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信濃川河岸段丘ウォーク [フォトラン]

毎年4月29日に開催される「信濃川河岸段丘ウォーク」に参加してきました。
第28回大会となる今年、ひっそりとリニューアルしたようで、
何種類もあったコースと距離が再編されたようです。
「津南50km」「川西25km」「津南23km」「中里15km」「小千谷12km」の
5コースに。スタート時間や、スタート場所、ゴール場所まで違うのは相変わらずですが。
俺が出てきたのは、もちろん「津南50km」です。
これで5回目の50kmウォークになります。


去年は、早目にいってバスが来るまで寝ていたのですが、
今年は、自宅で休んでからバスに乗る小千谷に向かったら・・・・・・
あやうくバスに乗り遅れるところでした。
ゴール後の送迎バスが限られているので、乗り遅れると大変なことになるんです。
ああ、思い出す。初めて参加した時の悲劇・・・・・・

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今年は、何度も小千谷に来ていたのにもかかわらず、エントリーするのを忘れていて、
当日エントリーにしました。参加費が500円増になってしまいますが。

ラジオ体操をし、スタートテープが張られました。
おおお!?今年は長い!

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午前6時30分、津南町のJR飯山線津南駅をスタートです。
ここから小千谷市の小千谷サンプラザを目指します。制限時間11時間。

毎年、走ったり歩いたり色々しているんですが、
今年は昨年と同じく、完全ウォークで行くことにしました。
なぜかといえば、この1週間ちょっと前があの「チャレンジ富士五湖」だったのです。
体力はもどったものの、どこかにダメージが残っているかもしれませんし。
ちなみに昨年は、佐渡でのフルマラソンの2日後で筋肉痛を抱えたままのスタートでしたから、
去年より、スタート時の体調でいえばかなり良い状態です。

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今年も気持ちよく晴れ渡りました。
思えば、初めて参加した年だけ雨の中のウォークでしたが、
それ以降は晴れていると思います。
おかげで富士五湖では、ほとんど日焼けしなかったのに、
ここでバッチリ日焼けしそうです。

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今年も、ちょうど新緑萌える時期になりました。
残念ながら、桜はほとんど終わっていましたが。

スタートして5kmほどで、スタッフの帽子をかぶったおじいさんに追い抜かれました。
振り返ると誰もいません。
・・・・・・どうやら俺が最後尾のようです。
今年もみんなペース速いなぁ。
まぁ、俺の場合50kmならずっと同じペースで、どこか痛むことなく歩けますから、
そのうちみんなごぼう抜きさ、と、写真を撮りながら気楽に歩きます。
別に順位が出る大会でもありませんし、
いっそ、最下位でもそれはそれでネタになりますし。

全部歩きと決めてきたので、今年はGPSもなくペースもわかりません。
前を小学生の一団がにぎやかに歩いています。

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お地蔵さん、今年も来ましたよ。
この冬は雪多くて大変でしたね。

毎年恒例ですが、貝野小学校でトイレ休憩。
先の小学生の一団を引率している先生と思われる方に、トイレで声をかけられる。
「このペースで行って間に合いますか?」と。
先生の中では、ちょっとゆっくりすぎると思っていたようです。
大丈夫ですよ。去年、このペースで9時間半でゴールしましたんで。
「え?そうなんですか?」
先生、不思議そう。そう、俺も不思議です。単純計算よりも速くなるんです。
ただ、最後に山があるのでそこで時間かかるかもしれませんよ。
と伝えておきました。小学生には40km歩いてからの山本山はきついでしょうねぇ。

トイレ休憩などで、休んでいる人を追い抜いて、
俺は淡々と同じペースで進みます。たまに給水できるポイントもありますが、
ほとんど休まずに再出発。

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さすがに5年続けていますと、もう何度も見慣れた風景になってきました。
それでも毎年、気持ちよく歩くことができます。

スタートから3時間半で約20km地点に到着。
まぁ、たぶんそんなもんでいいでしょう。たぶん。

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十日町市内を歩き、信濃川の堤防を歩きます。
この辺、なんもなくて毎年退屈なエリア。
今年は桜も散ってしまっていたし。

妻有大橋を渡ると、前に「川西坂」と呼んでいる旧 川西町へ上がる坂が待ち構えています。
まぁ、今回はウォーキングなので、長かろうが苦労はありません。

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この大会最大のお楽しみ(?)トン汁がいただける千手中央コミュニティセンターに到着。
なんと、今年は七味が用意されていました。
・・・・・・今年も自前で持ってきていたんですけどね・・・・・・

