SSブログ

美人林 [新潟の風景]

「雪花火」の翌朝、松代の美人林に来てみました。
来る前に星峠にも行ったのですが、目の前に立ちふさがる雪の壁!
星峠の手前までしか除雪されてないみたいで。
まぁ、真冬は生活には関係ないところまで除雪しませんわね。
やむなく引き返しました。

DSC01170.JPG

空は曇天。ブナの木に雪が付着していないせいか、
足元の積雪は前回来た時より多いと思いますが、雪が少ないように見えますね。

前回は、ゴム長で突撃したものの、足の付け根まで沈む状態で入口までしか来れず、
これがスノーシューを購入するきっかけになりました。

DSC01148.JPG

というわけで、もちろんスノーシュー装備です。
新雪もなく、前日が好天だったこともあり水気の多い雪質で、
スノーシューの上にかかると重いです。

しかし、ホント、これ履くとどこにでも行けてしまうんですね。
これまでは、スノーシューでの雪上ラン大会でしか使ってなかったのですが、
誰も歩いてないところというよりは、ほとんど誰かの作った足跡をたどっていくばかりでしたが、
ここはもう自由行動です。気の向くままあっちこっちと歩き回りました。
これは無理だろー!?という斜面でも進めてしまうので、
緑の季節に来た時より、美人林内を歩き回ったと思います。

DSC01134.JPG

池もほとんどが雪に覆われています。
ここに池があることを知っているので、不用意に近寄りませんが、
知らないで上に上がると大変です。
どこにでも行けるからといって、あまり過信はできません。

DSC01144.JPG

深い谷の底には、野生動物の足跡が。
スノーシューを履いていると、下れそうな気がするんですが、
また登り返すことを考えると、大変なのでやめておきます。

DSC01149.JPG

歩いているうちに気温上昇によるのか、林の中に靄が広がり始めました。
林全体が靄に覆われているのかと思いましたが、アップダウンの多い林の中、
ちょっと高いところに上がると靄から抜けられるので、低い場所だけみたいですね。

DSC01143.JPG

深い雪の中に木のぬくもり。

DSC01161.JPG

結構深くて狭いので、底は見えません。

たぶん積雪は3~4mくらいだと思います。

DSC01152.JPG

写真では見えにくいかもしれませんが、
たくさんの人の足跡が残っています。
しばらく新雪がなかったこともあるでしょうけど、
絵として気になるという人は、新雪が降った後に訪れるといいかと思います。

DSC01153.JPG

散策しているのは俺一人だけでした。

あとで、キョロロのスノーシューツアーらしき一行を、遠目に見ましたケド。

DSC01159.JPG

上から木に付いた水滴が落ちてくるのと、到着時は小雨が降っていたこともあって、
今回は16-35のみの1本勝負です。

DSC01162.JPG

空に伸びる小さな枝が、葉の葉脈のように見えてきます。

DSC01163.JPG

美人林の外。
新潟市民からすると、おおう!?という光景が広がっています。
これでもだいぶ減ったんでしょうけどね。

DSC01170.JPG

スノーシューを使って冬の間にもう1度来たいと思っていたので、
こうしてくることができて良かったです。
1時間半ほど、歩き回っていい運動でした。やっぱすごいねスノーシュー。
新雪の後でなかったのだけが、残念ですが。

次はまた雪解けの頃に来てみましょうかね。

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


タグ:α7 II

春の入口 [新潟の風景]

