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別所温泉を歩く [旅行記]

北向観音を参拝したあと、まだまだ時間があったので、
別所温泉を散策することにしました。

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古くからの温泉街ということで、狭い敷地に高いホテルがたくさん立っています。

どれかに1度入ったことがあるが、夜に着いた上に、
まだ上田で右も左もわからない頃だったので、さっぱり見当がつかない。

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3カ所の外湯めぐりもできます。
以前は100円だった気がしたが、増税からか値上げになってましたね。
安いので、上田の方面へ旅行に来た時などいまだに重宝してます。

ここは真田幸村の隠し湯と言われるところです。
3つの内、ここしか俺は入ったことがありません。

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別所神社へ。
ここも、学生時代から好きなところです。

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能舞台と、左に写っているのが神社の本殿。

能舞台の壁には窓が開いていて、そこからも塩田平を展望できるのですが、
昔から誰もいないところなのに、珍しく先客が。
しかも若者。

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神社の境内には、森の中に小さな神社もあります。

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温泉を利用した、共同の洗い場だそうです。
よく歩いた道沿いなのに、今回まで気が付かなかったなぁ。

普通に民家の小屋みたいなところなので、覗かなかったのかもしれないけど。

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通りの先には、上田市の市街地が見下ろせます。

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別所温泉駅に電車が入ってきました。

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昔からの古いのが来るかと期待しましたが、わりときれいげなのでしたね。
でも、これ学生時代に乗っていたのをラッピングしただけにも見えるなぁ。
にしても「自然と友達1号」ってなんだ?

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味のある表示は昔のままというか、この雰囲気をあえて残してるんですね。

今回は、時間があると言っても、さすがに別所線に乗ってブラブラという時間はないので、
この駅で折り返してまた出て行った電車を見送りました。
・・・・・・そういえば、上田~別所温泉をまるまる乗ったことってないな。
俺は別所温泉に来る時は、基本的に自転車でしたから。
路線バスのようなローカル私鉄ですが、
4年暮らしていたうち3年は、ほとんど乗らなかったんですよね。
4年目というか3年目の終わりくらいに自転車が盗難にあってから、
あと1年なのに自転車買うのにもったいないとなって、電車を利用するように。

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塩田平の風景、今でもすきだなぁ。

上田好きですが、移動手段が人力中心だったので、4年暮らしたといっても、
ごくごく狭い範囲で生活していました。
なので、上田好きですが、知らない土地もたくさんあるというか、
知らないところの方が多いハズ。

でも、テレビなんかで上田が映ると「お!上田だ!」と食い入るように見てしまいます。

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上田に着くまで忘れてた、
そういえばTeNYの「新潟一番!」のなかの「山人」コーナーで独鈷山が取り上げられた時に、
今度登りに行こうと思ったんだった。
また機会を見つけて行こうっと。
でも、独鈷山というと、熊のイメージが強くてなぁ・・・

まぁ、またいずれ。

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タグ:α7 II 長野県

福島潟 [新潟の風景]

潮風マラソンの翌日のことです。
前日の疲労抜きのために走りに行きたい気持ちがありつつも、
1週間後に団体戦を控えているので、痛めた腰を治さなくてはいけない。
幸い、酷使したわりに痛みは残らず、いい調子に思えるが、
ここで調子に乗って長引かせたことは・・・・・・多々ある。

ここはおとなしく、どこかに写真を撮りに行くか、と、
柏崎でカキツバタがコース上では見ごろになっていて、目を楽しませてくれたので、
じゃあ、新発田でも見に行くか、とネットで開花状況を調べたら、
菖蒲はまだまだのようで。・・・やっぱ違うんだね。
そういえば福島潟のFacebookページでカキツバタが咲いたって見たよなーと、
新潟市北区の福島潟に行ってきました。

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自然観察池の方に行くと、鬱蒼としておりました。
もう、こんなに青々としているんですね。
湿地の風景。
昔の新潟は、夏になるとこんな風景が延々と続いていたんだろうなぁ。

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水辺に出ると、なんか油っぽいものが浮かんでいる?
いや、虹が出ているのか?
と、見上げると、虹でもなく彩雲のようでした。

解説を読んでも、彩雲と環水平アークの差がよくわからなかった・・・・・・

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確か、夜から天気が崩れる予報だったので、しっかり傘かぶってます。

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肝心のカキツバタ発見。

しかし、菖蒲園などのように、観賞用に植えられているわけでないので、
写真、撮りにくいです。

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やっと近いところに見つけて、これがやっと。
まぁ、自然の姿ということで・・・・・

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サワオグルマは花が終わると、綿毛が出てくるんですね。

この綿毛と蜘蛛の巣の連続攻撃に萎えてきます。
鬱蒼とした遊歩道を歩いているだけで、見えにくい蜘蛛の巣にひっかかりまくり、
濃紺の服で歩いているもんだから、身体に絡みついた綿毛と蜘蛛の巣が目立つこと・・・

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もはや、名など調べる気もなし。

・・・調べろよ。

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久しぶりに行ったら、「潟来亭」の目の前を堤防のような道路が横切っていて驚きました。

前から、「ビュー福島潟」と「雁晴れ舎」の間くらいで、堤防工事をしているのは見ていましたが、
ちょっと来ない間に、こんなところにまで作ってしまったんですね。
景観が損なわれてしまったのは残念ですが、堤防も大事ですものね。

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真新しいので、緑を貫く舗装路が痛々しい風景に見えますが、
まぁ、そのうちに緑も繁殖して、次第に風景になじんでいくんでしょうね。

木もだいぶ伐採してしまったようで、あの辺りの並木も好きだったんですが、
元々、公園として人間が整備して作った風景ですから、
それが、別の理由で無くなったとしても、仕方ないのかもしれません。
むしろ、あんなところに並木がある方が不自然だったのかもしれませんし。


1時間程のウォーキングというか、散策で、柏崎の疲労抜きにしました。
っていうか、ビュー福島潟の年間利用権なくしたー!
どこにいってしまったのか・・・・・


 ・「お知らせ」・
今年もそろそろブログのお引越しの時期が近づいてきたようです。
残り使用量が100MBをきりました。

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【100mm F2.8 Macro】


タグ:α7 II

潮風マラソン [フォトラン]

柏崎市で開催された「第15回柏崎潮風マラソン」に参加してきました。

毎年、気になりつつも野辺山の100kmと同日開催になるので、出られなかったんですよね。
野辺山は昨年完走できたので、今年は柏崎に来てみることにしました。
今年2度目のフルマラソンです。