トン汁で補給し、再出発。
さてそろそろ「中間地点」の標識があるハズだけどなぁ・・・・・・
なかなか標識が見つからない。
毎年だいたい同じところに立っているのですが、今年はそこにない。
ん?今年はもっと先なのか??
毎年微妙に違うのがなんとも言えないところ。
時計を見ると25kmで5時間半が経過。
単純に倍でギリギリ11時間。
あれ?やばい!?
半分どこだー!?とちょっとペースを上げて進む。

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毎年おなじみ、水仙が行列でお出迎え。

なにげに楽しみにしています。

今回は完全ウォークと決めていたので、マラソン用のカメラではなく、
NEX-5Tにネックストラップを付けて、首からさげ、
右手にとある白い筒を持っていました。
筒の正体はまた後日。

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桜も終わってしまいましたが、道端にはまだこうして雪が解け残っています。

それにしても「中間地点」の看板が見つかりません。

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そんなこんなしているうちに「30kmの壁」に到着しました。
(俺が勝手にそう呼んでいるだけです)
ということは、中間地点をもう5km過ぎていることになります。
この辺、何度も出ていて勝手がわかっている利点。
と、思われるでしょうが、実はこの大会はスタート前に地図がもらえ、
そこにある程度距離が書かれています。
ただ、俺がこれまで歩きながら地図を開いたことがないだけの話。

ということで残り20kmですから、最初の20kmが3時間半でしたから。
それと同じペースで行けば、十分に余裕を持ってゴールできることになります。
ほんの5km前では単純に倍でギリギリだったのに。
去年も確か同じ状態で、なんで?って思ったことがあります。
この5kmの区間になにかあるんでしょうか?
・・・・・・俺が計算できてないだけですね。ハイ。


ほっとして、またゆっくり歩きだす。
小千谷市に入り、真人住民センターで2杯目のトン汁をいただき、
まだまだ歩く歩く。

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残り10kmというところ、沿道の人と話していた参加者の方々を、
地元の参加者でお知り合いなのかなーと思いながら追い越すと、
「サイダーいりません?」と後ろから声をかけられました。
この辺りに住んでいるおじいさん、朝から大勢の人が歩いていくのを見ていて、
何か応援したいと思い、サイダーを振る舞ってくれていたのだそうです。
あっつかったので、冷たいサイダーがスッキリしておいしかったです。
おじいさんありがとうございました。

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残り10kmからは、いよいよ最大の難関、山本山です。
さすがに歩きでも息がきれます。

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それでも、沢山ポケットパークまで登ってくると、
その眺めの良さに疲れも吹っ飛び・・・はしませんけど、報われる気はします。

天気も良くて、見晴らしもいいけど、今年はちょっと遠景は白く霞んでいましたね。

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山本山を下って「JR小千谷発電所」ここは、この日だけ一般公開されていますが、
50kmの部では、さすがに歩いてくると公開時間に間に合いません。
(午前10時~午後3時)
前に走って来た時に見たので、もういいですけど。

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信濃川の段丘にある桜並木も、今年はほぼ緑一色でしたね。

初めてだと、誘導員がいても迷いそうなコースを、
歩いていきます。なにげにアップダウンがこの辺大きいんですよね。
初めての頃は堪えたなぁ。

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商店街に入っても、微妙に登りだし。

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小千谷サンプラザに到着。ゴール受付に行って、自分のゼッケン番号を申告したらゴールです。
今年の記録は9時間と36分でした。
昨年に引き続き、完全完歩です。
さすがに前の週のウルトラマラソンの影響はありましたが、無事にゴールまでこれて良かったです。
これで5回目の完歩となりました。

10回参加するとメダルがもらえると知り、それを目標に10年出ようと決めていたのですが、
この度のリニューアルからか、大会要項から「10回でメダル」の件がなくなっていました・・・
あれ?目標がなくなってしまった。
でも、まぁいいかなーと思います。どうせ10回達成しても、出続けるつもりでいましたし。
なんだか近年、ここは走るというより、ゆっくり歩くのがとても気持ちがいいので。
大会の雰囲気が好きなんですね。
制限時間はあるものの、急かされるような時間でもないので・・・・・・
あー、中間地点あたりでなんかひとりで焦ってますケド。

今後も事情が許す限り、毎年50kmウォークに参加したいと思います。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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