 安塚B&G海洋センターに到着。

半分まで来ました。
ここは、スタート前に預けた荷物を受け取れる最初の場所。
中学生がゼッケンを見て、自分の袋を持ってきてくれます。
しかも、縛って預ける袋の口を、ちゃんと解いてくれているという心遣い。
ああ、ありがたい。
前回大会の時は、こういう荷物を預けるシステムが初めてでよくわからなかったので、
持っててもいいようなゼリーを1個袋に入れていただけですが、
今回は、いつもの燃費の悪さを懸念して、多少の食べ物と、アミノ酸ゼリー、を入れておきました。
しかし、この大会、エイドがとても充実しているので、ほとんど手持ちの食料には手をつけず、
アミノ酸ゼリーだけ注入。
(スーパーで売っている安いアミノ酸ゼリーです)

エイドでトイレも済ませ、ここではトン汁もいただけるので、しっかり食べて燃料補給。
むしろ食べ過ぎるくらい充実してます。

ここを書きながら、改めて制限時間を見ると、関門閉鎖30分前とかなんですね。
しっかりのんびり休んでたような・・・・・

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関門エイドを出ると、3つ目の坂の始まりです。

「もう半分終わっちゃいましたね~」
50kmを過ぎましたが、「チームはせ」まだまだ快調に走っていました。
2人ならんで走っていると、後ろからゼッケンに書いてある名前見たら夫婦だと思うだろね。
た、確かに。俺もたぶん前を同じ苗字の2人が並んで走っていたら夫婦だと思うわ。
県名まで見れば新潟と福島で違うんですけどね。


俺はエイドで食べすぎたせいか、どうも身体が重かったのですが、
このあたりからKimiさんの方が、ちょっとずつ先行。平地と下りで俺が追いつく感じ。
あまりにスイスイ行くので、大丈夫かなぁとちょっと心配でしたが、
ツライ痛みは抱えてないようだし、大丈夫なのかな、と。

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秋晴れの空、風もさわやかで本当に気持ちがいい。
気温が上昇すると聞いていたので、暑さや日差しが気になっていましたが、
全然気にならなかったです。

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さあ、峠越えも大物はこれで最後です。

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走れるところは走って、きついところだけ歩いて。
そんな感じで峠越えをしてきました。

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4つ目の峠に到達です。
山しか見えませんが、峠からの眺めは気持ちのいいものでした。

この峠が60km地点となっていました。
ということはもうフルマラソンありません。あっという間ですね。

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峠からは、とても長い下り坂です。
先の高低図を見るとわかる通り、10kmも続くのです。
登りよりも足に負担のかかる下り。
頑張りすぎず、ブレーキをかけすぎず、足に負担がかからないように心掛けて。

この頃、Facebookのタイムラインに、
新潟シティマラソンに参加した「チームつるかめ」メンバーの完走証が続々とアップされ、
みんな好成績で頑張ってるなー、と気合を貰いました。
エールではなく、お疲れさまを新潟市の方角に送ります。

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このあたりは巨大な杉が点在するところで、
これは天然記念物にも指定されている虫川大杉です。
前回大会に出た時は、今度、改めて見に来ようと思ったんですが、
2年経っても果たせていません。
次の大会までには、大杉巡りなんてしてみたいと、思います。

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ほくほく線虫川大杉駅のエイドを過ぎても、まだまだ道は下り坂。
ちょうど、ほくほく線の電車が通過していきました。

ここまで快調に走ってきましたが、さすがに上り坂になったりすると、
足の疲労感を感じます。
でも、もう少し行くとエイドだーと踏ん張ります。

前回は、どこまで行くと関門があるのかわからず、制限時間が迫る中、
虫川大杉駅の辺りから、どこが70kmなんだ!?って走ってました。
このあたりから制限時間との戦いが始まったんですよね。

そんなことを思い出しますが、今回は疲れは出てきたけど、まだまだ行けそうな感じ。
前回の俺とは、走力も経験も違います。

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14:20 69km 第3関門 浦川原いきいきセンターに到着です。

食べ物食べて、飲み物飲んで栄養補給。

これで最大の難所である4つの峠越えが終わりました。
もう1つオマケの峠が残っていますが、あとはほぼ平地です。
なにげにオマケが効くんだよな・・・と、過去を思い出しますが、今は前に進むだけ。

というところで、次回に続く
その3はコチラから ⇒ http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2014-10-16

【OLYMPUS TG-620】


くびき野100km その1 [フォトラン]

