白根大凧合戦 [新潟の風景]
新潟市南区こと、旧 白根市の一大イベント、「白根大凧合戦」を見に行ってきました。
・・・・・・凧、あがってない・・・・・・
ちらほらと、巻凧はあがるものの、大凧はほとんどあがらず。
この時、風がやんでいたんですよね。
「伝統の技をもってしても、風がなければ凧はあげられません。
ご観覧の皆様、どうかしばらくお待ちください」
なんてアナウンスが流れていました。
吹けば吹いたで東からの風で、凧は旧 味方(あじかた)村を強襲。
・・・なんか去年も、そんな感じだったような・・・・・・参照。
ちなみにちゃんと電力会社の人が待機してます。
白根側からは、味方の方に凧が流れるので、どんどん上げるのですが、
味方側は、あげても自分とこに流れてくるので、あげられず。
「白根大凧合戦」は凧揚げではありません。
凧合戦です。
川の両岸からあげられた凧を、川の上でからませて、
綱を引き、ブツッと綱が切れるまで引っ張るのです。
白根が上げても味方が上げないと、合戦にならず、川に落ちるしかありません。
「オイコラ!早くあげれや!」
若干キレ気味の白根の方々。
だって風が吹かないんだもんって感じの味方・・・・・・
それでも、まったく凧が上がらないというわけでなく。
でも、合戦にならないので、上げるだけもったいないという話も。
もはや、よくからまないなってレベルの凧綱。
これもまた伝統の技ですか。
なかなか合戦にならないので、大凧が接近すると、
お!お!いくか!?と、注目が集まり・・・・・・
手前で落ちたり、ぶつかるだけだったりすると、
会場全体が、「ああ・・・・・・」とため息をついている様でした。
そんななか、ようやくこの日、最初の合戦が始まりました。
周辺の人総出で凧綱を引きます。
きれいに描かれた凧ですが、川に落ちて骨組みになってからが、
凧合戦の本番。
って面白いですよね。
凧凧あがれ、じゃなくて、ぶつけてからませて引きちぎる。
ケンカ祭ですよね、ある意味。
この勝負は白根側の勝利でした。
味方側で見ていたので、なんとなく俺も残念な気分に。
心、技、タ・・・コ
引っ張る準備はいつでもオッケイです。
去年もそうだったけど、急にストーーンと落ちてくる時があるので、
下を通る時は、結構、ヒヤヒヤもんです。
大凧と違って、巻凧は少人数で上げられるようですが、
少ないなりにチームワークが必要になってくるようです。
結局、この日は、俺がいる間にあった合戦は1回だけでした。
前日は風が強すぎてダメだったみたいだし、
今年もなかなか大変だったみたいですね。
【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】
【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】
タグ:α7 II
コメント 0