SSブログ

働く船 [新潟の風景]

ちょっと危機感を感じていました・・・・・・
「新潟を旅するブログ」とか言いながら、最近、全然新潟の風景をアップしていない。
まだ長野の旅写真は続くし・・・(続くんかいとか言わないでー
大会レポすら、隣県続きでしたからね。

DSC02200.JPG

というわけで、長野シリーズは続きますが、ここでちょっと一休みです。
・・・・・・こっちがメインのハズなんですけどね。

久しぶりにお気に入りの場所に来てみました。
このあたりにいると、新潟西港を行き交う船が見られて、
ああ、新潟って港町なんだな、と実感します。

今日の新潟市の夕時は、少し霞んでいるようでした。

DSC02201.JPG

ココです。ココ。

北海道航路の船着き場と、フェンスで覆われた船着き場の間にあるちょっとした空間。
なんでここだけちょっとフリーになったのかわかりませんが、
おかげで立ち入れる場所ができているので助かってますが。
フェンスで覆われたのって、某国の貨客船が色々問題視されてからですよね。
前は普通に入れたんですが。

DSC02204.JPG

タグボートが入港してきました。

DSC02206.JPG

引っ張ってきたのは、大きなクレーンを乗せた台船です。
沖で今日の作業を終えて、戻ってきたんでしょうかね。
大きなものが乗っている割に、スルスルと水面を進んでいくように見えるのは、
タグボートの力のおかげなんでしょう。

DSC02207.JPG

後方からのタグボートが、その小さな体で、自身の数倍はある台船を動かし始めました。

DSC02209.JPG

ロープをピーンと張って、ぐいぐい引っ張って台船の方向を変えていきます。

DSC02210.JPG

そんな夕刻の新潟港でした。


先日、ちょっと書きましたがCyber-shot DSC-RX100M2をセンサークリーニングに出してきました。
で、ついでに購入してから5年使っている望遠レンズ70-300mm Gも、クリーニングに出すことにしました。
写真には写りこみませんが、レンズの内側にゴミ(?)が付着しているのが長年気になっていましたし、
Aマウントのレンズですが、フルサイズEマウントに移行してからも、
マウントアダプターをかませてメインの望遠レンズとして活躍しています。
ということで、今後も主戦力として頑張ってもらうために、
ここで一度、クリーニングと点検をしてもらうことにしました。

そのため、しばらく望遠レンズはE 55-210mmに頑張ってもらうことにします。
α7に接続するとフルサイズとはいえ1000万画素にまで落ちてしまうのですが、
まぁ、とりあえずブログ用の写真しか撮ってないので、不都合はないかと思います。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】


キャベツマラソン [フォトラン]

「日本一ハードなロードレースへようこそ」
そんな大会があるのを知ったのは3年前でしたか。
その言葉に強く惹かれたものの、嬬恋村かぁ・・・と現地までの移動が難しそうだったので、
これまで出たことがありませんでした。
昨年は新津丘陵のトレランとかぶったかなんかだったかな。
しかし、2年連続長野と山梨の県境にある野辺山にも通ったしな、嬬恋村もいけるだろうと、
ついに今年、自称「日本一ハードなロードレース」にエントリーしてみました。

ということで、群馬県嬬恋村で「第7回嬬恋高原キャベツマラソン」に挑戦です。

P7060005.JPG

日本一ハードなんて看板を掲げた大会に、そんなに人が来るのかと思いましたが、
大渋滞のスタートラインです。
Runnetの「大会100撰」にも選ばれている大会ですしね。

今回はハーフマラソンでエントリーです。
というか、3年前からキャベツはハーフが一番長いのかー、と思っていた頭があって、
それ以上のことを考えずにRunnetで、上から順々にポチポチしてエントリーしたんですよね。
一緒に参加した「チームつるかめ」のIさんが10kmに出ると大会前に知り、
え?10kmなんてあるの?と驚いたくらいです・・・・・・

