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FUJI5LAKES 2 [フォトラン]

「その1」から読むのはコチラから
 → http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2015-04-25

富士北麓公園~

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山中湖から富士北麓公園に戻る途中、前方のコースがすごく混雑。
なんだぁ!?と思ったら、黄色いゼッケン。
「FUJI3LAKES」の部のランナーたちでした。

公園までは傾斜はきつくないものの、ひたすら登り。
こんなところで苦しいだなんて言ってられない。
黄色いゼッケンの人たちの合間を縫って登っていきます。

そして、どうにか第2関門(38.7km)に制限35分前に到着。
時間的にゆとりができてきましたが、ここまで登りだったのでヘトヘト。
ゆっくりしてないで、どんどん次を目指そうと、給水してすぐに出発。

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富士北麓公園からは、河口湖まで長い長い下り。
下りは足への負担も大きくなるので、スピードが出しやすいからって、
飛ばし過ぎに注意ですが、これまでの経験から、全速で飛ばさない限りは負担にならないと
思えたので、貴重な時間稼ぎ区間だと走っていきます。

この下り坂の途中で、フルマラソン距離を通過。
富士五湖巡るコースでフルマラソンを走っているのに、まだ一湖しか行けてない・・・・・・
なんか釈然としない気持ちですわ。

ちなみにこの坂は、富士五湖を巡り終わった後、ゴールの富士北麓公園に向かって、
100kmを過ぎてから、今度は逆に登ってくることになります。
快調に下りつつ、内心、心穏やかではありません。

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43.1km河口湖ステラシアターエイド。
ウルトラマラソンのエイドといえば、地元の名産品も楽しみの1つ。

ここでは桔梗屋さんの「信玄桃」
1個まるまるのと、半分にカットしてあるのがあって、
欲張ってまるまるを1個口に頬張ったら、飲み込みにくいのなんのって、
しょうがないのでストレッチしながら、もぐもぐと咀嚼にいそしむ。
今回、エイドには長居しないようにしようって思ってたけど、
なんだかんだで時間がかかってしまっています。
信玄桃に罪はありません。俺が欲張って頬張るのがいけないのです。

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ステラシアターあたりから、コースは再び人里に下りてきて、
信号ストップしながら進んでいきます。

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河口湖にかかる橋、「河口湖大橋」を渡ります。

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振り返ると富士山。

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河口湖湖畔は、ちょうど桜が見ごろ。
気分はいいが、走行距離が50kmを越えてくると、さすがに疲労感が隠せない。
ここまでずっといいペースで走っているのだ。
すでに足が張ってきていて、シューズがきつく感じ、エイドで紐を緩める。
スタート時からここまで来ていた上着を、気温の上昇に合わせて脱ぐ。
前日の下見で、湖によって天候、気温の変化がありそうだと、
上着で調整していくことにしました。

ああ、今回はやっぱりしんどいなぁ。
まだ半分にも達しないというのに、足にだいぶきています。

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さくらを見ながら気持ちよく走ってきた川口湖湖畔ですが、
ここから西湖へ行く道が、このコースの難所の1つ。
道の先に見える長い坂・・・・・・

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坂を登り始めてすぐ、いきなりカーブの奥にエイドが出現。
しかもここが第3関門。
10:17に到着。制限時間の45分前。
どうにか制限時間的には、余裕を積み重ねてくることができているようだと、
やっとホッとする。

今回は25回記念大会ということで、スポンサーのDNSが大量に補給食を提供中。
いろいろ種類もありましたが、栄養価の高そうなゼリーを1ついただくことにしました。
・・・・・・これが濃厚で飲み込みにくい。
この大会、何度目の飲み込みにくいだ・・・・・・(汗
これがまた結構なボリュームで、これまた時間がかかる。

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ここのエイドは、最初のトランジット(荷物預け)受け取りポイントです。
俺は今回、ゼリーと靴下と菓子を入れてありました。
それがゼリーは予想外にエイドでいただけたので、あとで飲もうとウェストポーチへ。
靴下の変更はなし。

ストレッチをしながら、じっくり休んで、ゼリーを流し込んで、
Facebookのコメント読んで元気をもらって、さぁ、次行くか!と再出発。
次の関門は75kmに13:30だな。
20kmくらいを2時間45分くらいかな。なんとか行けそうな数字です。


急な坂の途中にあるエイドでしたから、エイドを出たらすぐ急坂です。
まだまだ負けていられないのだ、と1歩1歩足を進めて登っていきます。
ところが、予想外の事態が。
さっきエイドで飲んだゼリーで腹が重い。そしてすごくノドが乾くっ
難関である急坂は、うぇーさっきのゼリー、イマイチだったな・・・・・・
と思っているうちに気分がまぎれて登りきれたのですが、
ここからずっと口渇との戦いが始まり、エイドに着くたびに水を大量に飲み始めました。


残り半分。
もうだいぶ足にきていましたが、
とりあえず、目標は75km関門です。
せめて、富士五胡に来た以上、5つの湖には行きたい。


続きはコチラから
→ http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2015-04-28


【OLYMPUS TG-620】


FUJI5LAKES 1 [フォトラン]

START~

午前2時起床。
車中泊もしやすい季節になり、6時間熟睡。
同じく大会参加者だろう、深夜なのに満車状態の道の駅を出発し、
大会の会場へ。
種目によって駐車場が振り分けられていて、
ありがたいことに俺は大会会場である富士北麓公園が駐車場。

富士北麓公園に到着し、とりあえず「アーリーエントリー記念」のTシャツを受け取りに。
これで走るつもりなので、まずは受け取らないと着替えられないのだ。
車に戻ってきて、・・・時間ねぇし!と、大慌てで着替える。

3時45分に、トランジット袋を体育館へ預け、走って競技場のトラックへ。
なんか、いつもウルトラのスタート前に余裕がないな・・・・・・

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午前4時、「第25回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」
富士五湖をすべて巡る「FUJI5LAKES」の部(118km)スタートです。

本栖湖には行かない「4LAKES(100km)」と、
河口湖、西湖、精進湖の3つにだけ行く「3LAKES(71km)」の部があります。
俺はいつもの「どうせ出るなら長い方」精神で、最長の部門に挑戦です。
というか、富士五湖に行って四湖だけって、そこまで行ったらもう一湖行きたいじゃん!
そう思って。