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「チームつるかめ」のRiёさんと現地入り。現地にて他のメンバーと合流。
今回は、フル3、ハーフ2の合計5名のつるかめランナーが走ります。

いい感じに快晴です。
暑そうな気がしますが、意外と海風が冷たくて、
スタート前は「寒い、寒い」言ってました。

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午前8時、フルの部スタートです。
目標タイム順に分かれて整列しましたが、今回は「制限時間以内」の前の方にいました。
ちなみに制限時間は5時間半です。

というのも、河岸段丘ウォークの時に「富士五湖の影響が出た」みたいに書きましたが、
歩いている時に、腰に痛みがあったんですよね。
それから、登山しても、日常生活上でも平気なんですが、どうも痛みがとれきらない・・・・・・
だから、今回はのんびりファンランだなー。と割り切って参加することにしたのです。

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潮風マラソンは沿道の応援がウリ。
さっそく、仮装の方が声援を送ってくれます。

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国道を横断するところで、地下道を渡ります。
反対側の鯨型のものが、地下道の入口になっています。

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そして、コースは山に向かっていきます。

ということで、登り坂になりますが、まだまだ序盤なので、
坂を坂とも思わず、淡々と進んでいきます。

お?意外と腰の調子もいいなぁ。
このまま、いいペースで行けるところまで走っちゃおうかな~~~

長ーい下り坂も、調子よく駆け下っていきます。
いいね、いいね~~~

と、思った矢先、刺すような痛みが右腰部に・・・・・・
痛!来た!!
ううう、そうか、大事大事にしてきたが、やはり完治はしていなかったのか・・・・・

やむなく、ここからはのんびり行くことにする。
いや、本来のんびり行くはずが、調子が良かったので、調子に乗りすぎました。
ううう、まだ10km過ぎたばかり、まだ30kmもあるじゃんよ・・・・・・
自業自得ですが。

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中学生男子がAKB風の姿で出迎えてくれる給水所。
スイマセン、何枚か撮りながら通過したんですが、どれもそれ風の子が写ってなかったです。

序盤の頃は、涼しかったこともあって、2つおきくらいで給水してました。
中盤からは、暑くなってきて、必ず1つは飲むようになりましたが。

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何かしら見えてくると、お、今度はなんだ?と楽しみになってきます。

チクチクとしつこく痛む腰。
痛いのは気のせい、痛いのなんて当たり前。
そう自分に言い聞かせます。
ウルトラ走っている途中でこんな痛みが来たら走るのやめるか?
やめないだろ?自問自答しながら走ります。
どうせ、長距離を走っているうちにどこか痛くなるんですから、
結局は、痛みとうまく折り合いをつけていくしかないんですよね。

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どこまで行ってものどかだなぁ・・・・・・

沿道の応援も賑やか。
「帰ってこいよ はやぶさII」なんて、軽トラの上に巨大な張りぼてが乗ってたりしました。
見た瞬間、「先越された!」と思った俺。
IIが帰ってくる年、俺もダンボールで帰ってくるからね(予告)

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「ようこそ佐水へ」の看板で、その地域は始まった。
「新妻と!」「早く」ふんふん「したいな」なにをだー!?
・・・・・・「農業を」ホッ

「嫁求む!」「大募集」「年齢経験不問」
看板の上には、載せると倫理規定に引っかかりそうな代物が・・・

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これはまぁ手振れしてるから大丈夫かな。・・・・・・たぶん。
ああ、そういう神様がおられるところだったんですね。
So-netさーん、神様ですからねー。縁起物ですからねー。

なぜか鳥居の前で、ずっと土下座している子供たち・・・・・
走りながら通過しているので、謝っているのか、お願いしているのかわからなかった。

この後も、「いいところだから嫁においで」みたいな看板が延々と続きました。
笑えたからいいけど、こういうアプローチで嫁が来るのか心配にはなった。
(あー、ハイ、俺が心配してい場合じゃないですね)

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坂の上から演歌が大音量で聞こえてくると思えば、
「演歌の坂道」「鳥羽二郎リサイタル」
その鳥羽二郎らしき人と、アンパンマンの手作り着ぐるみ。

そんなのを見ているうちに、気がまぎれて坂が登れてしまう恐ろしい大会だ。

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トンネルコンサートあり。

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どこまでも、どこまでものどかな柏崎の道。

・・・・・・潮風・・・・・・

たらたら走っている俺とは違い、びゅんびゅん先行しているくまくまさんとすれ違う。
「救護所直行パターンだよー」
がんばれー、と見送ったものの、大丈夫かな・・・?(汗

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かかしも応援してくれています。

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うわーん、やっと着いた折り返し地点~~!!

この大会の折り返し地点は「鯨泉」というご当地サイダーのボトルになってます。
おいしいらしいけど、まだ飲んだことない。
・・・・・・何分、炭酸が苦手で・・・・
それでウルトラランナーが大好物とされるコーラもあまり飲まないです。

お、折り返しで2時間。たらたら走っている割にいいペースです。
ちょっと頑張ればサブ4(4時間以内完走)もみえるんじゃない??


しかし、折り返す前に見つけてしまいました。
この先に山菜汁。
サブ4よりも山菜汁。
看板を見つけて、よっしゃ!と心の中でガッツポーズをして近づいていくと、
反対車線から、「ごせん紅葉マラソン」の実行委員長さんが手を振っている。
なぬ。10km付近で追い抜いてきたのに、すぐ後ろにいたんですね。
追いつかれるか!?
でも山菜汁。

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その山菜汁。
おばちゃんたちも「ホラ!止まって食べていきなよ!!」と声援もヒートアップ。
コップの汁の方は底に山菜が沈んでいて、
見えている山菜は漬物になってます。
どちらもおいしくいただきました。

ごちそうさまでした!と、エイドを出ます。

しばらく行くと、この日初めて素顔でお会いしたつるかめメンバーのHさんとすれ違う。
(前に会った時、俺はイカをかぶっていたので)
「頑張ってー!」とエールを送る。

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復路の急坂その1。
「闘魂坂」と書かれていたので、そういう名前にしておきましょう。

ここまでくると、さすがに坂を坂とも思わずにというわけにもいきませんが、
そうだ!闘魂だ!!
と、せっせせっせと登ります。
今の俺のテーマは「メンタル」なんです。
富士五湖を走り、まだまだメンタルを強くしていかなくては!と思って。