スタートしたら一気に急な坂道を下っていきます。
参加者は多いですが、ペースが速いのもあるのか、とくに渋滞は気になりませんでしたね。

P7060007.JPG

「無印良品」のキャンプ場。
いいですね、とてもきれいなキャンプ場です。
走りながらこんなところでのんびり過ごしたいなーとか思います。

P7060009.JPG

いきなり狭い急坂。この先に折り返しがあるようです。
登って下って、またキャンプ場の前を通って、スタート後の急坂の下に戻ってきます。
・・・・・・なんか距離調整のためでしょうかね。

P7060016.JPG

「つまごいパノラマライン北ルート」がコースです。
アップダウンの繰り返し。
大会後、ここを車で通りましたケド、軽自動車ではきつかったです・・・・・・
でも、自分の足で走っている分には、そんなに傾斜は気にならなかったなー。

P7060018.JPG


P7060023.JPG


P7060026.JPG

嬬恋村といえば、高原キャベツ。
キャベツ畑の中を駆け抜けていきます。

天気も暑くもなく、日差しも雲が多いためにきつくなく、とても走りやすかったです。
記録狙いでもなかったので、淡々とアップダウンを楽しみながら走ります。
途中で10kmの部の折り返し地点がありましたが、えー、ここでもう折り返しなの?
こんなところで折り返したら物足りなくない!?とIさんを心配します。

たしかにコースはなかなかハードです。
でも、なんというか、最近出る大会がハード過ぎて・・・・・・
それに100kmウルトラなんて走っていると、まぁ進んでいればそのうち登りきるし・・・・・・
なんて精神的な余裕も身についてきたので、
「日本一ハード」って、なかなかいい看板だよなぁと変な感心をしながら走っていました。

P7060030.JPG

ハーフの折り返し地点、ここから今来た道を逆走です。
(キャンプ場あたりのちょっと逸れたコースは除く)

P7060032.JPG

気温が高いので、給水はできるだけ利用しました。

折り返してからも淡々と。
雲がかかってしまい浅間山が隠れたりと、青空のわりには展望はイマイチでしたけど、
やはり青空の下のランニングは気持ちがいいものです。

P7060035.JPG

スタート直後の坂まで戻ってきました。

スタート前は日本一ハードだっていうし、記録狙いでもないから、
この辺まで戻ってきたら歩こうと思っていました。
「残り2km」
2kmかー、そろそろ歩こうかなぁ。でもまだ走れるしなぁ。

P7060036.JPG

もう周囲のランナーはそのほとんどが歩いていました。
「残り1.5km」
残り1.5なら別に歩かなくても、このまま走ってしまえばいいか、と、
結局、走って登りました。

P7060038.JPG

スタートゲートというか、横断幕が見えてきました。
そこをくぐったら左に折れて、グラウンドに入ります。

P7060039.JPG

そしてゴールです。記録は2時間6分でした。

・・・・・・今回は完全にファンランのつもりでしたし、このコースでしたけど、
なんか2時間切れなかったのが、納得いかない気分でした。
いやでも10km毎のタイムで見れば1時間きってましたから、
けしてダラダラは走ってなかったんですが。もうちょっと頑張れば良かったかなー??
スタート前は目標3時間!(制限時間ギリギリ)とか言っていたのに、
いつの間にか自分も変な欲が出るようになったものです。

P7060041.JPG

参加賞はもちろんキャベツ1個!!
甘くてシャッキシャキで、とてもおいしいキャベツでした。
スーパーでも嬬恋村のキャベツは買えますケド、やっぱり産地直送は違う感じ。
あと「キャタピラン」という結ばない靴ひも。
長距離用のシューズに使おうかな~。


キャベツマラソン、とても楽しかったし、走っていて気持ちよかったです。
楽しい遠征でしたが、やっぱり道中が大変でしたわ。
野辺山までは、わりと平坦で走りやすい道なんですが、嬬恋まではアップダウンも多く、
とても運転が疲れました・・・・・・不思議と野辺山高原の方が近く感じます。
まぁ、行きは遅番で仕事が終わったあと、深夜の道路を走って午前3時に嬬恋村に着いたので、
そのせいもあったかと思いますけどね。

【OLYMPUS TG-620】


白馬大雪渓へ [山歩]