温度計が20℃をさしています・・・・・・
春の入口というより、もうだいぶ入口を過ぎてしまったかの陽気です。
暖かいを通り過ぎて、暑いです。

天気もいいので、ちょっと駆け足で花見をしてきました。
桜ではありませんが。

DSC01296.JPG

鳥屋野潟公園の梅は、いつもちょっと早く咲きますが、
見頃になっていました。

DSC01299.JPG

天気がいいこともあって、公園内には小さな子供をつれた親子が大勢いました。

DSC01307.JPG

公園の一角にある数本の梅の木ですが、
この下も、散策に来た人が、カメラを向けていました。
多くはカメラというか、スマートフォンのカメラアプリなんでしょうけど。

DSC01290.JPG

ファインダーを覗きながら、構図を決めシャッター
ん?なんか黒い影が横切った。

梅の蜜を吸いに来ていたミツバチが、鳥に捕えられた瞬間でした。


時間もないので、鳥屋野潟公園を早々に後にして、新潟県庁へ。

DSC01334.JPG

新潟県庁の敷地内には「県庁の森」という、ちょっとした緑地があります。
森と呼ぶのは大げさだと思いますが、野鳥の集まる都会(!)のオアシスのような場所です。

そこで雪割草が見ごろだと聞き、足を運んでみました。

DSC01310.JPG

雪割草は「新潟県の草花」に指定されています。
新潟県は国内最大の自生地なのだそうで。
そういうこともあって「県庁の森」に植えられたんでしょうね。
ここの雪割草は自生はしていないんだと思いますが。

DSC01316.JPG


DSC01318.JPG

県庁の森に来たのは初めてです。
森の横を新潟マラソンで走り抜けたことはありますが。

DSC01320.JPG


DSC01322.JPG


DSC01330.JPG


DSC01331.JPG


DSC01332.JPG

こちらにも、次々とカメラ片手に散策に来る人がいました。

雪割草といえば角田山。
冬に入ってからまったく行ってないのですが、そろそろ一度、偵察に行きたいですねぇ。
春の花シーズン、いよいよ開幕でしょうか。

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【100mm F2.8 Macro】


タグ:α7 II

雪花火 [新潟の風景]

「大地の芸術祭2015」のプレイベントともいえる「越後妻有2015冬」を見に行ってきました。
自家用車ではいけませんということで、十日町市の「キナーレ」からシャトルバスに乗り込みます。
ほぼ始発のシャトルバスだったんですが、ものすごい行列になっていました。

シャトルバスに揺られて「ナカゴグリーンパーク」へ、
ここが「越後妻有 雪花火」の会場となります。
入口で会場見取り図を見ると、観覧場所の一部に「三脚使用可能エリア」というのがある。
なんと、場所が限定されているってか・・・・・・
始発で来て良かった、と思ったのも甘く、すでに三脚使用可能エリアは、
無数の三脚で埋め尽くされていました。
・・・・・・いいや!使わない!イライラする場所取り合戦に参加するよりも、
その方が精神衛生上良さそうです。
そのためのフルサイズ、そのためのMk-IIです。
ザックに縛り付けてきた三脚の重さだけは、我慢するしかありませんでしたが。

DSC01026.JPG

到着した時は、ただの雪の斜面だったのですが、
すでにあらかじめ雪の中にLEDが仕込まれているのですね。
辺りが暗くなるにつれて、光の花畑が見えてきました。

花畑が見下ろせる観客席にいたのですが、
三脚使えないなら、むしろ花畑の中に降りた方が花火よく見えるんじゃ??
そう思って、花畑の中に降りてきました。

DSC01029.JPG

午前7時、「越後妻有 雪花火」のスタート。

DSC01031.JPG

なんと始めは十日町市初という三尺玉。
新しい十日町市が誕生して10年目を記念しての大奮発だったようです。

まさか冬に雪の上で三尺玉が見られるなんて!感激しました。

DSC01040.JPG


DSC01046.JPG


DSC01059.JPG

三尺玉に続いて、雪上スターマイン。

DSC01066.JPG


DSC01068.JPG

数分間という、短い花火の打ち上げ時間ですが、拍手喝采でした。

やっぱり花火は冬でもいいですね。ハナビスキーの血が騒ぎます。

三脚を使えなかったので、写真としてはちょっともったいなかったですが、
しっかり見てきたので満足です。

DSC01072.JPG

花火の後はライトアップされた投雪機によるデモンストレーション。
これはこれでなかなかきれいです。

DSC01085.JPG

花火が終わると、三脚可能エリアがガラガラになったので、いそいそと上がってみました。
上がったケド、今更三脚を取り出すのもなんか悔しいので、手持ち撮影です。
そのためのフルサイズ、そのためのMk-IIです。
ISO感度をオートにして上限3200にしてますが、拡大してもほとんどノイズ感がありません。
シャッタースピードも1/10秒よりも遅くなることもしばしばでしたが、
数撃っておけばちゃんと撮れているのもある感じです。

