雨の上高地 4 [山歩]
明神池から河童橋へと戻ってくる頃、雨が上がってきて、
岳沢が見えてきました。
雲間からは、奥穂高の山頂と思われるてっぺんも見えることがありましたが、
お!と思ってカメラを構える頃にはもう雲に隠れてしまうという、ほんの短い雲間。
しかし、その高さを感じることができると、山の大きさを実感しますね。
やはり、ここが晴れてこその河童橋、上高地なのかなと。
早朝はまばらだった観光客も、この時間には多数の観光バスも乗り付けて、にぎやかに。
河童橋から梓川下流、焼岳方向。
時間が中途半端に余ってしまいました。
大正池まで行ってバスターミナルまで戻ってくるには時間が足りない。
せっかく来たのに、時間を余らせて帰るのはもったいない。
ということで、今度は梓川の右岸から明神池方向を目指すことにしました。
明神池までは行かず、時間を見ていいところで切り上げるということで。
あまり地図にも名前が載っていないのですが、岳沢口湿原というようです。
その名の通り、岳沢への登山口あたりに広がっています。
ここもまた堰き止められて消えていく湿原なのでしょうか?
水量が豊富な水の流れは、音を聞いているだけで、
日ごろのストレスを洗い流してくれるようです。
遊歩道では猿がウロウロ。
目を合わせないようにして、横を通ります。
16時近くなると、最終バスも近くなってくるということで、河童橋も閑散としてきました。
これにて今回の上高地のトレッキングは終了です。
幸い、途中で雨も上がってくれて、後半は雨を気にすることなく散策、撮影できました。
雨でしたが、雨ならではの景色も見られたのではないかと思います。
トレッキング編は終了ですが、花編へ続きます。
余談ですが、α7に雨対策としてシャワーキャップをかぶせるにあたり、
初日からつけっぱなしのバッテリーグリップを、初めて外した状態で運用したのですが、
こんなに軽くなるのか!?ってくらいカメラが軽かったです。
すごいなー、この重さでフルサイズだもんなー。
【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】