競技場を出るところには24時間テレビのマラソンコーチで有名な坂本さんと、
間寛平さんが。
もともとこの大会は間寛平さんが「スパルタスロン」の練習コースとしたのが始まりだそうで。
今回は25回目の記念大会ということで、ゲストに来ていました。
俺にしては珍しく、わざわざ握手してもらいました。

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4時スタートということで、辺りはまだ暗闇。

何度目かの100km(超)マラソンですが、4時スタートは初めてです。
どたばたとスタートしたこともあって、なんかまだ気持ちも落ち着かないまま、
なんとなくスタートしてしまった感じが。

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富士北麓公園を出ると、
まずは富士五湖の中で1つだけ離れたところにある山中湖を目指します。
信号のある公道なので、何度か信号ストップを余儀なくされますが、
まぁ、焦らず。

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5:30
山中湖に到着です。
だいぶ空が明るくなってきました。

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そして、山中湖で日の出。

ここで空いている公衆便所を見つけたので、最初のトイレ休憩。
途中のエイドに用意されている仮設トイレって、どこも1基くらいしかないようで。
まだまだ急ぐところじゃないけど、さすがにそんなに並んでられないなぁっていう
行列ができていました。

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6:05
朝日の中を走って、第1関門到着。
は~、とりあえずゆっくりしようかな。と、関門の閉鎖時間を見ると6:30。
あれ?結構、きわどい??

ウルトラの大会に出る時は、GPS時計は「タイム・走行距離・現在時刻」の3つの表示にしてます。
普段はここから現在時刻を抜いているのですが、ウルトラだと制限時間が時刻で表示されていることが
多いので、あった方が時間が計算しやすくて。
俺の場合、だんだん見なくなっていくのがタイムで、
走行距離はだんだん公式と誤差が出てくるので参考程度にしかならなくなってくるし、
結局、最終的には現在時刻と1km毎にポップアップ表示されるラップタイムしか見ないですね。

ううー、なんかきわどいんだな・・・とゆっくりできずに再出発。

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山中湖湖畔のサイクリングロードを走って行きます。
目の前には富士山。
ここ3年間、毎年悪天候で、富士山のふもとにいるのに富士山が見えなかったらしいですが、
今年は雲が多いものの、見えています。

富士山が傘をかぶってます。
雨が降る前兆ですね。
予報では18時頃から雨になるかもしれないとのこと。

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まだ白鳥がいる。のか定住している白鳥なのか、わかりませんが。

この頃、ペースはキロ6分くらい。いつもの100kmマラソンのペースからすると、
かなり早いペースで走っています。
なにせ、98km関門の閉鎖時間が、俺の100kmマラソンの自己ベストよりずいぶん早いんです。
これまでの走り方では、間に合わないということになります。
そして、アップダウンが思ったより大きいコースですから、
余力のある時に稼ごうと思って。
もちろん体力を残さなくてはいけないので、そのことは頭に置いていますが・・・・・・

身体が重い。

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風が強いわけではないのですが、湖面には小さな波が立っていて、
逆さ富士は見えませんが、これくらいがなんとか逆さ富士かな。

第1関門を過ぎてから、ずっと体が思うように動きません。
いや、ラップタイム的には動けているはずなんですが、結構苦しい・・・・・・
やばい、富士五湖どころか、山中湖だけで終わってしまうんじゃ。
そんな気持ちに捕らわれていきます。

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どうにか山中湖は1周し、コースは再び富士北麓公園を目指します。
昨年までは、公園に戻らずに河口湖へ行ったようなんですが、
今年はコースが変わっています。

信号ストップで息を整え、止まっているうちにストレッチで体をほぐす。

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同じ道で公園にもどるわけではないようで、狭い道を縫うように走って行きます。

あー・・・・・・苦しい。
もうすでに苦しい。
身体が重いなと思い始めた頃は、まだ体が温まってないからな、と思っていたんですが、
30km近くになっても、いつまでも身体が重い。
いつもより速いペースで走っているから、負担が大きい、それもわかっているし、
タイム的にはちゃんと走れているのもわかっている。
これはあれだ、きっとプレッシャーってやつだ。
ギリギリだった第1関門。(冷静に考えれば、まだまだ十分な時間なんだけど)
これまでより速く走らないといけないという焦り。
思っていたよりも難儀なコース・・・・・・
それらが大きなプレッシャーとなって俺にのしかかっていました。
走れているのはわかっているけど、プレッシャーを自分でどんどん膨らませていました。

やばい。第2関門にたどり着けるんだろうか・・・・・・

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7:24 忍野温泉エイド(32.1km)

ここでは三角おにぎりが振る舞われていました。
ちょうど小腹も空いてきたので、1ついただくことに・・・・・・
これがまぁ、海苔がしっかりしていて全然飲み込めない。
水も一緒に含んで飲み込む。ウルトラランナーさんに教えてもらった方法ですが、
これやると飲み込みやすいんだけどおいしくないんですよね。
しかし、背に腹は代えられない。

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味噌汁どうぞー。と、味噌汁も振る舞われていました。
ポットから自分でお湯を注いで味噌を溶かします。
塩分補給を考えて、ちょっと濃い目で。

この味噌汁の中に、おにぎりを入れているランナーもいました。
なるほどね、それはいいかもね。

この味噌汁が、プレッシャーに固まっていた俺を開放してくれました。
あたたかい飲み物って偉大だ。
やっと、走れてるから焦らずに頑張ろうと思えた。
まずはこの調子で第2関門を目指せばいい。

気持ちを新たにして再出発。

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富士北麓公園のふもとに戻ってきました。
まだまだ富士一湖。
残り100kmは切りましたケド、長い長い旅が続きます。

さあ、まだまだ頑張ろう。


続きはコチラから
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【OLYMPUS TG-620】


笹川流れマラソン [フォトラン]

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毎年恒例、村上市で開催される「笹川流れマラソン」に、
今年もチームつるかめのみんなで参加してきました。

近年、天候のすぐれないことが多く、今年も例年に洩れずどんより空にポツポツ落ちてくる雨。
まぁ、本降りではないし、雪交じりでもないので、よっぽどマシですね。
スタート前は雨対策も考えていたんですが、雨の状態を見て、濡れてもいいやと開き直りました。

っていうか、スタートラインの横断幕が近い。
こんなに前からスタートしたことないんですが、つるかめの仲間たちと話をしているうちに、
なんだかこの位置からそのままスタートすることになりました。

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道の駅笹川流れ「夕日会館」を通過。
いつも歩道橋のところに、オールスポーツのカメラマンがいます。
写りたい人はチェックしておきましょう。
ひきで撮られるので、なんとかを探せな感じになりますが、
前方にスペースを空けておくと、ゼッケンで判別がしやすくなり、ゼッケンで検索できます。