DSC01092.JPG

光の花畑の最上部まで登ってきました。
ナカゴグリーンパークがなんの施設か知りませんが、時間の間、
雪の斜面を何度も、何度も行ったり来たりして楽しみました。

色とりどりの光の向こうに見えるのは、十日町市の市街地の明かりです。

DSC01108.JPG


DSC01115.JPG

この「光の花畑」は、「雪アートプロジェクト」の1つとして作られたアート作品です。
高橋匡太「Gift for Frozen Village 2015」

2万個以上というLEDが使用されています。
すでに会場に着いた時には埋められているようですが、
会場入り口で「花の種です」とLEDを1つ渡されます。
渡されるけど、どう使えという指示はないんですけどね。
追加で埋めてもいいし、照明にも使えるし。

DSC01098.JPG

触らないでくださいと言われているのですが、
いつの間にか、埋められていたLEDを使って、こんな作品が作られていました。
そのほとんどは、飽きてきた子供たちによるようですが・・・・・・

この発想力がすばらしいですね。

DSC01104.JPG

ちょっと時期を過ぎていますが、鏡餅なんてのも。

その完成度も素晴らしいんですが、こういう作品が作られてしまうと、
あたりのLEDが掘り出されてしまうし、1か所に変に明るいところができてしまうので、
そういう意味でも、触らないでくださいということなんでしょう。

DSC01121.JPG

触らないでと言われているこのLEDですが、
「雪花火」のイベントがすべて終わる20時半を過ぎると、
自由に拾って持ち帰っていいということになっています。

「記念にお持ち帰りください」のアナウンスが流れると、
来場者たちが我先にとLEDを拾い始めます。

DSC01117.JPG

無くなるのは色つきのLEDから。
気がつけば、色とりどりの花畑は白一色に・・・・・・

俺は、夜ランに使えるかもー、と、実用性重視で白ばかり拾ってきました。
ザックのサイドポケットに入るだけ詰め込んできましたが、
何時間も前からスイッチが入りっぱなしのLEDが、どれだけ電池持つのかわかりませんが。
一応、ボタン電池を交換しようと思えばできるようですが。

強者は、レジ袋に山盛り詰め込んでいましたよ・・・・・・
そんななので、俺が帰りのシャトルバスの列に並んだ頃には、
2万個あったハズの光の花畑は、見事に何もなくなっていました。
こりゃ、撤収がラクでいいですね。


「ナカゴグリーンパーク」を調べてみましたら、
ファミリーゴルフ場らしいです。本格的なゴルフ場とは違うようです。
何度登ったか数えてませんでしたが、雪の斜面を何度も、何度もいい運動になりました。

上から見た光の花畑は、なんだかジーンとくるものがありました。
いいもん見た。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


輝く日 [新潟の風景]

DSC01286.JPG


今日は、新潟県を通る新たな新幹線「北陸新幹線」の開業日ということで、
俺も今日だけは撮り鉄になろうかとも思っていたのですが、
ここ数日の雪混じりの悪天候。
昨夜もいつまでも止まない雨・・・・・・

どうせ新しいものを撮るなら、眩しい光の中で撮りたいなと思い、
開業日から狙うのは撮り鉄の方々にお任せすることにして、
俺は春を待つことにしました。

で、雨の後の朝は、やはり雨。
やりたいなと思っていたことがあったんですが、それもできそうにない。

DSC01277.JPG

前夜まで、撮り鉄になる!と意欲満々でいたので、
今日は参加しないつもりでいたのですが、
「うに企画」の絵本作りの集まりに急きょ参加することにしました。

今日は、絵本本体に栞を付ける工程をお手伝いさせていただきました。

一応、活動記録写真担当であるので、みなさんが作業されている様子もポツポツと撮影。
DSC01278.JPG

こちらは、絵本本体をハードカバーに接着する工程かな?

