野辺山100km その1 [フォトラン]
「第20回 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」に参加してきました。
20回記念大会です。20年も前から「ウルトラマラソン」というものが存在していたことに驚きです。
この大会には2度目の参加。初参加の昨年は、
79kmの関門にたどり着く前に関門制限時間になってしまい、失格。
悔しい結果になりました。大変に厳しいコースですが、もう来年また来ようと決めていたのです。
午前3時に会場近くの駐車場に入り、スタートは5時だから4時まで寝てられるかな、
でも4時だと遅すぎるか?と思いながらも寝入ってしまい、アラームで4時に起きる。
うわ!やっぱり時間がギリギリだと大急ぎで着替えて、荷物を預けに行って、トイレを済ませて・・・
あっという間にスタート20分前。
ウォーミングアップもできてません・・・・・・
スタートゲートを撮りに行ったら、ちょうど10回完走者「デカフォレスト」の記念撮影をしていました。
ゲートの向こうには朝焼けの八ヶ岳。ああ、そんな八ヶ岳を撮りに行きたい・・・
写真手前側に走っていくことになります。
開会式が始まりました。
聞きながらストレッチをしていたら、安藤美姫の登場に会場がどよめく。
午前5時。スタートです。
ゲートのところに安藤美姫と、24時間テレビのマラソンコーチの人がいるのですが、
ランナーたちも写真を撮ろうと渋滞。
「写真はお断りしています。立ち止まらないで進んでください」とアナウンスされているのが、
肖像権の問題なのか、渋滞しないようになのかわかりませんが、
肖像権で怒られるのも困るので、ブログには米粒大のみの掲載にしておきます。
俺は開会式で撮ったから、渋滞を避けてそのままスタートです。
さっそく手振れ写真で失礼します。
八ヶ岳と国立天文台の巨大電波望遠鏡です。
JR路線最高標高地点である踏切。
踏切を渡った向こうにも、大きな石碑と鐘があって、
たくさんのランナーがわざわざ踏切を渡って記念撮影に言っていました。
俺は去年見たのでスルーですが。
去年は踏切で引っかかったり、スタート前にトイレを済ませたのにトイレに行きたくてしょうがない状態でしたが、
今年は快調に、青空がまぶしいなぁと思いながら走ってました。
雲一つない青空と八ヶ岳。とても気持ちがいいです。
これは上からだときれいに富士山も見えるかもなーと、期待も高まります。
などと思っていたら、ふと見てみるとなんともう富士山が見えるではないですか!
上まで行かなくても見えるんだ。
わー、富士山もスッキリ見えて、今日は本当に気持ちのいい朝だ!
と、わき見をしていたら、林道のゴム板みたいのに足をひっかけて転倒・・・・・・・
左ひじを強打し、左ひざも擦りました。左手のひらからも出血。
パッと見てザックリ切れているという感じではないので、はよ止まれーと、固まり待ち。
林道では本当に足元に注意しましょう・・・・・・
ああー、こけた跡がイテーと思いながら、本格的に林道コースに突入。
気持ちよく走っていたのが、一転、どんより気分のランに変わってしまいました。
自業自得ですが。
はー、たった10kmでこの展開とは、このダメージでは今年も完走は無理か??
富士山が見えるポイントに到着。
今年はここがコースの最高標高地点になっていました。
気持ちのいい風景ですけど、じっくり見ている余裕がありません。
標高で一番高いところに来たということは、後はずっと下りだな、と思ったら、
その後、しばらくアップダウンが続きます。
昨年は、下りじゃないのか・・・とアップダウンに苦しめられましたが、
今年は知っているので、精神的に余裕があります。
転倒の怪我が痛むものの、走っている感じでは、昨年より動けている実感があります。
新緑も気持ちいいですしね。
20kmを過ぎたあたりで林道は砂利道から、舗装路に変わっていきます。
砂利道のところもありますが。
斜度のきついところもありますが、なんとか走って進みます。
どんなに遅くても歩くより走った方が速い。
4月の河岸段丘ウォークを歩いたことで、自分が歩いている時のペースが数字でわかっていたので、
参考になりました。その数字より遅くなったら歩こうと決めて、なんとか走る。
去年はここで歩き癖を作ってしまったので、そうならないようにもしたかったので。
35kmエイドの「稲子湯」に到着。
この大会では、コース上にランナーに開放されている温泉が3カ所あるのですが、
そのうちの1つです。
ここで入浴していく強者もいますが、さすがに俺にはそんな余裕はありません。
ここに来たら、白玉ですね。
去年はこれにかなり救われました。
去年はなくなってしまっていたおにぎりがまだ残っているうちに到着することができました。
スタートしてからほとんど止まらないで来たので、ここでちょっと一息。
身体は動いているような気がするけど、転倒したこともあり、
さぁ、今年はどこまで行けるんだろうなぁ・・・・・・とまったく完走ができるイメージがわきません。
それでも、まぁ、ここまで来たら行くしかないよなぁ、と稲子湯を出ます。
つづく。
【OLYMPUS TG-620】
この地域の醍醐味と言えばやはり八ヶ岳と富士山を同時に見られることでしょう!
風景を楽しむこともマラソンの楽しみなのですね♪
それにおにぎりの残り数でご自身の成長も感じられたのでは?(*´∀`)♪
by メタボ歴4年 (2014-05-22 21:28)
メタボ歴4年さん>>
そうですね。どちらも魅力的なスタイルをしてます。
両方を1枚におさめるのはムズカシイですけどね(スイングパノラマなら・・・)
風景を楽しむのはマラソン遠征の楽しみですねー。
走り始めた頃は、ついでに写真なんて無理ーと思いましたが、
今は風景と写真を楽しむために、速く走ることをあきらめました^^;
それもまた走り方のひとつです。
確かに、おにぎりの数は成長の証かもですね。
by hase (2014-05-24 01:34)