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山菜汁はのんびり完食してきましたが、サブ4を諦めたわけではありませんでした。
幸い、腰の痛みも自制内になってきましたし。
諦めなければ、まだまだ可能性はある。
「メンタル!」です。
この日は、今年は参加しなかった野辺山の大会が開催されています。
あのコースを走っている人たちがいる。俺も負けてられないし、
去年、あれだけ頑張ったんだ、今年は場所は違うが最後まであきらめない。

気温が上がってきて、スポンジを受け取って頭の上で絞ると、
最高に気持ちがいい。
受け取るとまず頭の上で絞って、首を腕を拭いて、腰の痛むところに押し付けて。
そんな水もすぐに乾いてしまうんですけどね。

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このコース最大の難所。斜度はそんなにきつくないけど、
1kmも続く坂です。
「心臓破りの閻魔坂」という看板があったので、そう呼びましょうか。
行きは急な下りで、ガンガン駆け下れたのですが、
帰りはそういうわけにはいかない場所です。
サブ4、サブ4~~と根性出します。
途中で、富士五湖の参加賞Tシャツを着た人を見かけました。
根性で追い抜きます。
すまんな。あなたがどの部門に出たかは知らないけど、
今の俺は、そのTシャツを見かけたら負けたくないのだ。
「なんだ坂こんな坂」
という看板を見つけ、
そうだ、なんだ坂!こんな坂ー!と登る。
目指すはサブ4。


坂を登りきって、よし、ここからは海まで下りだ。と思ったら、
海からの向かい風。
しかも、ただの下りではなく、下ったり上ったり・・・・・・
時計が気になるが、いや、ここまで来たら時計は見ないで行こう。
タイムを見て気分を左右されるより、サブ4するんだという気持ちのまま行けたらいい。

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海沿いにようやく降りてきた。
あああ、身体が重い~~。
スタート直後、ここを走った時は、あっという間に海沿いを通過したと思ったが、
ここからが長い長い。
いわきでも、最後の2kmが長かったよなーと、思い出す。
あの時、「もうサブ4なんてしない」と誓ったのだが、
それを富士五湖のあと変えました。もうちょっと強くなるために。

最後の2kmくらいから、ラストスパートしたいなぁと思いながら来たが、
もう、絞り出して今のペースという感じ。
絞らなかったら走れない。
やっと、大会会場の「みなとまち海浜公園」に帰ってきた。

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レッドカーペット!

アナウンスが前を行くランナーのゼッケンを読み、紹介している。
俺はじゃあその次にゴール・・・と思ったのだが・・・・・・
あれ?
なんだか、前に、だんだん、追いついて・・・・・・
あー、彼に先にゴールテープを切ってもらった方がいいんだろうか?
葛藤しつつも、ペースを落とさないで、彼を追い抜き、
ゴールテープ奪ってしまいました。
アナウンスも「あれー?」って感じ。
いや、スイマセン。


タイムは4時間4分でした。
ということで、サブ4はならず。
でもまぁ、今の体調では上出来すぎる結果です。満足満足。

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ルートログ。同じ道をまるまる行って帰ってくるコースです。
帰りの「閻魔坂」がきついくらいですかねぇ。あとはどうにかなる。
潮風成分は地図参照。

仮装あり、踊りあり、歌あり、沿道の応援が本当に楽しい大会でした。
行きは「いってらっしゃーい!また帰ってきてね」って見送ってくれて、
折り返してくると「おかえり!来年もきてね」って見送ってくれます。
沿道からの声援がほとんどない富士五湖のあとだったこともあって、
(ウルトラの場合範囲が広すぎるのと、ずっと湖畔沿いだったからね)
声援がうれしくてうれしくて。
「おかえり」なんて言われて、ジーンときちゃいました。

それから、某STさんもボランティアお疲れ様でした。
幸い、ゴール後に駆け込むことにならずに良かったです。


「チームつるかめ」のメンバーも、それぞれに色々ありながらも、
皆、完走することができました。
来週はみんなでリレー頑張りましょう。

ということで、次は、チームつるかめ6回目のリレーマラソンです。
今年ははたして完走できるのか!?

【OLYMPUS TG-620】


あ、そうそう、今回の大会でゲストランナーに、ブロガーの方がいましたが、
私ではございません。一応書いておきます。

飯盛山 [山歩]

野辺山高原に来ると、必ず「日本の分水嶺」平沢峠に立ち寄るのですが、
そこに「飯盛山(めしもりやま)」の登山口があります。

野辺山高原の観光案内にも載っていて、ちょっとしたハイキング程度の登山で、
八ヶ岳はもちろん富士山まで見える見晴らしの良さが紹介されています。
しかし、これまで超長距離マラソンの時にしかきたことがなかったので、
大会前に登るわけにもいかず、大会後は登る気力はなく、
これまで断念してきたのです。

しかし、前回書いた通りあいにくの空模様。
しかも昼から雨が降るという天気予報です。
平沢峠の駐車場に来たものの、どうしようか・・・眺望もなさそうだし・・・・・・
と、今回も見送りを考えたんですが、
よし、せっかくだから登ろう。雨が降ったらトレランで引き返せばいい。

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というわけで、平沢峠登山口から飯盛山に登頂開始です。
もちろんバックパックに雨具を入れました。
というか、肌寒くて上は着て登ることにしました。

ごはんを盛った様な形をしているから飯盛山。
とは聞くものの、野辺山高原から見ても、それらしき山は見えないんですよね。

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結構ゴツゴツした登山道です。

こんな山が長年の風雪にさらされると「しし岩」のように岩だけ残るのかもしれませんね。

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しかも、結構な登りで・・・・・・
お気軽ハイキングにしてはちょっと傾斜きつくないですかー!?
やっぱりウルトラ前には来なくて正解だったわ。

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緑に癒されます。いい森林浴ですね。

なんて癒されながら登っていると、ポツポツとあたるものが。
あらら、予報より早く降ってきてしまいました。
まだ気になるほどの雨ではないので、進むことにします。

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登山道からみた野辺山高原。
高原野菜の産地だけあって、ほぼ農場です。

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最初こそきつかったものの、尾根に出てからは、ほぼ平坦になりました。

風景もちょっと変わりましたね。
これが晴天なら気持ちのいい尾根道なんでしょうね。

坂の先の平なところに出て、お!ここが山頂なのか?標識を確認。
「平沢山 1653m」
おおう、飯盛山の標識をたどってきたのに、聞いたこともない山の山頂にでました。
思わず「どこだよっ!?」と誰もいない山頂で、標識にツッこむ。