うに企画の手作り絵本は、そこまで手作りなのか?というところまで手作りです。
機械がしているのは印刷くらいでしょうか。

DSC01284.JPG

絵本作りからの帰りには、朝の雨もすっかり上がっていたので、
今日やろうと思っていた、今月予定されている、
チームつるかめの練習会で走る予定のコースの試走へ行ってきました。

まだ咲いていないなー、と諦め気味に走っていたのですが、
思わぬところで、もういい感じに咲いている梅の木を見つけて、
テンションあがりました。

DSC01289.JPG

まだまだ冬のつもりでいましたが、毎度、3月に1度はくる雪もこの度降りましたし、
梅も咲き始め、ようやく、お、春が近づいているなと思えました。
ようやく気を緩められるかな。
もう3月も半ばですしね。

このところ悪天候が続き、今朝も雨だったというのに、眩しい夕陽。
朝は、というか昨夜からテンション低目だったんですが、
終わってみれば、今日はなんだかんだで楽しい一日になった気がします。

これからどんどん春を実感する日が増えていくんでしょうね。
長いトンネルの出口が見えてきたようです。
トンネルを抜けても、そこは雪国じゃない日はもうすぐ。
・・・その話は上越線か・・・・・・

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】


タグ:α7 II

おぢや風船一揆 2 [新潟の風景]

熱気球競技が1時間で終わってしまったので、西中会場から、
様々なお楽しみイベントが行われている平沢会場に移動してきました。

DSC00893.JPG

以前来た時に会場だったところは、大きな病院の建設予定地になっていて、
その隣が「風船一揆」の会場になっていました。

平沢会場の方は、たくさんの出店も出ています。
こっちがイベントのメイン会場と言う感じでしょうかね。
熱気球と花火のコラボレーションが見られる「グローバルーンフェスティバル」もこちらの会場です。

DSC00900.JPG

平沢会場のメインイベントといえば、やはり熱気球の試乗体験でしょうね。

今年もたくさんの列ができていました。
もちろん、俺は野郎ひとりで並ぶのも乗るのも視線が痛いので、見上げるだけですが。

試乗用の熱気球は、地上とロープで結ばれていて、
高く上がらないように(どこかへ飛んで行かないように)なっています。
ちょっと上がって、また下りてくるって感じ。

DSC00917.JPG

「おぢや号」と「JA号」(左奥)は健在ですね。
前はここに「ドラえもん号」があったんですが、こちらにも「NB号」が。

でかでかと書かれた「おぢや」の文字がとても印象に残る気球です。
「おぢや」ですよ「おじや」ではないんですよ。

DSC00920.JPG

正直、一度、乗ってみたい。
誰か一緒に行きませんか?
・・・来年、この日が休みだという保証が何もありませんが・・・・・・


DSC00910.JPG

出店や試乗の他にも、さまざまなアクティビティーが楽しめるようです。

スノーモービルに引っ張られて雪原を振り回される。
いいなぁ、これも楽しそうだなぁ。


DSC00934.JPG

「風船一揆」が終わりに近づく頃、平沢会場の片隅で「ぼこ上げ」が始まりました。

「ぼこ」というのは、紙でできた小さな熱気球のことを言うようです。
小千谷の方言でしょうか?
形も決まっていないようで、各チームそれぞれに特徴的な熱気球です。

DSC00936.JPG

バーナーというか、でかいドライヤーみたいので気球に熱を送り込んで膨らませ、
いっぱいに溜まったところで手を離すと、「ぼこ」が飛んでいきます。

DSC00938.JPG

小千谷の前市長がコサイン、タンジェントの計算までして作ったという「ぼこ」

さすがの飛距離でぐんぐん飛んでいきました。

DSC00940.JPG

新潟のFM局の「ぼこ」はニシキゴイ型だそうです。
小千谷といえば錦鯉。
・・・・・・金魚っぽいですけどね。ご愛嬌。

DSC00951.JPG

フェニックスも上がりました。

「ぼこ」が上がる度、周りに笑顔の輪が広がる「ぼこ上げ」でした。
手作りってのがいいですね。
それぞれに楽しんで作られている感じが、はたから見ていても楽しさが伝わってきました。