そんな小ネタはともかく、
どんどん追い抜かれながらマイペースで進みます。

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笹川流れの国道を併走しているJR羽越線には、いろいろな電車が通過します。
これは「きらきらうえつ」ですね。

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これは初めて見ました。わんこそばのご当地キャラが描かれた電車。
画像を拡大して「わんこきょうだい」と判明。
岩手県のご当地キャラのようです。
いろいろ調べてみたら「Kenji」という列車のようなんですが、
本来、運行されている路線ではないようですし、なぜ、この日にここを走っていたのか不明。
(参考サイト → https://www.jr-morioka.com/noccha/train/kenji/

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雨は気にならない程度ですが、せっかくの風景はまぁどんよりですよね。
俺が初めて笹川流れに参加した頃は、毎年天気が良くて、青い海を見ながら気持ちよく走れたんですが。

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天気が悪くて、今年は沿道の応援も出ていないかなと思いましたが、
雨にも関わらず、地元の方々からの熱い応援。今年もありがとうございます。

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細かいアップダウンや、短いトンネルが連続する景勝地笹川流れを行くコース。

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奥に脇川大橋が見えてきました。
あの橋の向こうに折り返し地点があります。

アップダウンの多いコースで、ここから折り返して戻ってくるあたりが、
わりと平坦な場所かもしれません。
・・・脇川大橋は結構な登りですが。しかも2回な。


今回は、ウルトラマラソンに向けて完全に調整ランのつもりで走っていました。
この日を最後の長距離練習にしようかなーと。
そんなわけでペースも上げずのんびり。シューズもファイブフィンガーズという、
速く走るには向かないシューズ。
ついでにGPSも持ってないので、現在の距離も走っているペースもわかりません。
最近は、大会に出ると「追い抜いて行く方」でしたが、
まー、抜かれる抜かれる。
ペースも周りのランナーも気にせずに、ただただ、自分のペースだけを考えて走りました。
それでも10km地点到着時に時計を見ると、1時間は切っていたので、
ウルトラ想定としてはちょっと速かったようで。

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やっと来ました折り返し。

折り返す前から、トイレにいきたくてしょうがないんですが、
トイレに行くのも面倒だなー、と通過してきました。
でも行きたいなぁ、面倒だなぁ。

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雨の中、漁師さんたちが網を直していました。
おつかれさまでーす。

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雨が降っているのは気にならないんですが、
メガネランナーなので、走ってるうちにだんだん水滴で視界が悪くなっていくのが難点。
走りながら、いっそメガネに撥水スプレーしたらどうなんだろう??
と、思いますが、たぶん壊れると痛いのでやりませんが、どうなんでしょう?
サングラスをかけて走っている方も多いかと思うんですが。


15km地点を過ぎて、やはりキロ6分はきっているペース。
ちょっと速すぎるなーと思いつつ、まぁ、いいかと気にしないで走る。
で、やっぱり行っておくか~、とトイレ休憩。
2分くらいのロスだと思うんですが、走り出したら体が軽くなりました。

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ばあちゃん補給。

ありがとーございまーーす!って手を振りかえしながら通過です。

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スタートラインに戻ってきました。
コースはここから内陸側へ折れ、旧 桑川小学校へ。

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ゴールの前に急傾斜の坂。「まさかの坂」
最近「がんばり坂」という名称を見かけましたケド、正式名称は特に決まってないと思われます。

なんでわざわざ、長い距離を走ってきて、ゴールを坂の上にしたのか、
理由はわかりませんが、
俺は、これはこれで大会名物なので、これでいいと思いますけどね。

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俺が「まさかの坂」と呼ぶようになったのはこの立て看板からです。

坂の途中で、藤田うににん会長を見つけ、きら子さんを見つけ、
そこからダッシュで駆け上がります。
ここまで完全に体力温存で来たので、脚力は余ってました。

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そしてゴールへ。
5本指靴でゆっくり走って、トイレに寄って1時間57分。2時間きっちゃいました。
ウルトラに向けて調整はちゃんとできているかなーと思えました。
ここが今回一番大事。

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ゴールの後は、笹川流れマラソン名物「あおさ汁」の振る舞い。
毎年、寒い大会なので、ゴール後の温かいあおさ汁は楽しみです。
今年はなんだかあおさも大盛りだった気がします。


チームつるかめは、皆、好成績で終われ、2人も受賞者あり。
みなさんお疲れ様でした。
そして、悪天候なうえ、走らないのに笹川流れまで運転してくてれた、
藤田うににん会長ときら子さん、ありがとうございました。
運転したうえに10km走っためいくんもお疲れ様。
まぁ、めいくんは今回、疲れなど感じなかったと思いますが。

あ、銀のねこさんもありがとうございました。
俺は粟島行けませんが、チームつるかめのメンバーが行くのでよろしくお願いします。


さて、次は118kmのウルトラマラソンだー!
ワクワクが止まりませーん。

【OLYMPUS TG-620】


NightRunner 6 [フォトラン]

新潟市では今日、ソメイヨシノの満開宣言が出ました。
場所によって差はあるものの、この間咲いたと思ったら、もう見ごろですね。
やっと来た春は駆け足で進んでいきます。

なので、夜ランで花見ランです。
その名も夜桜ン。

・・・・・・つまんない話はいいですね。忘れましょう。駆け足で。

カメラをポケットに突っこんで、家を出ました。
休足明けだったので、疲労感もなく快調、快調。
やすらぎ堤の桜は満開。
ああ~、気持ちいいなぁ!