2年前、初めて100kmマラソンに参加したのが「第9回えちごくびき野100kmマラソン」でした。
しかし、前日に風邪をひくという失態をしてしまい、それでもギリギリで関門を通過しつつ、
98kmあたりまで走ったものの、ゴールの制限時間を勘違いしていて、
完走することなく路上で失格宣告を受けるという、伝説を作ってしまいました・・・・・・
あの時は、みんなに応援してもらったのに何やってるんだろう俺・・・・・・
って体調悪いのと、仲間に申し訳ないのと、疲労とで最悪な気分でした。
すぐにでもリベンジしたい気持ちだったのですが、
この大会は2年に1度の開催なので、リベンジするにも2年待たねばなりません。


あの「伝説」というより、俺のマラソン史上最大の「惨事」とも言える出来事から2年、
エントリー開始日に速攻でエントリー完了。
ついにこの時が来たのだ!と。
この2年の間で、100kmマラソンの完走を果たし(制限時間失格もあったけど)、
これで5回目の100kmマラソン挑戦です。
しかも、先月は208kmの佐渡1周も完走してきました。
くびき野リベンジの準備は整いました。
もう、負ける気はしません。
・・・・・・佐渡1周の3週間後ということで、潜在的なダメージが残ってないかが心配でしたが。

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「第10回えちごくびき野100kmマラソン」スタートラインです。
第10回という大会としての節目の大会に、
こうして再びこのスタートラインに立つことができ、まずそれだけでもうれしかったです。
前夜もしっかり睡眠をとりました。
ギリギリまで寝ていて大急ぎで準備したけど・・・・・・野辺山でもそんなことしてた気が・・・・・・

今回は、100km初完走を目指して福島県から参加してくれた女性ランナーさんと、
たまたま同じ苗字ということで「チームはせ」を結成。
一緒にスタートすることになりました。
同じ「hase」なので紛らわしくなるので、今回は便宜上「Kimiさん」と記載させていただきます。
Kimiさんとは、あの大雪のいわきでお会いして以来の再会です。

スタート時間が近づくにつれて、高まるワクワク。
これまでは、どうなるんだろう・・・という不安もありましたけど、もうワクワクしかない。
さぁ、やるぞー!!!

10月12日AM5:30 スタートです。

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早朝の上越市内を走ります。

今回の作戦は、行けるところまでキロ6分台後半で体力温存しつつ走って、
維持できなくなったところでキロ7分台でもいいことにする。残り30は気合。です。
そして、リベンジはもちろんですが、能登すずで諦めてしまった13時間ぎりが目標です。

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市街地から田園地帯へ。

この日は朝から快晴の空。
前回は終始どんよりでしたので、日の出も拝めませんでしたが・・・・・・

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日の出です。
朝日に向かって走れー!って感じ。

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6:59 13.3km地点。三和区総合事務所に到着です。

トイレに入るために3階まで・・・・・・
それでも並んでるのか、とタイムロスを覚悟しましたが、よく中を見ると小は誰も使っていない。
前のランナーさんに確認して、お先に失礼・・・・・・したまでは良かったが、
なぜかタイツの紐が玉結びで解けない!
一度、トイレから出て解いて、再度、並んでトイレ休憩終了。
いや、焦った。今後、トイレ休憩できねーかと思った。

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そうですね「それなりに走る」のがウルトラでは一番楽しい気がします。
頑張りすぎず、気を抜きすぎず。

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何げない歓迎の横断幕ですが、前回見ていたものを再び見られるのは嬉しいですね。

あー、あったなぁ、ここ通ったなぁ・・・
熱にやられてたので、こんなとこ通ったっけなぁ??ってとこもありましたケド。
思い返しながら走るのも楽しいですね。

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お遍路さんも走る。
コスプレしているランナーもいますが、さすがに俺はその気になれません。
何かしら1品付けて走るくらいなら出来そうですけど。

この日は、新潟市で「新潟シティマラソン」が開催されていました。
そちらには「チームつるかめ」の仲間たちが参加していたので、
時計を見ては、むこうもスタートしたかな??と、エールを新潟市の方角へ送っていました。

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空は秋晴れ。
妙高山も焼岳も、黒姫山もスッキリ見えていました。
そして、平成27年春開業となる北陸新幹線・・・・の高架。
もうずいぶん前から工事をしているのを見ていますが、ついに来年開業ですね。

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沿道に応援に立っていたおじさんが、
「あそこが3年前に地すべりがあってニュースになったところだよー!」と。
3年経っていつの間にか「名所」になってしまったようですね。
ポジティブでいいと思います。
前回大会の時は、まだ生々しかった地すべりの跡ですが、
すっかり緑色ですね。

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34kmのエイドのところで、Kimiさんのお友達だというランナーさんに出会いました。
「彼はレジェンドなんだよ」と。
なんでも今年に入っていくつものウルトラマラソンを完走されているのだとか。