今度は青空の時に来たい「風船一揆」です。
・・・今度が何年後になるのかわかりませんけど。

【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


タグ:α7 II

おぢや風船一揆 [新潟の風景]

小千谷市に「おぢや風船一揆」を見に行ってきました。
行きたい、行きたいと思っていたものの、ここ数年来ることができず、
調べてみたら、20102011と連続で来て以来、4年ぶりの風船一揆でした。

DSC00840.JPG

「風船一揆」というものの、風船ではなく熱気球です。

「おぢや風船一揆」は、熱気球大会「日本海カップクロスカントリー選手権」という競技大会も兼ねていて、
競技フライトなんて珍しいものが見られるのです。
本当は、熱気球と花火のコラボが見られる初日に来たかったのですが来れず。
でも、以前から競技フライトは見てみたいと思っていたので、念願かなっての小千谷入りでした。

DSC00842.JPG

始めは、どこから見えるかわからなかったので、別の場所にいたのですが、
せっかくだから接近してみよう、と会場まで行ってみました。
午前8時の離陸開始に合わせて、次々と熱気球が上昇していきます。
今年は35機の熱気球が参加したとのこと。

青空バックではなかったのですが、降らなくて幸いというところでしょうかね。

DSC00848.JPG

みるみる小さくなっていく熱気球。

さて、競技フライトとのことですが、何をどうやって競うのか、見ていてもさっぱりわかりません。
まぁ、見ているだけでもなかなかの風景なんですけどね。

会場ではラジオなのか、実況解説みたいのがどこかのスピーカーから聞こえてきました。
なんか、赤いのを下げた熱気球があるらしい・・・
目を凝らして探して、

DSC00857.JPG

見つけました。「NB」と書かれた赤いヒラヒラ付きの熱気球。
「NB号」は小千谷の会社「日本ベアリング」の熱気球のようです。

この熱気球が、競技フライトで重要な役割のようですが、全然、全容がつかめません。

DSC00861.JPG

やがて「NB号」が会場内に着陸。
赤いヒラヒラを地上で広げ始めました。

ふむふむ・・・・・・

DSC00870.JPG

そこへ別の熱気球が接近してきて、何か落としましたよ。

あ、なるほど、わかりましたよ。
競技スタートとともに、各熱気球は一斉に離陸。
その中にホスト役の熱気球が1機あって、それはどこに行くかは他の選手は知らない。
ホスト役の熱気球の動きを見ながら、各機コントロール。
一定時間かなんかで、ホスト役がどこかに降下。目印を広げる。
選手は、その目印になるべく近いところを目がけて接近、自分の印を置く。
ホストの目印に近いほどポイントが高い。
という感じでしょうか?違ったらスイマセンが。

風の影響を受けやすい熱気球ですから、その操縦技術が試されるということですね。

DSC00877.JPG

見ていると、印を投下する方法も各選手様々。
接近を諦めたのか、かなり離れたところから、グルグル回して飛ばす選手。
真下に投下する選手。

DSC00875.JPG

超低空飛行で接近して投げる選手。

そりゃあもちろんなるべく近づきたいんだけど、なかなか思うように行かないんでしょうね。
なかには、接近することすら諦めてる気球とか、
まだ「NB号」が上空にいる段階で、全然あらぬ方角に飛ばされていく気球とか、
遥か彼方に飛び去っていってしまう気球とか、
風任せと操縦技術を試される競技らしい面は見ることができました。
地上では、上空の気球と連絡を取り合っているらしい地上班が右往左往。
どうも遠くに飛ばされそうなのか、大急ぎで会場を出ていく車両もたくさん見ました。