連休3日目はどこに行こう。道の駅で目覚めてから、地図とずっとにらめっこです。
そこで、タダで行ける場所を見つけてしまいました。白馬大雪渓です。
車でいいとこまで行って、そこから先は雪渓まで遊歩道になっているとのこと。

DSC02094.JPG

猿倉荘という山小屋(?)までは、車で上がってくることができます。
なるほど、「大雪渓まで約1時間」ちょうどいいトレッキングになりそうですね。

駐車場でバックパックに装備を詰め替え、購入してから使ったことのなかった熊鈴をつけて、
いざ山の中へ。
猿倉荘からすぐは、山奥の登山道という感じの細い道を登る。
この感じで1時間だと、ちょっとした登山だな~という道。

DSC02098.JPG

と、思ったら、管理用の道路なのか、車のわだちがある砂利道に出ました・・・・・・
ここから一気に歩きやすくなりました。

DSC02096.JPG

初日(八方尾根)、2日目(上高地)は雨の中でしたが、この日は快晴!
緑と青空がまぶしく、歩いていて気分が良かったです。
雨続きだっただけに、余計に青空が気持ちいい。

DSC02101.JPG

こんなところも通ります。
完全防水の靴だったら、そのまま行けそうですが、ちょっと心配だったので、
木の橋の方へ進みました。

DSC02150.JPG

滝の音がするなぁと思ったら、大瀑布が。
砂防ダムなのか、人造の滝でしたがその落差はかなりのもの。
ちょっと遠くて比較対象になるものも見えないので、写真ではその大きさがつかめないかと思いますが。

DSC02153.JPG

近くまで行ける道もあるようで、砂利の林道がそちらにも続いているのですが、
分岐点のところに封鎖するようにされていたので、行くなと言うことなんだなと行きませんでした。
もしかしたら、ただの車止めなのかもしれませんでしたが。

DSC02107.JPG

対岸の雪渓に山から水が流れ込んでいます。

DSC02109.JPG

このまま林道で雪渓まで行けるのかと思ったら、行き止まりとなり、
今度は木道を進んでいきます。

DSC02111.JPG

雪渓の一番下にたどり着いたようです。

・・・・・・って、道が無くなってしまって、ここからどう進めばいいやら・・・・・・
雪渓の真ん中には、大きな穴が開いていたりするので、
なんとなく大丈夫そうな場所を選んで進みます。

DSC02112.JPG

猿倉荘から50分で、白馬尻小屋に到着です。
ここでちょっと休もうかと思ったんですが、なんと工事中で営業していませんでした。
水分と食料を多めにもって入って良かったですわ。

もしかしてまだ山開き前でしたでしょうかね。

DSC02114.JPG

雪渓を下ってくる人あり。
この方が、行きで唯一すれ違った登山者でした。

さて、雪渓ってどこを歩けばいいのやら、です。
恐る恐る横断してみたり、一歩一歩慎重に進みます。

DSC02115.JPG

日差しは暑いくらいでしたが、雪渓を渡る風はさすがにひんやりして気持ちいいくらい。

生憎と、雲がかかって白馬岳は見えない感じでしたけど、
正直どこが白馬岳なのか、よくわかっていない気がする・・・・・・

DSC02117.JPG

どこまでも登ってもキリがないので、白馬尻小屋からこのくらいまで登ったところでやめることにしました。

DSC02116.JPG

なかなかの急こう配です。
そういえば、車の中に簡易アイゼン入ってるんだから、持って来れば良かったと、
雪渓の上を歩きながら気がついてももう遅い。

DSC02120.JPG

とにかく気持ちいいの一言に尽きるトレッキングになりました。
3日間のうち1日だけでも晴れてくれて良かった。

しかし、そうこうしているうちに雪渓の上の方から雲がだんだんと立ち込めてきたので、
下山を決めました。
長居して、結局最終日も雨の中でした、より、気分がいいうちに終わった方が後味いいですしね。