ということは通過だな、と平沢山山頂を通過して下ると、

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あれだ。あれが飯盛山に間違いない。
すぐにわかりました。
まさにご飯を盛った様な御姿。
の、禿山なのね。

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別方向からの登山道(たぶん清里駅)と合流すると、道はだいぶ整備された感じに。
で、見た感じ、このまま山頂まで歩道が整備されている様子ですね。

というより、この一帯、山と言うより牧場(放牧地?)になっているようで、
家畜が侵入しないように、柵がされたりしています。
山を登ってきたハズが、なんか牧場に出てしまった感。
俺が行った時は、動物の姿は見えませんでしたけど。

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飯盛山山頂に立つ。1643m。

後から来たグループが、「俺撮りますよ」「いや、いいよ俺が」などと、
決まらなさそうな譲り合いをしていたので、思わず「撮りましょうか?」と声をかけてしまいました。
彼らが山頂から降りるのを待って、俺はセルフで。
赤外線リモコンがまた使えず。(電池が減ってんのかな?)
WiFi接続でスマホからシャッター切ってみました。

標高1643m。とはいうものの平沢峠の駐車場の標高が1450mですから、
200mも登らないですね。きついのは最初だけ。
たしかにハイキングにはちょうどいいかも。

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登ってきた道を振り返る。
こっち方向に八ヶ岳だと思いますが、すっかり隠れてしまいました。

俺が写真を撮ったグループは、雨の中、食事をしているようです。
俺もパン持ってきてたけど、雨だし、腹がすくほど動かなかったので、
結局食べませんでした。

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晴れていれば、こちら方向に富士山が見えると思います。
まぁ、この日は見えそうな気配すらなかったですね。

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雲より高いところにいる高度感は味わえましたが。

眺めがいい山なのに、一番いいところは楽しめなかったですね~
また、様々な花も咲く山のようなのですが、時期が6月くらいからみたいで、
こちらも楽しめず。

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足元の小さな花は見つけましたけどね。

このまま山頂にいても、ずぶ濡れになるだけだ・・・・・・
と、写真を撮ったら、休みもなく下山開始。

雨が降っているのに、下山中にはたくさんの登山者とすれ違いました。
人気あるんですね飯盛山。

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平沢峠の駐車場に降りてきて、スマホで雨のレーダーを見たら、
見事に八ヶ岳からこっちだけ降ってる状況に笑えました。

このあと徐々に雨雲は抜けていき晴れるようでしたが、
まさかもう1回登りに行くって気にもなれませんし、
翌日仕事なのに、昼まで長野県と山梨県の県境でのんびりしてていいのか??
って状況だったので、温泉入って帰ることにしました。


今回はとりあえず登ってきたって感じでしたが、
また機会をつくって、今度は天気のいい時に登りに行きたいですね。
まだまだ俺の野辺山通いは続きそうです。

余談ですが、「飯盛山に来た」といったら、会津若松にある「飯盛山(いいもりやま)」
と勘違いされまくりでした。
まぁ、あれだよね。おおざっぱにいえば、どの山も「飯を盛った様」だよね・・・・・・

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】(記念撮影用)


タグ:長野県 α7 II

野辺山高原 [旅行記]

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上田市をあとにして、長野県南牧村まで来ました。
野辺山高原です。
近年、ここで開催される100kmマラソンに参加してきましたが、
今年は、別の大会に出たかったりしたため、エントリーしませんでした。
しかし、ずっと行きたいなぁ、行きたいなぁと、思っていたんですよね。
あの過酷な大会を2度経験していながら、やっぱりまた行きたいと思えるのが、
不思議な魅力です。
そこで、ただの2連休だったのですが、どうせ長野に行くなら・・・と、
思い切って野辺山高原まで足を伸ばすことにしたのです。
今回は、完全に観光ですが。

野辺山高原で星空撮影だー!と、気合入れて行ったものの、
夕方から予報通りに雲が出てきてしまいました。

外灯なんて1つもない平沢峠の駐車場。
シャッターをきってからの露光時間、明かりも付けられず、
真っ暗闇にひとり。

雲が出てきたので、早々に諦めました。
他の場所でもトライしてみたんですが、さらに雲が増えてしまって。

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翌朝。生憎と雲が広がったままの空でした。

舗装路から牧場の砂利道に入るところ。
普段は、ここから先は牧場関係者しか入れないようで、今回はここまで。
去年はこの先でコケたんだよなー。
スタートしてわずか10kmで、擦り傷、切り傷、打撲で、あと90kmなんて無理だと思った。

2回も出ていながら、あまり登りだと意識してなかったけど、
スタートから10kmほとんど登りなんですね。
このあたりまで結構な人波に流されている状況が続くので、あまり意識してなかった。
過去2年、よく晴れたおかげで、八ヶ岳がきれいに見えて、それで気持ちも良かったし。

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まぁ、当然ですが、富士山も見えませんね。

ちょうど真正面くらいに見えると思うんですが。

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夜空を撮った平沢峠の駐車場に再び。
八ヶ岳に雲がかかりはじめました。

2年も通いながら知りませんでしたが、八ヶ岳という山はないのだそうで。
それぞれが名前のある山で、総称して八ヶ岳みたいです。
「八ヶ岳に行ってきた」というと、「八ヶ岳のどこの山?」と聞かれるらしい。

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獅子岩の上から国立天文台野辺山宇宙電波観測所。
ここもまた行きたかったんですが、屋外から望遠鏡を見られるだけなので、
天気も悪いしやめました。

今回は、ここから飯盛山(めしもりやま)へ行ってきました。

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飯盛山を降りてからは、「八峰の湯(ヤッホーのゆ」へ。

今回の野辺山高原行きで、目的にしていたことが3つあります。
・星空を撮る。
 (一応、撮るには撮ったケドねぇ。また来よう)
・飯盛山に登る。
 (毎年、気になっていた野辺山高原から登れる低山。登りました。
 詳細は後日)
・大会でランナーに開放されている3つの温泉のうち1つに行く。

ということで、稲子湯や滝見の湯だと、だいぶ奥まで行かないといけないので、
今回は42kmの部のゴール地点である「八峰の湯」に来てみました。
俺の走力ではウルトラマラソンの途中に温泉に入るなんてできないので、
これまで横目で見つつスルーだったんですよね。
今後も温泉に寄る余力はないと思うので、純粋に観光に来た今回、どっか寄ろうと。