・・・・・・どうしよう、写真を撮りたいけど、今、俺、無性に止まりたくない気分。(汗

なので、とりあえず「みなとぴあ」まではラン優先でかっ飛ばすことにし、
ここから折り返してのんびりフォトランに切り換えです。

DSC03081.JPG

さすがに外灯がないと、きびしいですが。

外灯といえば、やすらぎ堤の外灯は22時になると一部消灯してしまいます。
その時間が迫っています。のんびりフォトランですが、気持ちは焦ります。
なら、来る時も撮ればいいじゃんよ。はい、その通りですね。

DSC03084.JPG

萬代橋。
なにげにこの桜の開花状況は、毎年気にして見ています。
まだ若い木なんですけどね。大きく育つと嬉しいなぁ。

この対岸に、新しく公園のような場所が整備されたのですが、工事が終了してからも、
まだ立ち入り禁止が続いています。いつになったら入れるんでしょう。

萬代橋を過ぎてしばらく走っていると、突然消灯。
ええ?まだ22時まで10分はあるぞ~

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新潟市で夜桜といえば、白山公園は5本の指に入るのではないでしょうか?
(あと4つ言えとか言わないでください)

池に映った桜は、ここでのお決まりの1枚ですね。
今夜は風がなく、水面がまったく揺れないので、まさに鏡のようでした。

DSC03107.JPG

寒いからか、時間が遅いからか、夜桜見物で混んでいるということはなかったですね。

DSC03110.JPG


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「燕喜館」は、2009の「みずつち」で入って以来ですね。
もちろん、夜ですから、今夜も入ることはできません。

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白山神社の池のほとりにも、桜の木があります。

こちらは花見客もおらず、静かに池に姿を映していました。

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白山神社を経由して、さてまた空中庭園に上がって、もう一回りしようかな、と来てみたら。
おおう、ライトアップ消灯・・・・・・

仕方ない、今夜はこれまでのようです。

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消灯になったとはいえ、全部の外灯が消えるわけではないので、
たらたら走りながら撮影。

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生活の灯り。

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工場萌えならぬ、ガスタンク萌え。
なにげに好きです。コレ。

というわけで、NightRunnerの6回目は、夜桜ンでした。
18kmほど気持ちよく走ることができました。
まだしばらくは花見ランができそうですね。

【DSC-RX100M2】


NightRunner 5 [フォトラン]

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またも、カメラをポケットに突っこんで走りに行ってきました。
夜景が簡単に手持ちで撮れてしまうので、簡単に撮れるとやはり楽しい。
「ExmorR」が効いているってことなんでしょうかね。
さすがにシャッタースピードが稼げないとどうにもならないところはありますが。

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展望室に行こうかな、と思ったら、そういえばハーフパンツで来てしまったので、
寒波は通り過ぎたとはいえ、周囲から浮きすぎるので、
「お客様、その格好はちょっと・・・」と言われる前に自主規制しました。

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朱鷺メッセを1周しようかと思ったんですが、
現在、開業した頃に崩落した連絡通路の架け替え工事が始まったようで、
佐渡汽船ターミナル側に行ったら、壁が立ちふさがっていました・・・・・・
仕方なく、来た道を引き返す。

DSC02943.JPG

外灯多すぎな気がしないでもない通り。
道の向こうには、ちょっと太った三日月。

三日月の下には小さな星が見え、確かどれかの惑星が接近するような話を聞いた気が。
その隣にはオリオン座が並んでいて、まとめて撮ろうかと思ったんですが、
いろいろ設定を変えても、そううまくはいかず公開できるような写真が撮れませんでした。

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町の中に移されたゲージュツ。

DSC02954.JPG

日和山神社です。
夜中の日和山登頂となりました。

この写真のみ「手持ち夜景モード」で無理やり撮ったものです。
上に写りこんでいる黄色いのは、鳥居からぶら下がっている例のふさふさです。

昔はここから、新潟港が見渡せたんでしょうが、今は、住宅地のど真ん中って感じです。
そして、意外とここから海まで距離がある。

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日和山山頂から新潟市市街地方向。

日中までは寒波の影響で雲の多かった空ですが、
夜にはだいぶ晴れてきました。

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やすらぎ堤の桜。
開花はまだまだですが、だいぶツボミは膨らんできましたね。
満開までもう半月くらいかな?

もうちょっと走ろうかと思ったんですが、
今夜はなかなか階段ダッシュが多いコース取りで、疲れてきてしまい帰ることにしました。

しばらく前は不安いっぱいって感じだったんですが、
最近、それを越えて気分が楽になってきました。この境地に来ると、
当日、スタートラインに立つまで、走るという現実味を感じないまま、現地に行くことになるんですよね・・・
今年初ウルトラマラソンまでもうすぐです。

【Cyber-shot DSC-RX100M2】


NightRunner 4 [フォトラン]

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先日までの寒さはなんだったんだ?というくらい、春が加速度的にやってきたようで、
朝から気持ちよく晴れ渡り、ダウンジャケットなんて着てられない陽気。
仕事から帰る頃、昨日に引き続いていい夕日が見られそうだったので、
思い切ってランニングに出かけることにしました。


夕陽が沈んでいくのを見ながら走ろうと思い、まずは関分記念公園へ。
展望台には夕陽狙いのカメラマンが、2人ほどいました。
うち一人はツァイスの大三元ズームにα99。おお!SONY使い発見!?

展望台で陽が沈むのを見届け、ランニング再開。

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関屋海岸の海の家。
日本海から吹き付ける、強い風によって海水浴場の砂は吹き飛ばされ、
海の家の前に山ができています。
せっかくなので、砂山の尾根をトレイルランで通過。

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陽が沈むと、暮れていくのは早いですね。

薄暗くなっていく中を、タラタラ走っていきます。
新潟島を1周するつもりだったし、
ここ数日のランニングでだいぶ足に疲労が溜まっているのを実感していましたし。
何より、今日は日の出の頃から働いていたので、
それでよく島1周しようと思ったなって感じですが。
夕陽と陽気に浮かれてたんですね。春だなぁ。

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日和山の展望台から。
完全に暗くなる前。
空が青いです。

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みなとトンネルまできました。

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みなとトンネルは車道のトンネルと、歩道のトンネルが完全に分かれているので、
歩行者も安心です。

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トンネルを抜けた先の赤白エントツ。

この先は、工場萌えスポットですが、そこまで行くといったい何キロ走ることになるのか、
考えるだけで恐ろしいので、素直に引き返します。

最近、この「NightRunner」の回が、貴重な夜景撮影の機会になってます。
コンデジで手持ち撮影ですけどね。

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やすらぎ堤まで来ました。

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対岸の佐渡汽船ターミナル。
この頃、ターミナルに向かって何台も救急車両が向かっていたのですが、
なにかあったんでしょうかね。

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港町にいがた。
やすらぎ堤の「みなとさがん」は、新潟西港でもあります。
信濃川の河口ということもあって、港を感じさせる要素が少ないんですけどね。

この日は結局、23kmのラン。
ここ数日の疲労で、もーヘロヘロになりました。
明日はさすがに休もうかな。


【Cyber-shot DSC-RX100M2】


NightRunner 3 [フォトラン]