後から知ったのですが、雪渓には赤いラインが引かれて、
そこを歩いてくださいということになるようです。
そんなラインも見当たらなかったので、やっぱりまだ観光シーズン前だったのかもしれません。
雪渓は、一見、何事もないように見えても、下に大きな空洞ができていて、
知らずに踏み抜くと命の危険もありますから、くれぐれも気を付けて行動してください。
なのでまぁ、自分のやっていることは、怒られても仕方がないことなのですが・・・・・・
あー、怖かった。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


昨夜からの [新潟の風景]

DSC02022.JPG

昨日、7月8日の夕方です。
雨の後、すっきりと広がった青空が清々しい時間でした。

DSC02024.JPG

明日からは雨だっていうし、今日のうちにランニング行っておこうかな。
22時になったら走りに行こう。
そう思って、22時になり、さあ準備して走りに行こう!と思った矢先・・・・・・

バケツをひっくり返したかのような雨。そして雷。
ううう・・・・・・


その雷雨は朝まで続いていたようです。
新潟市からの緊急速報エリアメールの、緊急という名には似つかわしくない、
ポロロロロ~~ン
という穏やかな着信音で起床。
つけっぱなしだったテレビには「気象台が佐渡市に50年に一度の大雨と発表」という字幕。
おおう、寝ている間に災害レベルになってきてたのな・・・

それからも、新潟市の~~に避難勧告とか、避難指示とか、
ひっきりなしに「にいがた防災メール」(緊急のエリアメールとは違います)が届いていました。
我が家の周辺も雷が盛大に鳴ったり、屋根がドドドドという音をたてるほどに降ってきたりと、
一日不安定な空模様。
レコーダーに溜まっていた「新潟一番」の「山人」を見たりしてゴロゴロ過ごしていました。
こんな日が休みだったのは、良かったのか悪かったのか・・・・・・

DSC02186.JPG

15時くらいになると、空は落ち着きを取り戻してきたようです。
空はうっすら青みかかるようになり、太陽もぼんやりと雲の向こうに見えていました。

一日家にいるのもなんだしなぁ、ととりあえず家を出たものの、
行くあてもなく、なぜか関屋分水公園の展望台に登ってみたりする。
関屋分水は完全開放状態で、新潟市中心部の洪水を防いでいます。
この状態を見るのは数年前の豪雨の時以来ですね。
信濃川は増水はしているものの、数年前ほどではないかな。

DSC02192.JPG

50年に一度の大雨となった佐渡が沖に見えています。

しっかし、まったく波の立たない今日の日本海。
ベタ中のベタというか。海に見えないですね。
波のように見えますが、実はこれ関屋分水からの川の流れなのです。

DSC02195.JPG

山ノ下みなとタワー展望室から。
落ち着きを取り戻した新潟市。
このころから、ひっきりなしに「避難勧告解除」の「にいがた防災メール」が来ていました。
今日1日で40件以上は受信したようです。
地震には弱いけど、水害の時は頑張るよなこのサービス・・・

DSC02198.JPG

先日、実家に帰った際に、母に「今年はカラ梅雨かな~?」なんて聞かれたのを、
「心配しなくても、カラ梅雨かなと思ってたら災害レベルで降るから。毎年そんなじゃん」
なんて冗談で言っていたのが、こういう形で本当になるのは困りますね・・・・・・

とりあえずこの雨の峠は越したようですが、今夜も昨夜ほどではないにしろ雨降りですし、
台風も接近していますから、まだまだ気は抜けませんね。


余談ですが・・・・・・
DSC02030.JPG

やっぱり一度、クリーニングに出すべきだと思いますよねRX100II・・・・・・
最初の2枚もRX100IIですが、写らないこともあるんですよね。

【Cyber-shot DSC-RX100M2】
【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】
   【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


雨の上高地 花 [山歩]

次は花編です。などと言ったものの、いざファイルを開いてみたら、
花を撮った写真の少なさにうろたえる。
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSで、MFにして、拡大して追い込んで・・・・・・
と、撮るのに苦労したせいか、結構撮っている気になっていた。
確かに、ピントがずれた等のボツも入れれば、それなりの枚数なのですが。