去年は、ここでトランジットの袋を受け取り、足がイテーなぁと思いながら、
笑顔でゴールしていく42kmのランナーを見ながら靴下履き替えていたよなぁ。
俺のゴールはまだまだ先だな・・・と思いながら、いつもここを出ます。

曇っていますが、八ヶ岳の山々が良く見えて、気持ちのいい温泉でした。
カレーも食べて、満足満足。


だいぶ、雲に覆われてしまいましたが、八峰の湯からちょっと下ったあたりから八ヶ岳。
あの山を登るわけではありませんが、その中腹を30kmに渡って林道を走ってくるんですよね。
客観的に見ると、やっぱりスゴイ大会ですよね。
自分がやっていることって、とんでもないことなんだな・・・と思えます。
我ながらよくやるなぁ。
しかもこの林道ではまだ半分で、この後もきついアップダウンが最後まで続くという。

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さて今週末。というか明日、第21回大会スタートですね。
それぞれのランナーがベストをつくし、多くのランナーが、最後にここを駆けあがって、
ゴールテープをきれるよう、今年は新潟県柏崎市からお祈りさせていただきます。
今年も天気が良さそうですね。
富士山見えるでしょうか?暑くなりそうでしょうか?

最後の1分1秒までお互い諦めないで頑張りましょう!
俺は明日はフルマラソンだけどね。

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北向観音 [旅行記]

長野県上田市の別所温泉にやってきました。
温泉に入りに来たわけではありません。
ここに「北向観音」という観音様がいるのです。

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半月前に善光寺の御開帳に来た際に書きましたが、
善光寺だけをお詣りして、北向観音に来ないと「片詣り」になる。
と、言われています。

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門前はすっかり寂れてしまいましたね。
わずかに土産屋と、蕎麦屋があるのみ。
「北向観音」は「厄除観音」として伝えられていて、
周辺のお土産屋さんでは「厄除まんじゅう」が売られています。

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「北向観音」です。
お堂の入口が北に向いていることから、北向観音です。
なぜ、北を向いているかというと、
善光寺の観音様と、ちょうど向かい合うようになっているんです。
それで、片方だけしか行かないと「片詣り」になるなんて言われるんですね。

どれだけ一般的な話なのかはわかりませんが、
上田に住んでいた時のアパートの大家さんが、
「昔は正月になると、北向観音に行って、それから善光寺まで歩いて2年詣りに行った」
のだそうです。
上田市から長野市まで40km。
それぞれの観音様まで入れたらたぶん50kmになるかも。
「帰りは電車で帰ってくる」と大家さんは言っていましたが、
それでもなかなかな距離ですよね。

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北向観音からの上田市街地方面。

このブログを長年読んでいる方はご存じかもしれませんが、
上田市は学生時代に4年間暮らした町で、いまでも「こころのふるさと」と思っている場所です。
当時は、気が向くと、自転車で北向観音まで来て、ここから景色を眺めるのが好きでした。

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北向観音境内。

古くからの信仰の場所ではありますが、善光寺のように広くはありません。

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それでもこんな立派な(?)お堂や。
(入れるんだっけここ?)

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「不動堂」なんてのもあります。

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映画で使われたというか、ここが舞台だったのか、
ある年代以上の人にはたまらんらしい「愛染かつら」の木。

俺は世代的に、その話には「ふ~ん」って感じですが、
立派な大木です。

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何度も来ていながら、今まで知らなかったけど、
ここって温泉がひかれてるんですね。
いつから?以前から??
しっかり「温泉成分表」まで掲示されていました。

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境内の下は立派な石垣。
かつての繁栄がうかがい知れますね。

善光寺のようなデカいお寺と比べると、
相対しているわりに、こじんまりとしてるなって感じもありますが、
ここの雰囲気、昔から好きなんですよね。
上田にくるたびに、ふらっと立ち寄る場所です。


これで善光寺と北向観音どちらも参拝できました。
これで御開帳参拝は完了ですね。

このあと別所温泉をちょっと歩き回ったのですが、
その話はまたいずれ。

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善光寺御開帳 [旅行記]

長野県長野市にある善光寺の7年に1度という御開帳に行ってきました。

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・・・・・・デジャブ?
いいえ、2度目です。

いや、前回は富士五湖に行く途中に、休憩ついでに立ち寄ったので、
なんだか「ついで詣り」では申し訳ないと思って・・・・・・
信心深くないのに、ヘンなところで律儀な俺です。

ほら、前回の記事でもまたゆっくり見物に来ようって書いたでしょ?

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それにしたって2回も来るか?という気もしますが。

今年、善光寺の御開帳があると知った時、あれから7年も経ったのか、
この7年、なにもない7年だったなぁ・・・と思いました。
でも、なにがあったろう?と色々思い出すように努めると、
この7年は、実に充実した7年だったと思うことができました。
何もないなんてとんでもなかったです。大忙しでした。
色々なことに挑戦し、たくさんの人と出会ってきた7年です。
それが善光寺のおかげだなんて言いませんが、
1つの区切りとして、しっかり見てくるのもいいかなーと思いまして。

先日来た時には時間の関係でできなかった、内陣参拝をし、

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これまで何度も来ていながら、一度も入ったことがなかった、
「お戒壇巡り」にも行ってみました。

幸い、ちょうどタイミングよく「30分待ち」あたりで並ぶことができました。
この日は「60分」の看板より長いこともありましたから、ラッキーでしたね。

話しには聞いていましたが、本当に真っ暗なんですね。
目が慣れてくればちょっとくらい。と思っていたんですが、
列に並んでいても一向に暗闇に目が慣れてこない。
加えて、前が女性だったので、手探りで進んで前に出すぎると、
失礼があってはいけない・・・と、物音に耳を澄ませ、
壁から手を離さないでと言われた右手で探りながら、そろりそろりと前進。
無事に、極楽の入口にかかっているという錠前に触ることができましたが、
思っていたのとだいぶ形状が違うので、ホントにアレだったのか?
という感じはぬぐえないですが。

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回向柱から延びる綱は、本堂の中で7年ぶりに公開されている、
前立本尊の右手に結ばれています。

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願いの痕。

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本堂シリーズ(?)を巡り終わったので、境内の散策に。

俺としては、善光寺に来たら「みそソフトクリーム」なのは、学生時代から変わりません。
この日も天気が良かったので、ソフトクリームはさっぱりできておいしかったです。

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釈迦堂。
そういえば、本堂以外にも回向柱が立っているんだよなー。
とタッチ。

まぁ、釈迦堂は見なくてもいいか・・・・・・と、踵を返したら、
ツアーのガイドの人が、ここのお釈迦様は寝ているんです。と。

え?そうなん?と、ツアー客に紛れて涅槃仏を見てきました。
たしかに寝ておりました。

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こちらは不動明王。
回向柱タッチ。
・・・・・・このとりあえずタッチしとけ感が、信心の浅さ加減を物語っている・・・・・・

中では、太鼓の音が響き、パチパチと盛大に炎が上がっていました。
おおう、さすが不動明王って感じだ。

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改めて見ると、善光寺の境内って色々あるんですね。
今までこうして見たことなかったっけ??