このところ、悪天候やら体調不良やらで、走りに行くことができず、
気がつけば9日間もノーラン・・・・・・
ようやく、走りに行けそうな空。

久しぶりだから、軽くやすらぎ堤で。
いや、ゆっくり長めに20kmだ。
それはさすがに休み明けには重すぎるか。でも10kmでは少ない気がする・・・・・・

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ということで、カメラを持ってのんびりとコースを決めずに走りに行くことにしました。

空には満月。
正確には前の晩が満月で、今年一番小さい満月だったらしいのですが、
(スーパームーンの逆で月と地球の距離が一番遠いってことね)
まぁ、次の夜でも、ほぼ、満月ってことで。

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街の中を走りながら、歩行者信号が変わるタイミングで曲りつつ、
ちょっと気になる小道に入ってみたりする。

誰もいない道で、カメラを取り出して走り去る姿は、まさしく不審者です。
まぁ、職質されて困るような写真は撮っていないので、
万が一、制服の方に声をかけられても大丈夫だと思いますが。たぶん。

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どうしても寄り道が必要になったので、ちょうど近くに来たことだし、
ちょっとあがって見ました。

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新潟市上空にUFO出現。

月かと思って撮ったら、よくよく見たら照明の映り込みでやんの・・・・・・

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萬代橋を走って渡る。
歩道だけど。

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気がつけば結構な時間になっていたので、もうちょっと先を目指したい気持ちはあったけど、
ここいらで戻ることに。

月も高く昇ってしまい、街並みと一緒に撮ろうとしても入りません。

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「やすらぎ堤の俺」

今年の「みずつち」の開催概要が発表になりましたね。
新潟市民には不評な(?)イベントですが、俺は大変楽しみにしています。


結局、今夜は15kmも走ってしまいました。
10kmでは少なく20kmでは長いと思っていたので、まぁ、ちょうどよく真ん中で終わった感じで。
フォトランと言うには撮った枚数は少なかったのですが、
久しぶりにのんびり走ることができて、とても気持ちが良かったです。

【Cyber-shot DSC-RX100M2】


タグ:DSC-RX100M2

越後雪獅子祭 2 [フォトラン]

夜勤明けで「スノーシューカップ」を走り、帰宅した後、ガッツリ寝ました。
そして翌朝・・・・・・
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再び、下田村の「Snow Peak Headquarters」にやってきました。
白鳥を見に来た時も含めると下田村に来るのは今年に入って3回目。
こんな短期間に通ってくることになるとは、白鳥を見に来た時には思いもしませんでした。

前日とはうって変わって、朝から気持ちのいい青空が広がっていました。
ゆっくり下道をドライブして会場入り。
「越後雪獅子祭」は2日間の開催。2日目に行われるのは「スノーランカップ」です。
スノーシューは履かずに雪の上を走ります。

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青空が気持ちいいスタート・ゴール地点。
高速道路で駆け付けた前日とは違い、ゆっくり時間があったので、ふらっと散歩したり、
ミニ講習会にも参加。

開会式にも出て、コース説明を聞きます。
って、スノーシューカップと同じコースを走るんですけどね。
スノーランも3kmと6kmの2部門。もちろん6kmでエントリーです。

こんなに天気がいいと、雪の表面が柔らかくなるのが心配です。
走ろうと思ったら、曇って冷えている方がいいですよね。
もちろん、青空の方が走っていて気持ちいいんですけどね。

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スノーシューよりも参加者が多かったようです。
地元新聞に取り上げられていたからだとかなんとか、聞こえてきました。
単純に、スノーランならスノーシューを持っていなくても参加できるというのもあるのかと思いますが。
いくら無料レンタルもあると言われても、行って残ってなかった場合なんかも考えると、
参加しづらい気持ちもわかります。俺も昨年は実はそうだったんです。

今年来てみてわかりましたが、たくさんレンタル用は用意してあるようなので、
持っていなくても大丈夫そうです。

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スタート地点を駆け下ります。
いや、足裏で滑り降りるという表現の方が正しかったかもしれませんが。

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青空で天気がいいので、写真撮りまくりで、結局、ほとんどずっと右手にデジカメ握ってました。
なので、今回は写真多めでお送りいたします。

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晴れて雪が柔らかくなっているのもありますが、
前日のスノーシューカップで踏み固められたラインを外れると、ズボズボ地獄が待っています。
なので、基本的に追い抜きは難しいです。
根性いれて追い抜きかけたけど、雪に足を取られて結局追い越せないみたいな光景は、
何度か見ました。
俺はまぁ、走れていれば十分なので、列についている間は列のペースで。

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みなさんがトレランシューズで走っている中で、俺はいつものゴム長です。
いや、ランだから普段履きのトレッキングシューズ(防水無し)で走るのもいいかと思いましたが、
まさかの替えの靴下を忘れるミス。
銀のねこさんにレンタルのトレランシューズもあるよと教えてもらい、
見に行ったのですが、ICI石井スポーツ新潟店の店長さんに聞いたら「防水ではないです」と。
それでは靴下が濡れてしまう。
ということでゴム長です。ゲイターも履いてますが、これはゲイターなんて洒落た名前のものではなく、
ゴム長と一緒にホームセンタームサシで買った「雪よけカバー」くらいの名前のものです。
この日の俺は靴下を濡らさないことが至上命題でした。

まぁ、いいんです。雪の弥彦や角田から下山する時に、ゴム長で駆け下っているので、
ゴム長で走れることはすでに実証済みですから。
もちろん重いし反発力がないので、トレランシューズに比べたら走りにくいのですが。
そこはまぁ「修業だと思え」ということで。

弥彦や角田でちょっと走ったことはありましたが、こんなに長距離を走ることはさすがに初体験。
(「スノーランカップ」自体も今回が初めてのイベント)
踏み固められたとはいえ、足場はこうして誰かが踏み抜いた穴が開いていたりで、
その場の瞬間の判断で、安定した足の置き場を見つけて、走っていきます。
これはスノーシューで雪上を走るのとまた違いますし、ロードのランニングとも違い、
トレイルでのランニングに近い感覚でした。
歩幅は一定ではないですし、安全なところを選んだつもりでも、ずぼっといって、
反対の足で踏ん張ってコケる前に体勢を立て直す。
そんな風に走っていきます。

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スノーシューと同じコースということで、急斜面もそのままです。
先を行く方を見ると、その高度感がわかるかと思います。

とりあえず、前に着いていけば、足場はしっかりしているので、
登りにくい、下りにくいということはありませんでした。

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スノーシュー、スノーランともに三条大会コースのメインイベントが、
このジャンプ場所。
スノーランの時のジャンプ場所は、
スノーシューの時より落差が小さいところからジャンプするようになっていましたが。