DSC02028.JPG

アジサイの様ですが、ちょっとアジサイとは違うんですね。
2~3mのちょっとした木になっているんですもの。葉も違いますしねぇ。

DSC02016.JPG


DSC02030.JPG


DSC02042.JPG


DSC02047.JPG


DSC02056.JPG

あとは知らない花・・・・・・オイ
白い花ばかりが目につきましたね。

DSC02029.JPG

雨の中だったので、傘さしてシャワーキャップも付けているものの、
やっぱり、あれこれと追い込むのには難しいですね。

というか、花を撮るというと、100mm MacroをAPS-Cセンサーで、
換算150mmレンズとして使っていたイメージがどうも滲みついているみたいな気がします。
思うようでないなぁ・・・・・・と自分の実力のなさを痛感してきました。
せめて望遠レンズが持ち込める天候なら良かったんですが、
持っていたとしても雨の中では換装はムズカシイから、結局使わずじまいかもしれませんが。

課題山積を実感してきた上高地での花撮りでした。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】


雨の上高地 4 [山歩]

DSC02062.JPG

明神池から河童橋へと戻ってくる頃、雨が上がってきて、
岳沢が見えてきました。
雲間からは、奥穂高の山頂と思われるてっぺんも見えることがありましたが、
お!と思ってカメラを構える頃にはもう雲に隠れてしまうという、ほんの短い雲間。
しかし、その高さを感じることができると、山の大きさを実感しますね。
やはり、ここが晴れてこその河童橋、上高地なのかなと。

DSC02065.JPG

早朝はまばらだった観光客も、この時間には多数の観光バスも乗り付けて、にぎやかに。

DSC02071.JPG

河童橋から梓川下流、焼岳方向。

時間が中途半端に余ってしまいました。
大正池まで行ってバスターミナルまで戻ってくるには時間が足りない。
せっかく来たのに、時間を余らせて帰るのはもったいない。
ということで、今度は梓川の右岸から明神池方向を目指すことにしました。
明神池までは行かず、時間を見ていいところで切り上げるということで。

DSC02073.JPG


DSC02074.JPG

あまり地図にも名前が載っていないのですが、岳沢口湿原というようです。
その名の通り、岳沢への登山口あたりに広がっています。
ここもまた堰き止められて消えていく湿原なのでしょうか?

DSC02077.JPG


DSC02079.JPG

水量が豊富な水の流れは、音を聞いているだけで、
日ごろのストレスを洗い流してくれるようです。

DSC02087.JPG

遊歩道では猿がウロウロ。
目を合わせないようにして、横を通ります。

DSC02091.JPG

16時近くなると、最終バスも近くなってくるということで、河童橋も閑散としてきました。

これにて今回の上高地のトレッキングは終了です。
幸い、途中で雨も上がってくれて、後半は雨を気にすることなく散策、撮影できました。
雨でしたが、雨ならではの景色も見られたのではないかと思います。
トレッキング編は終了ですが、花編へ続きます。

余談ですが、α7に雨対策としてシャワーキャップをかぶせるにあたり、
初日からつけっぱなしのバッテリーグリップを、初めて外した状態で運用したのですが、
こんなに軽くなるのか!?ってくらいカメラが軽かったです。
すごいなー、この重さでフルサイズだもんなー。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】


黒姫高原トレイル [フォトラン]

長野県の信濃町で開催された 「“ROCKIN’ BEAR” モントレイル黒姫トレイルランニングレース(2014)」に
参加してきました。
長野県ではありますが、新潟との県境を過ぎてすぐです。
P6280003.JPG

平野部は晴れていましたが、山は天気悪そう。

これまで新津丘陵とか、越後丘陵公園でのお手軽なトレラン大会には参加したことがありましたが、
初の本格的なトレラン大会です。
笹ヶ峰まで登るって聞いた時に卒倒しそうになりましたわ・・・・・・
まぁ、一応、野辺山ウルトラで30kmくらいの林道トレイルはやっているのですが。
現地に着いて、周辺の人がほぼ全員、トレランシューズなのに焦る。
持ってないし・・・と野辺山走った靴で来たんですよね。
物販ブースで、超特価のトレランシューズを見つけて、渡りに船!と思ったのですが、
サイズが合わずに断念。
・・・・・・なんでトレランシューズを持ってないかって、サイズの問題もあるんですよね。
長さはいいんですけど、幅が合わないんです俺の場合。