それからしばらく、レジェンドの背中を追いかけて走ります。
さすがレジェンド・・・とても同じペースで走ってはいられずに、我々は我々のペースで行くことに。

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これも前回あって面白かったもの。
この地域はあちこちに面白い看板や、カカシが用意して応援してくれて、
このあたりからいよいよ登りが始まるものの、そういうものを見ていると楽しく走れます。

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10:22 40km地点。最初の関門、牧区総合事務所を通過です。
飲み物飲んで、「おぼろ汁」という豆腐の味噌汁みたいな郷土料理をいただいて、
笹だんごも剥いてあって半分に切られていたので食べやすかったです。

まだまだ余裕ですが、ここからくびき野100km名物、5つの峠越えが待っています。
ここまではウォーミングアップ。これからが本番。
なんか、ここの関門制限30分前だったらしいけど・・・・・・

というところで次回に続く。
その2 ⇒ http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2014-10-15

【OLYMPUS TG-620】


コスモスマラソン [フォトラン]

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佐渡1周から5日後、「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」のスタートライン。

・・・・・・に、応援に来ました。

「チームつるかめ」から6人も参加するということで、
応援兼運転手での参加です。
さすがにランナーとしてエントリーする勇気はなかった。

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今年も申告タイムでスタート時間がちょっとずれるウェーブスタート制です。
第1ウェーブスタートの3分後に、第2ウェーブがスタート。
昨年と今年の状況から察するに、申告したタイムが2時間をきるかきらないかで分かれるようです。
(注・公式に分ける基準が発表されているわけではありません。俺の推測です)
第1がスタートしたら、第2のランナーがスタートラインまで移動してきて、
3分後にスタート、という予定だったと思われますが、
第1のランナーが号砲後、スタートラインまで歩いていたりで、
第2が前進できずに、結局、スタートラインまでの移動途中で第2ウェーブスタートです。
アナウンスで「第2ウェーブの方、余計に走ることになって、大変申し訳ありません!」って言ってました。

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いや、俺を撮らなくていいから、はよ行きなさいって。

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相変わらずその名に反してまばらなコスモスと思ってましたが、
今年は時期が良かったようで、コース上の方がたくさんのコスモスを見ることができたようです。
いいなぁ、俺もそんな時に走りたいわ。

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秋桜マラソン(ハーフ)は、スタートしてまず6km登りです。
頑張れよーと、エール。
ランナーとして参加している時は、最初から登りかよとついため息が出ますが。

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さて、ランナーが会場に戻ってくるまでとりあえず1時間あるはずです。

この間、俺が何をしていたかっていうと、ステージの前に「つるかめ」の看板を設置して記念撮影。

10kmのランナーが戻り始めたようなので、コースに戻ります。
DSC04471.JPG

布でできているのかな??
中にフレームがあるようですね。
やっぱり、ダンボールじゃない方が、元が丸っこいのはらしく見えますね。
・・・・・・つい、構造がどうなっているのか考えてしまいます。
ふなっしーは去年やっちゃったからなー。

この「ふなっしー」さんは10km参加のようでした。
結構、軽快に走って行かれていましたよ。

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大会会場からちょっと山の方に登って、つるかめランナーを待つことにしました。

トップの選手がビュンビュン駆け抜けていきます。
つるかめ看板を首にかけてカメラを構えながら、
「がんばれー!」「ファイトー!」と声援を送ります。
ランナーの中には、俺を公式のカメラマンと勘違いされて、
こちらにVサインしてくれたり、手を振ってくれたりと、
ああ、紛らわしいね俺・・・と、カメラは途中で下してました。

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顔なしは仮装でハーフ。
ふなっしーより視界が悪そうな印象ですが、コチラも軽快に走って行かれました。
わりと顔面に密着してると視界は悪くないんですけどね。
・・・・・・経験上。

仮装ランナーではありませんが(え!?とか言わない)
仮装で走っている方を見ると、声援を送らずにいられません。

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つるかめの選手も、駆け抜けていきました。

何人か、見つけることができずに、まだかな、まだかな??
と、時計を見たら、もうすぐスタート後2時間。
もうそんな時間なんだ。
もう、2時間きれる人はゴールしてるじゃん。慌てて会場に戻りました。

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ちょうど、会場に戻ってきた頃、第1関門が閉鎖されました。
関門があることを知らなかった人、
もうそんな時間!?と驚く人、
残念ながら、ここで競技終了となります。
この悔しさは、俺も何度も味わっていますので、よくわかります。

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湯沢の街中を駆け抜けてきたランナーが続々と戻ってきます。

全然見つけられない・・・・・・
意外と、ランナーの方が沿道に立っている人って見えていて、
沿道に応援に立っていると全然わからないもんなんですよね。

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みんなもうゴールしたのかなぁ・・・と思っていたら、
目の前につゆさんが。
ゴールまでラストスパートです。

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日差しの強い中参加されたランナーの皆さん、お疲れ様でした。
俺も道端に立っているだけで、日差しにやられそうでしたよ・・・・・・

チームつるかめのランナーもみんな快走!
お疲れ様でした。
新潟マラソンもこの調子で頑張ってくださいね。
チームつるかめ、ふぁいとーーーー!!