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1周目は特別急ぐことはありませんでしたが、
走っていて気持ちが良いいいペースでした。

夜勤明けで参戦したスノーシューより、快調に走れている実感があります。

コース外にたくさん足跡がありますが、これは前日のスノーシューで付けられた後です。
誰も走った後がないところを走るって気持ちいいんですよね。
・・・コース・・・・・・・
まー、大きくショートカットしたりしなければ、なんも言われないと思います。
スノーランで、こんなとこに突っ込んだら、足ズボ地獄行き確定です。
それができるのがスノーシューの魅力。

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同じコースを2周というのも、もちろん前日と変わりません。
ゴールと、ゴールするショートの人を横目に見つつ、2周目に突入です。

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雪の森を駆け抜ける爽快感。
冬だから、雪だから楽しめる遊びです。

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青空と重そうな雲、降り積もった雪が作るライン。
美しいと言わず、なんて言いましょう?
走りながらうっとりしてしまいます。

2周目では、ショートの部のランナーがいなくなった分、コース上にいる人が少なくなるので、
ひたすら自分のペースで走っていくのですが、
まー、ハマるはコケるわで大騒動でしたわ。
下り斜面は大勢のランナーが走ったので、かなり足場が崩壊してましたし。
天候がいいので、雪面がだいぶ柔らかくなっています。
楽しかった。

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そんな楽しいスノーランも終わりが見えてきました。
スノーランも楽しいものですねぇ。
なかなか行けてませんが、弥彦か角田にでも登りたくなってしまいました。

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最後の坂を登りきってゴール。
前日よりずっと快調に走ってきたつもりでしたが、
意外とスノーシューで走るのとタイムが大差なかったです。

ゴールゲートをくぐってから、息を整えていると、ゴールでランナーを出迎えていた、
トレイルランナーズの代表である松永さんに声をかけてもらいましたので、
楽しかったです~とお伝えしておきました。

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表彰式。
銀のねこさん、前日に続いて優勝。
これでスノーシュー3戦とスノーラン優勝でまさに「雪の女王」ですね。
重ね重ね、おめでとうございます。

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トレイルランナーズさんの大会では恒例となっている、豪華景品がもらえるじゃんけん大会。
昨年からは、最後までいるといつ終わるかわからないと思って、
参加しないでそそくさと撤収していたのですが、
今回、最初の景品がスノーピークの「山財布」
お!いいね!と帰りかけた足をじゃんけん大会に向けました。
じゃ~んけ~んぽい!

・・・・・・さ、帰りましょう。



これにて、雪シーズンの大会は終了です。
この季節にスノーシューカップやら開催してくれる「トレイルランナーズ」さんが、
新潟にあるということに感謝です。
もう何年もトレイルランナーズさんの大会には参加していて、いつも楽しんでいます。
なかなかスケジュールの都合がつかなくて出られないんですけどね。
楽しんでいるけど登録はしてないんですが。

2日目も会場でお会いした銀のねこさん、Aさんありがとうございました^^
今度は雪のないところでお会いしましょう。


【OLYMPUS TG-620】【Cyber-shot DSC-RX100M2】
(TG-620の電源が入りっぱなしで、会場入りした時に電池残量がなかったので、
 走っている時以外はRX100M2で撮影。忘れ物多すぎる2日間でした・・・・・・)


越後雪獅子祭 [フォトラン]

三度、スノーシューカップ。

トレイルランナーズさんが主宰する「スノーシューカップ」は今年は全3戦。
長岡、胎内と参加してきましたが、3戦目の三条大会は夜勤明け。
・・・迷いました。さすがに夜勤明けで走るってどうなん!?と。
でも、ここまで参加してきたら、やっぱり最終戦も走りたい!と決まりました。
職場を出て、高速道路で三条へ。
なんとか受付終了の15分前に、会場に着くことができました。
当日参加も可なので、ずっと当日参加で参加しています。

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「スノーシューカップ 三条大会」は、「Winter Trail Games~越後雪獅子祭」のイベントの一環として開催されました。
会場は、三条市から世界に羽ばたくアウトドアメーカー「Snow Peak」の本社がある、
Snow Peak Headquarters」です。本社と直営店の隣に広大なキャンプ場が広がっている場所です。

三条っていうか下田(しただ)ですけどね。

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開会式のあとコース説明。
地図を見てもさっぱりわかりませんが、現地でお会いした「銀のねこ」さんに、
「こっから出て、ぐるーっと回ってくるんだよ」と教えてもらう。
そのくらいの認識で十分そうです。

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参加者は80人ちょっとだそうです。
今回もショート(3km)とロング(6km)の2部門があり、
「どうせ出るなら長い方」で6kmにエントリーです。
・・・・・・夜勤明けなのに。

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スタートから落ちるような坂。
いきなり難所です。

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スタートすぐは吹雪。
顔に打ち付けてくる雪が冷たい。
写真どころじゃない。

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吹雪はすぐに収まったので、とりあえず安心しましたが、
しばらく走って気が付きました。
やっぱりもう体力が残ってない。ああ、夜勤明け。
一応、仮眠時間に1時間ちょっとは寝たんですけどね。
身体は重いは足は上がらないわ。
今回は、もう歩きでもいいかなってくらいに歩く。
1周目からそんなでいいのか?って気もしますが。

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三条大会は平坦だから、物足りないかもよーと聞いていたが、
なんのなんの、斜面を上がったり下がったり。
体力がないもんだから、これまでスノーシューカップでこけたことなかったのに、
踏ん張りがきかなかったりして、何度もコケました。
斜面を駆け下ってきて、カーブで曲がれなーい。ダーイブ!みたいな。

まぁ、それがまた楽しいんですけどね。

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どうにか1周してきました。
だいぶくたびれていますが、もう1周あります。
コース誘導のスタッフに「2周にしたの後悔してる?」と言われる。
「いえいえ!まだまだいきますよ!!」
と返してバッタバッタ走る。

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天候は落ち着いてきました。
せっかくのスノーシューカップです、やっぱ走らんばらろ?と思って、
えっさえっさと走ります。
途中で立っていたスタッフに「辛い?」と声をかけられましたが、
「楽しいでーす!」と言って駆け抜けます。