P6280010.JPG

午前11時スタートです。
俺が出たのはロング36kmの部です。制限時間7時間。
ショート(13km)もあるのですが、どうせ出るなら長い方で。
ロードだったら楽勝な距離と制限時間ですが、トレランとなるとまったく時間が読めません。
一応、制限時間ギリギリの戦いとか避けたかったので、
「目標6時間かなー」と一緒に参加した「チームつるかめ」のくまくまさんに言っておく。
・・・根拠は全くない。

まずはいきなりスキー場のゲレンデ逆走から・・・・・・
もうこの時点でいっぱいいっぱいですよ俺。

P6280013.JPG

ゲレンデをくるっと4km回って、一度スタート会場に戻ってきたところが最初のエイドです。
この部分いらなくない?と思わずにいられない。
この日のコンディションを確かめるとか、ウォーミングアップみたいな感じでしょうか。

P6280015.JPG


P6280024.JPG


P6280028.JPG

本格的に山の中に突入していきます。
コースは登山道というか、散策路みたいな狭い道です。
ここをそれなりのスピードで走っているので、足元も注意しなきゃだし、
いくら走りながらとはいえ、ポケットからカメラ出して撮る余裕なし。
追い越せないような狭さですから、後続のランナーさんにも迷惑ですしね。

すでにいっぱいいっぱいで走っており、トレラン気持ちいい!とか思ってる余裕なし。

P6280030.JPG

大会名物「モンスターヒル」
前日に大会のブログで見て「どひー」と思いましたが、実物はさらに凶悪でした。
ブログに「草刈と木段の整備が完了しました」ってあって、
ああ、急斜面の長い階段なんだな、と思っていたのですが、実際は違っていました。
急斜面は急斜面なんですが、階段ではなく木段なんですね。
滑り止めくらいな丸太が、埋め込まれてるっていうか、
階段っていうか、ハシゴ登っている感じでした。
しかも渋滞しているので、前のランナーが止まると止まるしかなく、
無心でリズムつけて登れば何とかなりそうな気もしたけど、そういうわけにもいかず。
ここで滑り落ちたらシャレにならんと、体重を前にかけてノロノロ進む。

そして再び森の中。
写真も撮らずにすすむ。暗いのでどうしてもシャッタースピードが稼げず盛大にぶれてしまうので、
諦めたのもありますけどね。

下りの岩で足を滑らせ、尻もちをつく感じで転倒。
もう大腿がいっぱいいっぱいで、力が入らずに体制を立て直せなかったっていうか。
なんとか、腕の力で体を起こしましたが、軽く右足首もひねったようで。
ううう、だんだん完走が難しくなっていく。

P6280042.JPG

おお?前が渋滞ストップしてる。西野発電所の吊り橋だな。
コース説明の際に、吊り橋は2人ずつ渡ってくださいと言われていたその場所。
なぜかって、吊り橋の定員が2名なのです。
ただひたすらに順番が来るのを待つ。10分ほどで順番が回ってきました。
いい休憩だったと思うことにしましょう。

しかし、俺はいい休憩で済みましたケド、
後方のランナーではこの渋滞で50分ほど待たされた結果、
この先の関門で引っかかって失格となってしまったケースがあるようです。
渡る前に後ろを振り返ったら、ものすごい行列ができていたので、
わりと空いている時に到着できて良かったと思いました。

P6280050.JPG

吊り橋を渡ったら、水力発電所の配管の脇を、ジグザグに登っていきます。
これが結構な急傾斜。
しかも長い・・・・・・すっかり疲れ果ててしまいました。

やっとやっとでこのジグザグ登りを登り切り、平坦な場所になったのですが、
腹はグーグー鳴るし、走る気力も出なくなってきてしまいました。
関門の制限時間が気にかかります。このペースだと、間に合わない可能性もあるなぁ・・・・・・
なんですが、走る力が出てきません。
ハンガーノックかな、と諦めてバックパックからカロリーメイトを取り出し、
かじりながら歩く。

