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おぢや風船一揆 [新潟の風景]

小千谷市に「おぢや風船一揆」を見に行ってきました。
行きたい、行きたいと思っていたものの、ここ数年来ることができず、
調べてみたら、20102011と連続で来て以来、4年ぶりの風船一揆でした。

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「風船一揆」というものの、風船ではなく熱気球です。

「おぢや風船一揆」は、熱気球大会「日本海カップクロスカントリー選手権」という競技大会も兼ねていて、
競技フライトなんて珍しいものが見られるのです。
本当は、熱気球と花火のコラボが見られる初日に来たかったのですが来れず。
でも、以前から競技フライトは見てみたいと思っていたので、念願かなっての小千谷入りでした。

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始めは、どこから見えるかわからなかったので、別の場所にいたのですが、
せっかくだから接近してみよう、と会場まで行ってみました。
午前8時の離陸開始に合わせて、次々と熱気球が上昇していきます。
今年は35機の熱気球が参加したとのこと。

青空バックではなかったのですが、降らなくて幸いというところでしょうかね。

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みるみる小さくなっていく熱気球。

さて、競技フライトとのことですが、何をどうやって競うのか、見ていてもさっぱりわかりません。
まぁ、見ているだけでもなかなかの風景なんですけどね。

会場ではラジオなのか、実況解説みたいのがどこかのスピーカーから聞こえてきました。
なんか、赤いのを下げた熱気球があるらしい・・・
目を凝らして探して、

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見つけました。「NB」と書かれた赤いヒラヒラ付きの熱気球。
「NB号」は小千谷の会社「日本ベアリング」の熱気球のようです。

この熱気球が、競技フライトで重要な役割のようですが、全然、全容がつかめません。

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やがて「NB号」が会場内に着陸。
赤いヒラヒラを地上で広げ始めました。

ふむふむ・・・・・・

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そこへ別の熱気球が接近してきて、何か落としましたよ。

あ、なるほど、わかりましたよ。
競技スタートとともに、各熱気球は一斉に離陸。
その中にホスト役の熱気球が1機あって、それはどこに行くかは他の選手は知らない。
ホスト役の熱気球の動きを見ながら、各機コントロール。
一定時間かなんかで、ホスト役がどこかに降下。目印を広げる。
選手は、その目印になるべく近いところを目がけて接近、自分の印を置く。
ホストの目印に近いほどポイントが高い。
という感じでしょうか?違ったらスイマセンが。

風の影響を受けやすい熱気球ですから、その操縦技術が試されるということですね。

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見ていると、印を投下する方法も各選手様々。
接近を諦めたのか、かなり離れたところから、グルグル回して飛ばす選手。
真下に投下する選手。

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超低空飛行で接近して投げる選手。

そりゃあもちろんなるべく近づきたいんだけど、なかなか思うように行かないんでしょうね。
なかには、接近することすら諦めてる気球とか、
まだ「NB号」が上空にいる段階で、全然あらぬ方角に飛ばされていく気球とか、
遥か彼方に飛び去っていってしまう気球とか、
風任せと操縦技術を試される競技らしい面は見ることができました。
地上では、上空の気球と連絡を取り合っているらしい地上班が右往左往。
どうも遠くに飛ばされそうなのか、大急ぎで会場を出ていく車両もたくさん見ました。

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計測中。
雪原の上だから、計測するスタッフも大変でしょうね。
印は見つけやすいだろうけど、歩くのが。

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近くで見ると大きいのですが、ちょっと上がるとそんなに大きくないように見えます。

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こうして見るとやはり大きいんですよね。

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8時離陸開始で、それから1時間程でほとんどの気球が着陸。
そして、競技も1回のフライトで終了です。

初日にも競技フライトがあって、その合計ポイントで争われるようです。

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着陸した熱気球は、手際よく片づけられていきます。

気球部分は結構小さな袋(黒い袋の方)に収まってしまうんですね。


あっという間の1時間という感じでした。
こんなに短いとは思いませんでしたし。
初めて見る競技フライト、面白かったです。

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