もちろん辛いです、でも、楽しいです。

「雪があるから、
 山があるから
 自然があるから、
 私たちは遊べる。」
「越後雪獅子祭」のパンフレットにはそんな言葉が書かれています。
まさにその通りだと思います。
雪国にとっても雪は寒いは降り積もるは、生活にとって不便なものでしかありません。
でも、雪国で暮らしているからこそ、こうして雪で遊べるのです。
なら、日ごろの雪への大変さはとりあえず忘れて、
こんな時は目いっぱい、雪を楽しみたいですよね。

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なんとか1周目よりは走っている感じで来ました。
ああ、もうちょっとでゴールだと思うと、体力がなくても寂しいもんですねぇ。
もう1周行けと言われてもこの日は、とても無理だと思いますが。

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さぁ、ゴールですが・・・・・・
スタート直後に駆け降りた急坂を、登れっていうんだねこのコース・・・・・・

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おりゃああああ!
と、残る力を振り絞って、駆けあがってゴール。

これにて「スノーシューカップ」制覇です。
なお、全部出たからと言って、特別何かもらえるわけではありません。
ただの自己満足です。
今年は、たまたまうまく休日があって3戦できましたが、
今後、こんな風にうまく日が合うことはないんだろうな、と思ったのも、
今年は頑張って3戦参加しようと思った理由でもあります。

スノーシュー、楽しいですね。
雪質にもよりますけど、だれも歩いてない雪原を、雪煙をあげて走っていくのは爽快です。
すっかり虜ですよ。

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これまで時間的な都合もあって表彰式まで見たことがなかったので知らなかったのですが、
長岡、胎内、そして三条と「銀のねこ」さんが、ロング一般女子で3連勝だったそうで、
凄すぎます。
おめでとうございます!!


大会後、「いい湯らてい」で汗を流して、ゆっくり休もうと思っていたのですが・・・・・・
(車にはしっかり寝袋を積んで行った)
何度も確認して荷物を準備したのに、着替えを持ってきていない!
しかたなく、そのまま帰って自宅で汗を流すことになりました。
行きはまだ徹夜明けハイテンションも手伝って、元気にドライブしてきたけど、
さらに疲れた状態で下田から帰るのはつらかった・・・

さて、「越後雪獅子祭」は1日では終わりません。
そして雪の女王の伝説が続きます。


現地でお会いした、銀のねこさん、Aさんありがとうございました^^
みんな冬でも元気ですねー。

【OLYMPUS TG-620】


いわきサンシャインマラソン [フォトラン]

数十年ぶりの大雪で幻の大会となってしまった昨年の「いわきサンシャインマラソン」
あの日、雪に埋もれたいわきで、必ず1年後に帰ってくると決意しました。
それから1年。
今年も日本横断して参加してきました「第6回いわきサンシャインマラソン」
一昨年に続き、2度目の参戦です。
昨年の分も楽しんで走る。という決意のもと、あえて昨年の参加賞Tシャツで走ることにしました。

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いわき陸上競技場がフルマラソンのスタート地点です。

今年は雪はないけれど、サンシャインもありませんね・・・・・・
一昨年は、まさにサンシャイン!という空に、冬場の太平洋側ってこんなに明るいんだって驚かされましたが。
まあ、天気予報はあまり良くはない予報でしたが、
こうしてこの地に再び立てたというだけでも、嬉しいものがあります。

スタート前に、「チームつるかめ」のくまくまさんと現地合流。
そして「くびき野100kmマラソン」で一緒に走った福島県のランナーきみさんと再会。
「ごせん紅葉マラソン」でともに仮装で走り切ったKさんともお会いすることができました。
(「ブログに載せてください」とKさんに言われたのに、
  Kさんの「紅葉マラソンTシャツ」撮り忘れました。スイマセン)
スタート前にラン友さんとエール交換できると、気合が入りますね。

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サンシャインが来ないまま、スタートです。

今回は、2月からフルマラソンに参加しているとはいえ、まだまだオフシーズンのつもりなので、
気持ちよく走れればそれでいいかなーと思っていました。
「サブ4なんてとんでもない!4時間はきりません」
そう断言してスタート。
年内にどこかでサブ4(4時間以内でゴール)やりたいなとは思っていましたが、
まだオフシーズンですからね。

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スタートからしばらくは大渋滞です。
スペースを見つけて他のランナーをかわしつつ、走っていきます。
渋滞にハマって自分のペースで走れないよりは、
とりあえず、かわしながら気持ちよく走るということで。

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最初の2kmだけ渋滞の影響でだいぶ遅いペースでしたが、
そこからはキロ5分ちょうどくらいにペースアップ。
俺にとってはちょっと速すぎるペースですが、気持ちよく走れているので良しとします。

とりあえず海までこの調子で行って、海沿いは沿道の声援を受けながら気持ちよく走って、
小名浜港も沿道にたくさん人がいるから気持ちよく走れるだろうし。
・・・最後の10kmは・・・・・・うーん、あとは根性だな。根性。
後のことは考えないで、今回はとにかく走れるところまで気持ちよく走ることに決まりました。

5kmくらい走ると、ようやく空が明るくなってきました。
いよいよサンシャインか?
と、期待したのですが、結局、ここが一番サンシャインだった時間帯でした。

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上空を飛んでいくモーターパラグライダー。
この大会の名物になっているような気もしないでもないです。
モーターパラグライダーから撮影された映像は、YouTubeで公開されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=OdxQgJ2K7wA

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13kmほどで、太平洋に出ます。
一昨年はキラキラ輝く海に、でけーな太平洋!って感じでしたが、
今年はどんよりです。
で、海からの風もちょっと冷たい。

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個人的にここの港周辺の風景が結構好きで、昨年も雪の中わざわざ来ましたし、
いわきに来ると、ここは必ず立ち寄っています。

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最初の折り返し地点がある江名港。
ここの賑やかな応援は大会の名物にもなっていますね。
大漁旗に太鼓の演奏。沿道に集まったたくさんの地元の方々。
たくさんのエネルギーを貰えます。

実は、前夜に真っ暗な中、この江名港まで車で来たのですが、
すでにたくさんの大漁旗が下げられていて、なんも照明もない真っ暗闇の中でしたが、
とても感激したと同時に、しまった、これは大会当日に走ってきて見るべきだったと悔やみました。

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沿岸に建設中の巨大な防潮堤。

内陸から海へ出たあたりまで同じ道を戻り、そこから三崎公園へ向かっていきます。
江名港前、そしてこの折り返しでラン友さんたちとすれ違ってエール交換。
みんな快調に走っているようで、嬉しく思います。