P6280058.JPG

空腹が満たされると、なんとかゆっくり走れるようになりました。
関門は18kmに15時だったかな?
14時には着きたかったけど、無理そうだし、最低14時半にはと思うけど、
ペースが上がらないので、どうにもならない。
うーん、今回はここまでかなー。
今の俺にはまだこの距離のトレラン大会はムズカシイんだなー、と実感。

P6280061.JPG

ああー、もうダメー。と思いながらも関門、第2エイドに14時9分に着きました。
間に合いましたね・・・・・・

水分をもらい、バナナで空腹を満たす。
ちょっと休憩。
ここで関門制限時間に間に合っても、あまりギリギリだったらやめようかと思っていました。
なにせここしかリタイヤできる場所がないんですよね。
ここがコースで一番スタート会場が遠いところで、なんとここから先にエイド無し。
最後尾にスイーパーがいるものの、ここでギリギリに出発して途中で制限時間を迎えても、
自力で下山するしかないんでしょう。
深い山の中ですし、天気は崩れていきそうだし、日は暮れていくのです。
そうなると、いつものように「行けるところまで」と出るよりも、
やめるならここで早目に決断をした方が安全です。
うーーーん、と休みながら悩んだのですが、結局、行くことにしました。
残り3時間半で18km。ここからは下りが多いでしょうし、間に合うだろうと。

P6280066.JPG

「よっし!」とエイドを出た途端に、急な長い階段にだいぶ気力を削がれましたが。

乙見湖ってどこだっけ?と思ったら、前に猿に絡まれた場所でしたね。
今回は、人間がたくさんいるので、猿はいませんでしたけど。

乙見湖を出た頃、ついに雨が降りだしました。
しかし、森の中ということで天然の屋根があるために、全然気にならない程度でした。

P6280072.JPG

下りメインだろうと思ったのに、エイドを出てからだいぶ登りましたが、
砂利の林道に出てからは安心できました。
もうすっかり、登りは歩いて下りだけ走る感じになっていましたけど。
登りを走っていると、両足の大腿が攣りそうになるので、登りは走れませんでした。

砂利の林道の方が走りやすいので、大変助かりました。
GPS時計を見て残り距離が10km近くなってからは、もうカウントダウン。
ゴール制限時間にはなんとか間に合いそうでホッとします。
そうなってくると、スタート前に根拠なく言った、6時間という目標が浮かんできます。

30kmくらいで、なんとなく見覚えがあるところに出ました。
ああ、ここからはコースを逆走していくんだな。
P6280077.JPG

ということで、「モンスターヒル」下り・・・・・・
登りもインパクトがありますが、下りも視覚的なインパクトは健在です。

木段は雨と土でさらに滑りやすくなっていますから、一段一段、慎重に下りていきます。
体重は山側にかけて、どうせこけるなら山の方と心掛けて。
俺の前後で「うわぁ!」と転倒する人多数。
そのたびに周辺のランナーが「大丈夫ですか!?」と声を掛け合って、
モンスターな場所ですが、なんか精神的にリラックスして降りられました。

モンスターヒルを下ってからは、また狭い山道に。
しかし、どこにそんな力が残っていたのか、せっせと駆け抜けていきます。
気分も高揚してきて、ここにきてようやく「トレランたのしー!」と思えてきました。
これなら目標の6時間も十分間に合いそうだー。

P6280085.JPG

楽しく駆け抜けてきたのですが、残り3kmというところで、急な登り・・・・・はうっ
一気に6時間という目標が遠のきます。
もう歩く気力しかない。
登り切ったと思えたあたりからは、かなりきつかったですが、
気力を振り絞ってひたすら走ることに。