DSC00884.JPG

計測中。
雪原の上だから、計測するスタッフも大変でしょうね。
印は見つけやすいだろうけど、歩くのが。

DSC00880.JPG

近くで見ると大きいのですが、ちょっと上がるとそんなに大きくないように見えます。

DSC00859.JPG

こうして見るとやはり大きいんですよね。

DSC00886.JPG

8時離陸開始で、それから1時間程でほとんどの気球が着陸。
そして、競技も1回のフライトで終了です。

初日にも競技フライトがあって、その合計ポイントで争われるようです。

DSC00890.JPG

着陸した熱気球は、手際よく片づけられていきます。

気球部分は結構小さな袋(黒い袋の方)に収まってしまうんですね。


あっという間の1時間という感じでした。
こんなに短いとは思いませんでしたし。
初めて見る競技フライト、面白かったです。

【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


タグ:α7 II

太陽と俺 [新潟の風景]

DSC00608.JPG

仕事を終え、毎週火曜日の特売セールに寄ってから家路につくと、
雲の向こうにぼんやり見える太陽が、
黒い雲に覆い隠されそうになるところだった。

そんな太陽を大写しにしたいところではあったが、
こういう時は、広角の単焦点1本しか持っていないものである。
いつもは標準ズームなのに、
なぜか気分で単焦点だったのだ。

DSC00616.JPG

今日は、黄砂が飛んでいたそうだから、
もしかしたら、太陽がぼんやり見えたのは、雲ではなく黄砂のせいだったのかもしれない。
まだそれほど多量には飛んではいないと言っていたが。

あ。
思い出した。
そういえば車内に、望遠ズームレンズが転がっていたハズである。
マウントアダプター込みで・・・・・・
(転がしておくなよ)

ま。
いまさら気が付いても、もう太陽は沈んでしまった。
それを悔やんでもしょうがない。

太陽はまた明日も昇ってくるさ。
見えるかどうかは別として。

【NEX-5T】+【E16mm F2.8】


タグ:NEX-5T

太陽はどこへ行った [新潟の風景]

DSC00705.JPG

前日は晴れて、遠くの山がきれいに見えていたのに、
翌日は、いつもの新潟グレーに染まっています。
いつものこと。いつものこと。
晴れの日はカメラを使える状況になくて、使える日は晴れていない。
いつものこと。いつものこと。

DSC00708.JPG

空を仰ぎ、太陽はどこへ行った!?
と吠えたくなる新潟グレーの空です。

・・・新潟グレーは、たぶんどっかで耳が拾ってきた単語だと思うんですが、
どこで拾って来たかは覚えていません。

オートフォーカスもこんな空にはまったく合焦しません。
しませんが、シャッターはきれます。
MFに切り替えろよ。
そうですね。

DSC00710.JPG

対岸の造船所では、まだ作りかけの船のようですが、
造船所内ではなく、岸壁につけて作業をしているように見えます。
想像ですが。

側面は塗装されていますが、後部などまだ白くない面が多く見られます。

DSC00712.JPG

造船所って一度入ってみたいですけど、
きっと入る機会はなさそうですよね。

佐渡汽船のカーフェリーに乗ると、船上から見ることはできますが。

DSC00394.JPG

と、書いていて思い出しました。
「佐渡1周」の帰りに、船上から造船所を撮った未公開写真がありました。
蔵出し公開。
この写真のみ【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】
標準ズームしか持ってなかったのが悔やまれますが。
荷物の都合上仕方ありません。
ああ、あの日は天気が良くて気持ちいい船旅だったなぁ。


DSC00709.JPG

いつもの岸壁に新日本海フェリーのカーフェリーが泊まってなかったので、
こうしているうちに入港してこないかなーと、思っているうちに、
佐渡汽船乗り場の方で、佐渡汽船のカーフェリー「こがね丸」が動き出していました。

通常、「こがね丸」は上越の直江津港と、佐渡の小木港を結ぶ航路の船なんですが、
冬季は運行されない航路みたいで、こうして新潟西港と佐渡の両津港を結ぶ航路で
使われているみたいです。
で、「こがね丸」が代打をしてくれている間に、「おけさ丸」と「ときわ丸」が、
交代で点検整備に入るみたいですね。

DSC00714.JPG

それほど大きくないカーフェリーですが、街並みと比べるとやはり大きいです。
なんだか船体も軽そうですね。
平日の中途半端な時間ですし、乗客少ないんでしょうかね。

DSC00716.JPG

いってらっしゃい。


気温は高めでしたが、こうして港に立っていると風が冷たく、
もう待っているのヤダわー、と、
根性出さずに帰りました。
同じところで何時間も欲しい絵を待つ根性がないわ。

