SSブログ

白馬大雪渓へ [山歩]

連休3日目はどこに行こう。道の駅で目覚めてから、地図とずっとにらめっこです。
そこで、タダで行ける場所を見つけてしまいました。白馬大雪渓です。
車でいいとこまで行って、そこから先は雪渓まで遊歩道になっているとのこと。

DSC02094.JPG

猿倉荘という山小屋(?)までは、車で上がってくることができます。
なるほど、「大雪渓まで約1時間」ちょうどいいトレッキングになりそうですね。

駐車場でバックパックに装備を詰め替え、購入してから使ったことのなかった熊鈴をつけて、
いざ山の中へ。
猿倉荘からすぐは、山奥の登山道という感じの細い道を登る。
この感じで1時間だと、ちょっとした登山だな~という道。

DSC02098.JPG

と、思ったら、管理用の道路なのか、車のわだちがある砂利道に出ました・・・・・・
ここから一気に歩きやすくなりました。

DSC02096.JPG

初日(八方尾根)、2日目(上高地)は雨の中でしたが、この日は快晴!
緑と青空がまぶしく、歩いていて気分が良かったです。
雨続きだっただけに、余計に青空が気持ちいい。

DSC02101.JPG

こんなところも通ります。
完全防水の靴だったら、そのまま行けそうですが、ちょっと心配だったので、
木の橋の方へ進みました。

DSC02150.JPG

滝の音がするなぁと思ったら、大瀑布が。
砂防ダムなのか、人造の滝でしたがその落差はかなりのもの。
ちょっと遠くて比較対象になるものも見えないので、写真ではその大きさがつかめないかと思いますが。

DSC02153.JPG

近くまで行ける道もあるようで、砂利の林道がそちらにも続いているのですが、
分岐点のところに封鎖するようにされていたので、行くなと言うことなんだなと行きませんでした。
もしかしたら、ただの車止めなのかもしれませんでしたが。

DSC02107.JPG

対岸の雪渓に山から水が流れ込んでいます。

DSC02109.JPG

このまま林道で雪渓まで行けるのかと思ったら、行き止まりとなり、
今度は木道を進んでいきます。

DSC02111.JPG

雪渓の一番下にたどり着いたようです。

・・・・・・って、道が無くなってしまって、ここからどう進めばいいやら・・・・・・
雪渓の真ん中には、大きな穴が開いていたりするので、
なんとなく大丈夫そうな場所を選んで進みます。

DSC02112.JPG

猿倉荘から50分で、白馬尻小屋に到着です。
ここでちょっと休もうかと思ったんですが、なんと工事中で営業していませんでした。
水分と食料を多めにもって入って良かったですわ。

もしかしてまだ山開き前でしたでしょうかね。

DSC02114.JPG

雪渓を下ってくる人あり。
この方が、行きで唯一すれ違った登山者でした。

さて、雪渓ってどこを歩けばいいのやら、です。
恐る恐る横断してみたり、一歩一歩慎重に進みます。

DSC02115.JPG

日差しは暑いくらいでしたが、雪渓を渡る風はさすがにひんやりして気持ちいいくらい。

生憎と、雲がかかって白馬岳は見えない感じでしたけど、
正直どこが白馬岳なのか、よくわかっていない気がする・・・・・・

DSC02117.JPG

どこまでも登ってもキリがないので、白馬尻小屋からこのくらいまで登ったところでやめることにしました。

DSC02116.JPG

なかなかの急こう配です。
そういえば、車の中に簡易アイゼン入ってるんだから、持って来れば良かったと、
雪渓の上を歩きながら気がついてももう遅い。

DSC02120.JPG

とにかく気持ちいいの一言に尽きるトレッキングになりました。
3日間のうち1日だけでも晴れてくれて良かった。

しかし、そうこうしているうちに雪渓の上の方から雲がだんだんと立ち込めてきたので、
下山を決めました。
長居して、結局最終日も雨の中でした、より、気分がいいうちに終わった方が後味いいですしね。


後から知ったのですが、雪渓には赤いラインが引かれて、
そこを歩いてくださいということになるようです。
そんなラインも見当たらなかったので、やっぱりまだ観光シーズン前だったのかもしれません。
雪渓は、一見、何事もないように見えても、下に大きな空洞ができていて、
知らずに踏み抜くと命の危険もありますから、くれぐれも気を付けて行動してください。
なのでまぁ、自分のやっていることは、怒られても仕方がないことなのですが・・・・・・
あー、怖かった。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。