P6280091.JPG

すいません、森の中でシャッタースピードを稼ぐために、露出補正をだいぶマイナスに振っておいたのを、
戻す余裕がありませんでした。

なんとかゴールに帰ってきました。
前後にランナーがいなかったので、「〇番、はせ チームつるかめ!」とアナウンスもしていただけ、
バンザイでゴールしました。
5時間58分と、目標の6時間もどうにか達成することができました。
くまくまさんも1時間前にはゴールしていたようで、スイマセン、雨の中お待たせしました・・・

初の本格的なトレラン大会参戦。
まだまだきっついなーと思いました。これでもだいぶ「走れる」大会だったらしいのですが・・・・・・
今後も、機会を見てはちょこちょことトレランに顔出していきたいと思います。

今回、ゲレンデやだー!と思ったんですが、
今度出る大会も、なんかゲレンデだった気がします・・・・・・汗

【OLYMPUS TG-620】


雨の上高地 3 [山歩]

明神橋を渡ると明神池です。

DSC02009.JPG


DSC02011.JPG

一之池、二之池とあるのですが、こちらは一之池。
浅く広い池のようです。

DSC02012.JPG


DSC02013.JPG


DSC02017.JPG

二之池の方は、こちらも水深は深くなさそうですが、
池の中に木や岩が点々とあり、庭園のような雰囲気がありました。

DSC02018.JPG

ビニールのカッパを着た人たちが、遠目に見ると、何か神事をしているように見えなくもない。

ちょうどツアー客が到着し始める時間になったのか、
このころから急に人口密度が増してきました。

DSC02019.JPG

明神池は、穂高神社の神域となっていて、拝観料を納めて神社の奥に入っていきます。
穂高神社奥宮。
本宮は安曇野市の街中(?)にあり、上高地の「奥宮」のほかに、
「嶺宮」が奥穂高岳の山頂にあるそうです。さすがにそこまでは行けないなぁ。

ここで父への土産に「登山安全御守」を買ってきました。
(神社なので、正確には購入という言葉は使わないんでしょうけど・・・)
今回の旅で唯一の「お土産」です。
というか、基本的にいつもお土産は買わないんですけどね。

DSC02023.JPG

明神橋の辺りまで戻ってきて明神岳。

今回の上高地行きでは、ここ明神池が上高地の最奥となりました。
始発で入って最終でもどるつもりだったので、涸沢まで行けたら・・・・・・と思ったのですが、
雨の中、写真を撮りながらゆっくり歩いているため、想定より時間がかかります。
ということで、今回は時間を逆算して明神池まででやめておきました。
涸沢まで行くには、上高地に入ってから、何にも目もくれずトレラン感覚で走って行くか、
上高地のどこかでテントでも張るかしないとですかねぇ。

でも、バスターミナル近くの情報センターで、ライブカメラの映像が見られたのですが、
まだ涸沢は雪に覆われているようでしたので、結果的には行かなくて正解だったようです。
この日の装備は、山奥の雪上を行くことは想定していない、散歩装備でしたから。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】


雨の上高地 2 [山歩]

DSC01993.JPG

上高地で一番有名な観光地と言えば、この吊り橋「河童橋」ではないでしょうか。
早朝の河童橋ももちろん雨。

やはり橋の向こうに連なる山々が見えてこそ、この橋が映えるのだな、と思います。
山が見えないと、ただの橋ですねぇ・・・・・・

DSC01996.JPG

雨でも人気の河童橋。
「河童橋へ行った」という記録写真は、見返した時に、
あの日は雨だったんだ、という記憶を思い出させてくれることでしょう。
俺は、学生の頃を思い出して、あの時は快晴だったな、と思い出しました。

DSC02001.JPG

河童橋を過ぎ、ビジターセンターやキャンプ場を過ぎると、
深い森の中を進むことになります。

DSC02003.JPG


DSC02006.JPG


DSC02043.JPG


DSC02050.JPG


DSC02051.JPG


DSC02055.JPG

上高地とは全然関係ない話で恐縮ですが、
俺がフルサイズセンサーを使うことに決めたきっかけは、森の描写力でした。
本領発揮の舞台じゃないか!と撮りまくりました。

DSC02021.JPG

梓川にかかる明神橋。

【α7】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】


タグ:旅行記 α7

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。