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


タグ:α7 II

上越へ [新潟の風景]

先日、「くびき野100kmマラソン」の参加賞である20年の歴史をまとめた「10回大会記念誌」が
届いたのですが、その中に写真展のお知らせが入っていたので、
ちょうど休みもあったので、大会以来久しぶりに上越市まで行ってきました。

写真展で掲示されていた写真はほとんど「10回大会記念誌」に載っていたものだったのですが、
記念誌もそうですが、こうして写真で振り返っていると、また次回も走ろうという決意が沸いてきます。

しかし、今まで存在は知っていたものの、実態を知らなかった「60kmの部」
前回大会から高田の名所を巡るコースになったそうですが、
写真を見ていると、なかなか雰囲気が良さそうで、ちょっと気になる存在です。
でも、60にでると100出られないしなーと。
土曜日に60で、日曜日に100とかどうでしょうね?・・・・やんのか俺?


会場に向かう途中で、田んぼの中に大きな建物が見えました。
せっかく来たしなー、と写真展を見た後、近づいてみることにしました。

DSC00602.JPG

1か月後の開業を控えて、周辺では急ピッチで工事が進められているようです。

DSC00603.JPG

はい、「北陸新幹線」の「上越妙高駅」ですね。

すでに外見上は建物は完成しているように見えます。
今は駅周辺の整備をしているのかな。

DSC00604.JPG

「上越妙高駅」ができる場所には元々、JR信越本線の「脇野田駅」があり、
西口側の黒い建物の部分が、現在、JR信越本線の「脇野田駅」として利用されています。
そして、北陸新幹線の開業とともに、「えちごトキめき鉄道」の「上越妙高駅」に改称されるようです。
新幹線駅と同名にしてしまうんですね。そこは脇野田のままでもいい気もしますが。
同じ場所で違う名前がわかりにくいってことでしょうか。
こうして地名が駅名から消えてしまうのはもったいないですね。

俺が長野で暮らしている時には、JR信越本線が続いていたのですが、
軽井沢~長野間が「しなの鉄道」に変わり、これで長野~直江津間が「えちごトキめき鉄道」に変わり、
線路はそのままとはいえ、なんだか寂しい気持ちがあります。
帰省する時に、在来線だけで6時間くらいかけて乗り継いで来たりしたの楽しかったなぁ。
実は電車旅も結構好きなんですよ。


せっかく上越まで来たので、
DSC00670.JPG

高田公園にやってきました。

DSC00674.JPG


DSC00677.JPG


DSC00682.JPG

そんなに多くはありませんが、高田城には積雪があります。
上越市は新潟市と同じく海に面していますが、海から山までの距離が近いのが、
こうして平場でも雪が多い理由なのかもしれませんね。

DSC00685.JPG


DSC00683.JPG

蓮池も当然、朽ちた茎が水面から顔を出しているのみ。

天候が思わしくなく、この日は妙高山は見えませんでした。

DSC00688.JPG


DSC00689.JPG

新幹線の開業が1か月後。
そして2か月後には百万人観桜会ですよ。
こうして雪が積もっていても、きっとあっという間に桜の時期でしょうね。

百万人観桜会は昨年来られなかったので、今年はちょっと頑張ろうかな。
4月は遠征で忙しくなりそうで、確約ができないんですが。


どうせなら、行ったことのないところも行っておこうかな、
ということで時間があったので、
DSC00694.JPG

テオドール・フォン・レルヒ少佐に会いに来ました。
「元祖スキー漢」です。
・・・・・・・それはコッチかhttp://www.niigata-snow.jp/lerch_pc/profile/

DSC00691.JPG

金谷山(かなやさん)公園(金谷山スキー場)は、
明治44年にレルヒ少佐(オーストリア・ハンガリー帝国)によって
日本で初めてスキー術が伝えられたスキー場です。
ということで、レルヒ少佐の銅像が立っているのです。

スキー場は、そんなに大きくないので、客もまばら(というかほとんどいない)ですが、
それでかえって他の人を気にせずに滑れて気持ちよさそうでしたよ。
リフト1回100円という料金もリーズナブルではないでしょうか?