【α55】+【DT 16-105mm F3.5-5.6】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


タグ:α55

皆既月食 [雑記]

昨夜は、皆既月食を新潟でも観測することができました。
新潟には珍しく、雲一つない快晴という、最高のコンディションです。

しかし、さぁ、どこで見よう!?となると、なかなか決められないのがワタクシ。
視界に何も障害のない田んぼの真ん中か、それとも、街中に出るか・・・

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悩みながら運転しているうちに、月の出を迎えてしまいました。

急きょ、入船みなとタワーの大階段に寄って、山ノ下タワーと満月。
このままここでもいいんじゃ??とも思ったんですが、
来る途中に例の場所に誰もいないことを確認。

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日和山展望台から、新潟市街地と満月。

誰もいないことを確認してきたんですが、俺が来る前に三脚を設置した先客がいました。
あらー。関屋分水の展望台も三脚ならんでたから、ここも俺だけってわけにはいかないか。

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まだ普通に満月です。
さて、ここで悩みました。
α7に70-300mm Gで撮るか、NEX-5TにE 55-210mmにするか。
どちらも最大望遠での焦点距離は300mm程度。
高感度に強く、解像度も高いα7で撮るのが良い気がするんですが、
あれなんですよ、マウントアダプターかませてるとピント拡大がいちいちメニュー開かないとできないんですよ。
その点、NEXでならピントリングを回すだけで、拡大モードに。
2台で撮り比べて・・・・・・今回は、大写しはNEX-5Tに決定。

と、決まったはいいんですが、展望台に吹き付ける風が寒い。
こんなに風が強いと思わなくて、防寒具なし。
しかも腹が減ってきて、これから3時間とてもここにいられない!!
と、週末に大会を控えていることもあって、泣く泣く撤退。

車に戻って、防寒具を着こみ、コンビニで小腹を満たしたのですが、
日和山の展望台までは、ちょっと歩かなくてはいけないし、寒かったので、
場所を変えることに。

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って、欠け始めてる!
慌てて、入船みなとタワーに寄って、1枚。

さぁ、どこで見よう・・・欠け始めたからもう悩んでられないが・・・・・・
そんな時に限って、なかなか車を停められる場所がない・・・!!
立て続けに信号に引っかかる・・・・・!!
やばい~、皆既になってしまう!!!

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なんとか、皆既が始まる前に、田んぼの真ん中にやってきました。
もう少しで完全に欠けそうです。

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このくらいになると、もう肉眼でも赤い月が見えてきました。

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そして、皆既月食です。

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野球場の照明が強力すぎる~~~
サッカー場は、日本代表が新潟に来ている関係で青色でライトアップされています。

なんとか月が赤いのはわかるでしょうか?

野球場の照明が気になるので、やっぱり場所を変えることに。
で、ぐるっと新潟市街地を1周して、関屋分水の展望台に着きました。

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ちょうど、ひとり分スペースが空いていたので、立ち並ぶ三脚の列に混ぜてもらいました。
みなさん、立派なカメラが三脚の上に鎮座していますが、
俺の三脚の上にはNEX-5T。

手前の松林がなければ、ここも日和山の展望台に負けない、
新潟市街地の撮影スポットだと思うんですけどね。
町並みが分断されてしまうんですよね。

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赤い月の左側がまぶしく光りはじめました。
皆既が終わったようです。

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ああ、月面って球体なんだなーと思った。
もしくは地球の影が丸いのかもしれませんが。

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ここまで明るくなると、もうほとんど赤い月は見えません。

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この先は、明るい方に露出を合わせます。

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あとちょっとで天体ショーの終わりです。

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そして、いつもの満月が戻ってきました。

月と太陽の間に地球が入って、月が見えなくなるのかと思いきや、
赤い月が見える、というのは面白いですよねぇ。
でも、皆既が始まって、赤い月が見えた時よりもむしろ、
うわー!月が欠けてるーー!!っていう欠け始めのほうがテンションは上がりましたが。


そういえば、前の皆既月食は、光のページェントを見に行った仙台で、
イルミネーションが消灯された後、ずっと空にレンズを向けてたなぁって思い出しました。
当時のブログを開いてみたら、あまりの寒さに皆既始めで撮影やめてましたね。
で、「次は3年後、らしい」で締めていました。
3年後の月食見たぞー、3年前の俺~

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】
【NEX-5T】+【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】


タグ:新潟の夜景

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