まだまだキロ5分のペースを保ってきましたが、さすがに中間点まで来ると、
そんなペースで長い距離を走ったことがないので、足に疲れが溜まってきたのを感じます。

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そして三崎公園への登りが、このコース最大の坂でもあります。
ぐぬぬ、さすがにしんどいですが、まだハーフを過ぎたばかりですから、弱音も吐いていられません。
この坂には「特産物エイド」が!!
食い気にモノを言わせて、頑張ります。

三崎公園にあるエイドは、いわきの特産物であるイチゴとトマトが大量に振る舞われているのです。
一昨年、イチゴの甘さに感激し、今年もとても楽しみにしていました。
そして、大量のイチゴを前にしてまず1つを口に放り込む。
甘!やっぱり甘!!いわきのイチゴうま!!
とりあえずもう1つつかむ。
ランナーがたくさん来るので、とりあえず離れる。
掴んだ1個を食べる。
うわー、幸せなうまさだー。
この先のテーブルにもあるのかな?今年はカップ入り無いな・・・・・・
と、進みだしたら、エイドなかった。
あああ!?楽しみにしていたのに今年は2個で終了!?
かといって、わざわざ戻るというのも何だったので、(ウルトラなら躊躇なく戻りますが)
写真を撮る間もなく、イチゴ補給終了。

ちなみにトマトは、あまり走っている途中で食べたいと思わないので、
手に取りませんでした。日常生活の中ならトマトも好きなんですけど。

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コースは小名浜港へ。
さすがにキロ5分では走れなくなってきましたが、キロ5分半は維持できているので、
このままいければいいかなーと。
いや、このまま行けたら俺にとっちゃスゲーことだけど。

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「いわきら・ら・みゅう」「アクアマリンふくしま」の周辺は、10kmとハーフの会場であり、
フルマラソンのゴール地点でもありますから、たくさんの人が集まっています。
ゴール地点ですが、とりあえずここは一度通過です。

正直しんどいですし、スタートしてしばらくは温かいかな?と思っていたんですが、
海沿いに出てから、肌寒さも感じます。
汗冷えもあると思いますが。

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コースは工業地帯に突入。
いよいよ30km地点も過ぎ、あとは10kmちょっとでもう終わり~と思えそうですが、
いわきのコースはこの30kmからがクセモノだったりします。
「30kmの壁」なんて言葉もありますし、多くのランナーがここまでにほとんどの体力を使っていると思いますが、
ここから、ながーーーい登り。
一昨年も、ずいぶん苦しめられた記憶があります。
また周辺も工業地帯ですが、周りに何か気晴らしになるようなものが見えるわけでもないので、
そういう意味でも辛いところ。

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しかも雨が降ってきてしまいました。
予報よりもだいぶ早い降り始めです。
降水確率も高くなかったので、雨対策もなにもしてきませんでした。
身体が冷え切って、手先の感覚がなく、ポケットからカメラを取り出すのも一苦労。
取り出したところで、シャッターボタンを押す感覚もなしという。
2月の大会だからグローブ(というか軍手)もやはりしてくれば良かったと思いました。


きっと序盤にここを通っていたら、そんなに苦労をする場所ではないのかもしれません。
距離にしたって、そんなに長いというわけでもありません。
しかし、どこまで続くんだコレ・・・・・・と、果てしなく続くようにさえ思えてきます。

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そしてようやく、34.3kmの第2折り返しに来ました。
折り返すランナーがみんな、やっとここまで来たぞーって感じで、
それを言葉に出すわけではないですが、疲れた顔でわざわざコーンにタッチしていく姿が印象的でした。
もちろん俺も。

残り7km。体力は残っている気がしない。なにより体が冷え切ってどうにもならない。
サブ4は・・・序盤でだいぶ貯金を作ったつもりでいましたが、
えーと、キロ6分で走って行かないと間に合わない?
貯金なし。

折り返しということはつまり、この難儀な工業地帯をまた逆走して、小名浜港に戻るということです。
やっぱり今回はサブ4は諦めだな~

折り返してちょっと登ると、私設のエイドでしょうか?
「暖かいポカリありまーす!」との声。
救世主が現れました。吸い寄せられるようにエイドへ行って、紙コップを受け取りました。
ううう~暖かさが紙コップから手に伝わってきます。
「うどんもありますよ!」
と、目の前に出されたお盆の上に、紙コップに入ったうどんが。
暖かいものが欲しかったので、反射的に受け取りましたが、
さて、箸もなくどうやって食べようか、歩きながら考えて・・・・・・
飲みました。
この度、うどんは飲み物であるということが判明いたしました。

この暖かいポカリとうどんに助けられました。
冷え切った体が温まり、指先の感覚も戻ってきました。
よし、戦おう!
残り7km、キロ6分。行けるところまでそれで行こう。
黙々と坂と戦いました。
最後まであきらめなければ、間に合うかもしれない。

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苦しいエリアをぬけて、小名浜港に近い平坦なエリアへ。
40km地点を過ぎたのに、長いストレートは、果て無く続くように思えてきます。
2kmってこんなに長いっけ?ってくらい、小名浜港が近づいてきません。
視覚的にやられますね。ここのストレートは。

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やっと来ましたゴール。
ゴール手前は大きな水たまりがたくさんできていて、ピョンピョンとジャンプしてかわす。
かわしていたんですが、ええい、もうゴールだ!と、後は構わず突っ切ってゴール。

おねーさんに紙でできたレイを首にかけてもらいました。
あああ、疲れました。
今回は力を使い切った、そう思えます。

タイムは3時間55分55で、なんと初のサブ4達成です。
なんとなんと自己ベストを25分も短縮です。
我ながらビックリです。

中間くらいまでは、当初の目標通り気持ちよく走れましたが、
その先は、身体が冷えたり、コースに苦しめられました。苦しい大会でしたが、
まぁ、いい結果に追われたので、トータルすれば気持ちよく走れたと思います。
さすがに「3時間」という数字を見ると、顔がニマニマしてしまいますわ。
3時間は3時間でも、ほぼ4時間みたいなもんですが。

ラン友さんたちとも、スタート前、コース上、ゴール後とお互いに頑張っている姿が見られ、
ラン友っていいなぁ、とこの度改めて実感した次第です。
みなさん、またどこかの大会で会いましょう!


次のマラソン大会は4月。おそらく参加回数最多の県北での大会でハーフマラソンです。
その前にもう1回雪遊びかな。

【OLYMPUS TG-620】


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