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退屈そうです。

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仏足跡。

仏様、足でかいです。
これからもたくさん走れるように、たくさん撫でまわしておきました。


早目に着いたのもありますが、思ったより時間が余りました。
ちょうど、その時目についた張り紙が。
山の中腹に見える赤い建物。
よし、ついでにあそこまで行ってみるか。

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ということで「雲上殿」に来てみました。
結構な坂の上で、若い女性ランナーが汗だくになって坂を登っていました。

ここはどんな建物なんだろう?
先に入ったカップルに続いて建物の中に。お香の香り・・・・・・
ふと見ると「ここにお骨を置いて受付を済ませてください」の看板。
その一言で、俺は場違いなところに来てしまった、とくるり反転して建物を出ました。

えっと、いわゆる「納骨堂」だったようで・・・
見物に来るような場所ではなかったようですね。

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でも、雲上殿の敷地から見下ろせる善光寺平は、
とても見晴らしが良くて気持ちよかったです。

ここから夜景を見るのも良さそうですが、
背後に巨大な納骨堂があると思うと、落ち着かないなきっと。


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NightRunner 7 [フォトラン]

今年も「光の響演」が開催されました。
駐車場、混んでるんだろうなー
・・・・・・じゃあ走って行けばいいか。
ということで、今年は「NightRunner」シリーズとしてご紹介。

最初はでかいカメラも持って行こうと思って、バックパックに入れたのですが、
あまりにも背中でゴツゴツするので、諦めました。

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萬代橋が見えてきました。
お!今回は下流側だけではなく、上流側にもLEDが設置されたんですね。

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ド派手萬代橋ふたたび。
前に見た時は、まさかまたやるとは思わなかったなー。

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下流側にもしっかりLEDが設置されていました。

ゆっくり見ていたいところですが、先のスケジュールもあるものですから、
走りながら見て通過です。

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ミラーボールがあったり、

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今回も、「みなとさがん」には様々な趣向を凝らした光がありました。

とても見物客でにぎわっているのですが、
その横をランナーが、ものすごいスピードで駆け抜けていきます。
歩いている人の横を通る時は減速しましょうよ。
やすらぎ堤はランナーのものじゃないんだから。
イベントの時に限らずいつも思いますが。

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なぜか巨大キノコ出現。
しかも「クサマヤヨイ」仕様です。
本人とは関係ないと思いますが。

可愛いのか、毒々しいのか・・・・・・
でも、カップルが楽しそうに写真を撮っている様子を見ると。
かわいいんでしょう。

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そして、今回も「みなとぴあ」ではプロジェクションマッピングが開催。

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これで3回目の開催ですね。

ということで、過去2作(修正も入っているよう)に加えて、新作が上映されていました。

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建物が動いているように見える。
というのがプロジェクションマッピングの第1段階だったと思いますが、
3作目となると、大きな1枚絵が多くて、
建物の造形を活かした感じは減った気がします。
そうなると、でかい壁ならここでなくてもどこでもいい気もします。

きれいはきれいなんだけどね。
一番らしかったのは初代かな。同じ建物で3回もやれば、ネタもなくなるんでしょうけど。


走りながら、あちこち撮ろうと思っていたのですが、
ここでプロジェクションマッピングをしっかり3パターン見ているうちに、
気がつけば終了間際・・・・・・
結局、ほぼ1回素通りしただけで、終了してしまいました。
ううう。


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ココからは余談といえば余談です。
やすらぎ堤に向かって走ってくると、
水門のところでヘッドライトを付けたランナーの一団を見かけました。
どっかのランニングチームかなーと、見送ったのですが、
あれ?よく見るとゼッケンが付いてる!?

それで気が付きました。
「川の道フットレース」だ!
東京の荒川河口から、荒川源流まで行き、そこから山を越え長野県に入り、
今度は千曲川源流から、新潟県に入って信濃川に名前を変えた川にそって走り、
日本海へ至る。太平洋と日本海を川で繋ぐウルトラマラソン。
最長の部門で540km。(ぶっ通しではなく、その日に走る区間が決まっている様子)
ゴールデンウィーク後半になると、国道をヘロヘロになって走っているランナーを見ます。

やー、すごい人たちを見てしまったなぁ・・・と思いながら、プロジェクションマッピングを見に行きました。
水門まで戻ってきて、川の道のコースをたどって帰ってみようかな、
途中でランナーに合ったら声かけてみようっと思ったら、

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足元に矢印。
これは、川の道の道だ!!
ふたたび鳥肌の立つ思いがしました。
こうして矢印という形で目の前に現れると、現実味が違いますね。
俺は今、川の道のコースに立っている。
普段、たまに走っている場所ですけど、なんだか矢印のおかげで、
そこは特別な場所になった気がしました。

知らない人が見ればただの矢印。
しかし俺にとってはまるでパワースポットでした。
地図だけ持たされて走っているのかと思っていたけど、
しっかり、こうして矢印まで書いてもらえるんですね。

矢印をたどって、ゴールの「ホンマ健康ランド」の角まで、パワーチャージさせていただきました。
(川の道は信濃川左岸を関屋分水河口で日本海に出たあと、
 関屋分水を戻りホンマ健康ランドがゴールです)


パワーをもらったので、その勢いで次の100kmマラソンにエントリーしちゃいました。
全画面キャプチャ 20150513 224042.jpg

(大会HPより拝借)
まだ詳細は伏せておきますが、9月にここを走ります。
バレバレですが。

やー、高低差図がすばらしいですねー。
どうなっちゃうんでしょう。ワクワクしますね。

よし、次の目標が決まった。
決まったら、あとは走るだけだ。

【Cyber-shot DSC-RX100M2】


角田山に登ろう [山歩]

ゴールデンウィークに、ランニングチーム「チームつるかめ」のメンバー数人で、
角田山に登ってきました。

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今回は、海抜0メートルから登れる「灯台コース」で登ります。