DSC00692.JPG

「日本スキー発祥記念館」
スキーが伝えられた当時の資料が見られるらしいです。
スイマセン、有料だったので入りませんでした・・・・・・

新潟っぽくないというか、北海道チックな外観の建物です。
この建物の裏(?)あたりから、登っていくと高田平野を一望できる展望台があるのですが、
積雪のため近づけず・・・・・・


最後に訂正です。
「行ったことのない場所」と書きましたが、実は1度来たことがあります。
小学校の時、遠足で金谷山公園に来てボブスレーを1回滑りました。
とても面白かったと記憶しています。
冬場はボブスレーのコースは、スキー場の雪の下に埋まっているようです。
まぁ、その1回だけなので、初めて来たようなもんなんですけどね。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】



タグ:α7 II NEX-5T

立春の瓢湖 [新潟の風景]

立春の日、瓢湖に行ってきました。
立春です。暦の上では春になりました。
暦の上で春になったところで、新潟県は2月なんてまだまだ冬真っ盛りですがね。

それはともかく阿賀野市にある瓢湖です。

DSC00613.JPG

最近、全然、白鳥を見ないなと思いまして。
今頃は、朝や夕方に空を飛んでいく白鳥の編隊を見上げたり、
田んぼで食事中の白鳥の群れを見ている時期だと思うんですが、
今シーズン、ほとんど見かけないんですよね。

12月の頭にどかーんと雪が積もったので、今シーズンは雪が多くて、
新潟は通過でもっと南下するかなーとは思ったんですが、
それからの新潟市は積雪ほぼゼロです。
もしかして暖かいから北帰行が早まっているんでしょうか?
では、新潟の白鳥見物の名所は今どうなんだろう?
ということで瓢湖まで来た次第です。

現在の飛来数は3,000羽台でしたから、やはり少ないですね。

DSC00617.JPG

もう15時を過ぎた時間だったので、
ポツリポツリと、白鳥の編隊が瓢湖に戻ってきていました。

DSC00621.JPG

シンクロ。

DSC00634.JPG


DSC00635.JPG

西日がいい感じにオレンジ色だったので、
その光に白鳥が染まらないかと期待してきたのですが、
白鳥が飛んでくると、陽が雲にさえぎられたりと、
天然自然は俺の都合に合わせてなんてくれません。

DSC00636.JPG

山は、まぁそこそこ染まりました。
もうちょっとオレンジだと嬉しかったんですが。

DSC00637.JPG

五頭山。
これまで雪の五頭は、近寄ってはいけない場所だったんですが、
スノーシューを知ってしまったら、試しに行きたい気分が沸々と。
でも、行ったことのない山だし、雪山だし、
恐れているだけじゃ何もできないけど、過信も禁物。
そのバランスをとって、何か挑戦できるといいんですが。

DSC00638.JPG

五頭山、って簡単にいうけど、正確にはたくさんの山が集まっているので、
「五頭連峰」と称した方がいいんでしょうね。
どれがどれと、正確にまだ言えないので、とりあえずみんな五頭山で・・・・・・

DSC00640.JPG

二王子岳もまた、いくつも山頂がありそうですが、二王子連峰とは聞かないですね。
五頭山よりも雪深そうです。

DSC00654.JPG

三者(羽)三様の着水。

DSC00655.JPG

ほとんどの白鳥が、着水すると「オラー!着いたぜー!」と、翼を広げます。

アピールなんでしょうか?
伸びなんでしょうか?

DSC00659.JPG

静かな立春の日暮れ。
今シーズンも雪が少ないですが、
(新潟県内でも降っている所には、まさに雪国!ってくらい積もっているのですが)
このまままた春になってしまうんでしょうかね。
どかーんと、降り積もってくれとは言いません。
ただ、うっすらとでいいから、冬の間は雪景色であったほしいと思います。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】



タグ:α7 II

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。