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まずは灯台までの階段。

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俺は写真を撮りながらなので、最後尾からのんびり歩いていたのですが、
みんなが行った後、ふと横を見ると・・・・・・
至近距離に猛禽類。(なんでしょ?鳶ではないですよね。
あっと思って、みんなを呼ぼうと思うも、ここで大声を出したら逃げられてしまう、と、
最大望遠で静かに撮影。
標準ズームしか持ってなかったので遠いですが。

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灯台コースは、たくさんある角田山の登山道の中でも、
もっとも難易度が高いと思われるコース。
とても里山の登山道には見えない景色です。

下ってくる時ですが、登ってきたカップルに「あそこが山頂ですか?」
と聞かれました。
いえ、山頂はあの向こうの(平らな)方です。と教えてあげると、
絶句しておりました。
山登り、というと登って行けば山頂だと思うと思いますが、
灯台コースは、山頂へ行くまでにいくつもの峰を越えていくのです。

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初めて来た頃は、クライミングのように感じた岩場。

前にも「つるかめ」で来たことがあって、その時は大型のザックを預かり、
その重さにフラフラしながら登ったもんですが、
今回は、ほぼ同じ重量を背負っていると思いますが、
なんの苦も無く登れるところに、自分の脚力の成長を実感します。

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難所を越えると、気持ちのいい緑のトンネルです。

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無事に山頂に登頂しました。(写真借りました)
いつも元気なEROさんが、まったく元気がなくてヘロヘロだったりしましたが。

山頂に着いたら、さっそく山ごはんの用意です。

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いえーい、ピザ焼くぜー。

焼く前のピザ記念撮影。
なんと、山でピザを焼きます。
このために準備したうえに、フライパンを2つも背負ってきてくれたつゆさんに感謝。

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こねる復活したオンナ。

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ピザは3枚焼きました。
山でピザもおいしいですねぇ。

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木陰での楽しいひと時。

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山ごはんの後は、見晴らしのいい観音堂に向かいます。
やっぱり、眺めのいいところは行かなくっちゃ。

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そういえば今年は、水浸し新潟平野を見に行かなくちゃ!!って、
思っている間もなかったなぁ・・・と、眼下の新潟市を見て思う。
今月に入って、やっとゆっくりしている気がします。

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セルフタイマーをセットしてジャンプ!

赤外線リモコンも持って行ったのですが、天気が良すぎるのか全然反応せず、
しかたなく10秒セルフタイマーに合わせて。
・・・結局、無線よりセルフタイマーが確実なんだよね。

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おもしろかったので失敗ジャンプも公開しちゃいましょう。
納得の1枚が撮れるまで、計5回のジャンプでした。

しかし、5枚とも飛んでいるタイミングで写っていない会長・・・・・・

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下山開始です。

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岩場も足元に注意して。

トレイルランに目覚めたきら子さんが、登りもそうでしたが、
どんどん先行していきます。
これには驚きました。トレランのおかげできら子さんもずいぶんたくましくなったんですね。
これなら今年のリレーマラソンは安心して複数回お任せできそうです。

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山越え、山越え。
角田山に登るまでに、いったいいくつの山を越えるんでしょうね。
数えたことないですが。

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眼下に灯台が見えてきました。

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灯台からは、駐車場の反対側へ下りてきました。
こちらに来るのは俺も数年ぶりです。

源義経が追っ手を逃れるため、舟を隠したという伝説の場所です。

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その時にあったという洞窟を抜けて駐車場へ。
900年ぐらい前からあったということになりますね。

今となっては、こんなに目立つ場所にあるトンネルに隠れられるのか?と思いますが、
昔は、今より海面が高かったとかあるのかもしれませんね。
ま、伝説ですからね。

今回の「つるかめ」登山隊は、伝説に残りそうな出来事は起こりませんでしたが、
久しぶりに大勢で登山をして、のんびり楽しかったです。
またみんなで山行きましょうね。

また、この時の様子は動画にしてYouTubeで公開しています。
合わせてお楽しみください。6分ほどの動画になっています。
https://www.youtube.com/watch?v=W3ln3pBtSDg

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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信濃川河岸段丘ウォーク [フォトラン]

毎年4月29日に開催される「信濃川河岸段丘ウォーク」に参加してきました。
第28回大会となる今年、ひっそりとリニューアルしたようで、
何種類もあったコースと距離が再編されたようです。
「津南50km」「川西25km」「津南23km」「中里15km」「小千谷12km」の
5コースに。スタート時間や、スタート場所、ゴール場所まで違うのは相変わらずですが。
俺が出てきたのは、もちろん「津南50km」です。
これで5回目の50kmウォークになります。


去年は、早目にいってバスが来るまで寝ていたのですが、
今年は、自宅で休んでからバスに乗る小千谷に向かったら・・・・・・
あやうくバスに乗り遅れるところでした。
ゴール後の送迎バスが限られているので、乗り遅れると大変なことになるんです。
ああ、思い出す。初めて参加した時の悲劇・・・・・・

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今年は、何度も小千谷に来ていたのにもかかわらず、エントリーするのを忘れていて、
当日エントリーにしました。参加費が500円増になってしまいますが。

ラジオ体操をし、スタートテープが張られました。
おおお!?今年は長い!

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午前6時30分、津南町のJR飯山線津南駅をスタートです。
ここから小千谷市の小千谷サンプラザを目指します。制限時間11時間。

毎年、走ったり歩いたり色々しているんですが、
今年は昨年と同じく、完全ウォークで行くことにしました。
なぜかといえば、この1週間ちょっと前があの「チャレンジ富士五湖」だったのです。
体力はもどったものの、どこかにダメージが残っているかもしれませんし。
ちなみに昨年は、佐渡でのフルマラソンの2日後で筋肉痛を抱えたままのスタートでしたから、
去年より、スタート時の体調でいえばかなり良い状態です。

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今年も気持ちよく晴れ渡りました。
思えば、初めて参加した年だけ雨の中のウォークでしたが、
それ以降は晴れていると思います。
おかげで富士五湖では、ほとんど日焼けしなかったのに、
ここでバッチリ日焼けしそうです。

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今年も、ちょうど新緑萌える時期になりました。
残念ながら、桜はほとんど終わっていましたが。

スタートして5kmほどで、スタッフの帽子をかぶったおじいさんに追い抜かれました。
振り返ると誰もいません。
・・・・・・どうやら俺が最後尾のようです。
今年もみんなペース速いなぁ。
まぁ、俺の場合50kmならずっと同じペースで、どこか痛むことなく歩けますから、
そのうちみんなごぼう抜きさ、と、写真を撮りながら気楽に歩きます。
別に順位が出る大会でもありませんし、
いっそ、最下位でもそれはそれでネタになりますし。

全部歩きと決めてきたので、今年はGPSもなくペースもわかりません。
前を小学生の一団がにぎやかに歩いています。

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お地蔵さん、今年も来ましたよ。
この冬は雪多くて大変でしたね。

毎年恒例ですが、貝野小学校でトイレ休憩。
先の小学生の一団を引率している先生と思われる方に、トイレで声をかけられる。
「このペースで行って間に合いますか?」と。
先生の中では、ちょっとゆっくりすぎると思っていたようです。
大丈夫ですよ。去年、このペースで9時間半でゴールしましたんで。
「え?そうなんですか?」
先生、不思議そう。そう、俺も不思議です。単純計算よりも速くなるんです。
ただ、最後に山があるのでそこで時間かかるかもしれませんよ。
と伝えておきました。小学生には40km歩いてからの山本山はきついでしょうねぇ。

トイレ休憩などで、休んでいる人を追い抜いて、
俺は淡々と同じペースで進みます。たまに給水できるポイントもありますが、
ほとんど休まずに再出発。

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さすがに5年続けていますと、もう何度も見慣れた風景になってきました。
それでも毎年、気持ちよく歩くことができます。

スタートから3時間半で約20km地点に到着。
まぁ、たぶんそんなもんでいいでしょう。たぶん。

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十日町市内を歩き、信濃川の堤防を歩きます。
この辺、なんもなくて毎年退屈なエリア。
今年は桜も散ってしまっていたし。

妻有大橋を渡ると、前に「川西坂」と呼んでいる旧 川西町へ上がる坂が待ち構えています。
まぁ、今回はウォーキングなので、長かろうが苦労はありません。

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この大会最大のお楽しみ(?)トン汁がいただける千手中央コミュニティセンターに到着。
なんと、今年は七味が用意されていました。
・・・・・・今年も自前で持ってきていたんですけどね・・・・・・

トン汁で補給し、再出発。
さてそろそろ「中間地点」の標識があるハズだけどなぁ・・・・・・
なかなか標識が見つからない。
毎年だいたい同じところに立っているのですが、今年はそこにない。
ん?今年はもっと先なのか??
毎年微妙に違うのがなんとも言えないところ。
時計を見ると25kmで5時間半が経過。
単純に倍でギリギリ11時間。
あれ?やばい!?
半分どこだー!?とちょっとペースを上げて進む。

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毎年おなじみ、水仙が行列でお出迎え。

なにげに楽しみにしています。

今回は完全ウォークと決めていたので、マラソン用のカメラではなく、
NEX-5Tにネックストラップを付けて、首からさげ、
右手にとある白い筒を持っていました。
筒の正体はまた後日。

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桜も終わってしまいましたが、道端にはまだこうして雪が解け残っています。

それにしても「中間地点」の看板が見つかりません。

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そんなこんなしているうちに「30kmの壁」に到着しました。
(俺が勝手にそう呼んでいるだけです)
ということは、中間地点をもう5km過ぎていることになります。
この辺、何度も出ていて勝手がわかっている利点。
と、思われるでしょうが、実はこの大会はスタート前に地図がもらえ、
そこにある程度距離が書かれています。
ただ、俺がこれまで歩きながら地図を開いたことがないだけの話。

ということで残り20kmですから、最初の20kmが3時間半でしたから。
それと同じペースで行けば、十分に余裕を持ってゴールできることになります。
ほんの5km前では単純に倍でギリギリだったのに。
去年も確か同じ状態で、なんで?って思ったことがあります。
この5kmの区間になにかあるんでしょうか?
・・・・・・俺が計算できてないだけですね。ハイ。


ほっとして、またゆっくり歩きだす。
小千谷市に入り、真人住民センターで2杯目のトン汁をいただき、
まだまだ歩く歩く。

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残り10kmというところ、沿道の人と話していた参加者の方々を、
地元の参加者でお知り合いなのかなーと思いながら追い越すと、
「サイダーいりません?」と後ろから声をかけられました。
この辺りに住んでいるおじいさん、朝から大勢の人が歩いていくのを見ていて、
何か応援したいと思い、サイダーを振る舞ってくれていたのだそうです。
あっつかったので、冷たいサイダーがスッキリしておいしかったです。
おじいさんありがとうございました。

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残り10kmからは、いよいよ最大の難関、山本山です。
さすがに歩きでも息がきれます。

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それでも、沢山ポケットパークまで登ってくると、
その眺めの良さに疲れも吹っ飛び・・・はしませんけど、報われる気はします。

天気も良くて、見晴らしもいいけど、今年はちょっと遠景は白く霞んでいましたね。

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山本山を下って「JR小千谷発電所」ここは、この日だけ一般公開されていますが、
50kmの部では、さすがに歩いてくると公開時間に間に合いません。
(午前10時~午後3時)
前に走って来た時に見たので、もういいですけど。

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信濃川の段丘にある桜並木も、今年はほぼ緑一色でしたね。

初めてだと、誘導員がいても迷いそうなコースを、
歩いていきます。なにげにアップダウンがこの辺大きいんですよね。
初めての頃は堪えたなぁ。

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商店街に入っても、微妙に登りだし。

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小千谷サンプラザに到着。ゴール受付に行って、自分のゼッケン番号を申告したらゴールです。
今年の記録は9時間と36分でした。
昨年に引き続き、完全完歩です。
さすがに前の週のウルトラマラソンの影響はありましたが、無事にゴールまでこれて良かったです。
これで5回目の完歩となりました。

10回参加するとメダルがもらえると知り、それを目標に10年出ようと決めていたのですが、
この度のリニューアルからか、大会要項から「10回でメダル」の件がなくなっていました・・・
あれ?目標がなくなってしまった。
でも、まぁいいかなーと思います。どうせ10回達成しても、出続けるつもりでいましたし。
なんだか近年、ここは走るというより、ゆっくり歩くのがとても気持ちがいいので。
大会の雰囲気が好きなんですね。
制限時間はあるものの、急かされるような時間でもないので・・・・・・
あー、中間地点あたりでなんかひとりで焦ってますケド。

今後も事情が許す限り、毎年50kmウォークに参加したいと思います。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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