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FUJI5LAKES 1 [フォトラン]

START~

午前2時起床。
車中泊もしやすい季節になり、6時間熟睡。
同じく大会参加者だろう、深夜なのに満車状態の道の駅を出発し、
大会の会場へ。
種目によって駐車場が振り分けられていて、
ありがたいことに俺は大会会場である富士北麓公園が駐車場。

富士北麓公園に到着し、とりあえず「アーリーエントリー記念」のTシャツを受け取りに。
これで走るつもりなので、まずは受け取らないと着替えられないのだ。
車に戻ってきて、・・・時間ねぇし!と、大慌てで着替える。

3時45分に、トランジット袋を体育館へ預け、走って競技場のトラックへ。
なんか、いつもウルトラのスタート前に余裕がないな・・・・・・

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午前4時、「第25回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」
富士五湖をすべて巡る「FUJI5LAKES」の部(118km)スタートです。

本栖湖には行かない「4LAKES(100km)」と、
河口湖、西湖、精進湖の3つにだけ行く「3LAKES(71km)」の部があります。
俺はいつもの「どうせ出るなら長い方」精神で、最長の部門に挑戦です。
というか、富士五湖に行って四湖だけって、そこまで行ったらもう一湖行きたいじゃん!
そう思って。

競技場を出るところには24時間テレビのマラソンコーチで有名な坂本さんと、
間寛平さんが。
もともとこの大会は間寛平さんが「スパルタスロン」の練習コースとしたのが始まりだそうで。
今回は25回目の記念大会ということで、ゲストに来ていました。
俺にしては珍しく、わざわざ握手してもらいました。

P4190010.JPG

4時スタートということで、辺りはまだ暗闇。

何度目かの100km(超)マラソンですが、4時スタートは初めてです。
どたばたとスタートしたこともあって、なんかまだ気持ちも落ち着かないまま、
なんとなくスタートしてしまった感じが。

P4190013.JPG

富士北麓公園を出ると、
まずは富士五湖の中で1つだけ離れたところにある山中湖を目指します。
信号のある公道なので、何度か信号ストップを余儀なくされますが、
まぁ、焦らず。

P4190015.JPG

5:30
山中湖に到着です。
だいぶ空が明るくなってきました。

P4190018.JPG

そして、山中湖で日の出。

ここで空いている公衆便所を見つけたので、最初のトイレ休憩。
途中のエイドに用意されている仮設トイレって、どこも1基くらいしかないようで。
まだまだ急ぐところじゃないけど、さすがにそんなに並んでられないなぁっていう
行列ができていました。

P4190020.JPG

6:05
朝日の中を走って、第1関門到着。
は~、とりあえずゆっくりしようかな。と、関門の閉鎖時間を見ると6:30。
あれ?結構、きわどい??

ウルトラの大会に出る時は、GPS時計は「タイム・走行距離・現在時刻」の3つの表示にしてます。
普段はここから現在時刻を抜いているのですが、ウルトラだと制限時間が時刻で表示されていることが
多いので、あった方が時間が計算しやすくて。
俺の場合、だんだん見なくなっていくのがタイムで、
走行距離はだんだん公式と誤差が出てくるので参考程度にしかならなくなってくるし、
結局、最終的には現在時刻と1km毎にポップアップ表示されるラップタイムしか見ないですね。

ううー、なんかきわどいんだな・・・とゆっくりできずに再出発。

P4190022.JPG

山中湖湖畔のサイクリングロードを走って行きます。
目の前には富士山。
ここ3年間、毎年悪天候で、富士山のふもとにいるのに富士山が見えなかったらしいですが、
今年は雲が多いものの、見えています。

富士山が傘をかぶってます。
雨が降る前兆ですね。
予報では18時頃から雨になるかもしれないとのこと。

P4190026.JPG

まだ白鳥がいる。のか定住している白鳥なのか、わかりませんが。

この頃、ペースはキロ6分くらい。いつもの100kmマラソンのペースからすると、
かなり早いペースで走っています。
なにせ、98km関門の閉鎖時間が、俺の100kmマラソンの自己ベストよりずいぶん早いんです。
これまでの走り方では、間に合わないということになります。
そして、アップダウンが思ったより大きいコースですから、
余力のある時に稼ごうと思って。
もちろん体力を残さなくてはいけないので、そのことは頭に置いていますが・・・・・・

身体が重い。

P4190027.JPG

風が強いわけではないのですが、湖面には小さな波が立っていて、
逆さ富士は見えませんが、これくらいがなんとか逆さ富士かな。

第1関門を過ぎてから、ずっと体が思うように動きません。
いや、ラップタイム的には動けているはずなんですが、結構苦しい・・・・・・
やばい、富士五湖どころか、山中湖だけで終わってしまうんじゃ。
そんな気持ちに捕らわれていきます。

P4190028.JPG

どうにか山中湖は1周し、コースは再び富士北麓公園を目指します。
昨年までは、公園に戻らずに河口湖へ行ったようなんですが、
今年はコースが変わっています。

信号ストップで息を整え、止まっているうちにストレッチで体をほぐす。

P4190029.JPG

同じ道で公園にもどるわけではないようで、狭い道を縫うように走って行きます。

あー・・・・・・苦しい。
もうすでに苦しい。
身体が重いなと思い始めた頃は、まだ体が温まってないからな、と思っていたんですが、
30km近くになっても、いつまでも身体が重い。
いつもより速いペースで走っているから、負担が大きい、それもわかっているし、
タイム的にはちゃんと走れているのもわかっている。
これはあれだ、きっとプレッシャーってやつだ。
ギリギリだった第1関門。(冷静に考えれば、まだまだ十分な時間なんだけど)
これまでより速く走らないといけないという焦り。
思っていたよりも難儀なコース・・・・・・
それらが大きなプレッシャーとなって俺にのしかかっていました。
走れているのはわかっているけど、プレッシャーを自分でどんどん膨らませていました。

やばい。第2関門にたどり着けるんだろうか・・・・・・

P4190030.JPG

7:24 忍野温泉エイド(32.1km)

ここでは三角おにぎりが振る舞われていました。
ちょうど小腹も空いてきたので、1ついただくことに・・・・・・
これがまぁ、海苔がしっかりしていて全然飲み込めない。
水も一緒に含んで飲み込む。ウルトラランナーさんに教えてもらった方法ですが、
これやると飲み込みやすいんだけどおいしくないんですよね。
しかし、背に腹は代えられない。

P4190031.JPG

味噌汁どうぞー。と、味噌汁も振る舞われていました。
ポットから自分でお湯を注いで味噌を溶かします。
塩分補給を考えて、ちょっと濃い目で。

この味噌汁の中に、おにぎりを入れているランナーもいました。
なるほどね、それはいいかもね。

この味噌汁が、プレッシャーに固まっていた俺を開放してくれました。
あたたかい飲み物って偉大だ。
やっと、走れてるから焦らずに頑張ろうと思えた。
まずはこの調子で第2関門を目指せばいい。

気持ちを新たにして再出発。

P4190035.JPG

富士北麓公園のふもとに戻ってきました。
まだまだ富士一湖。
残り100kmは切りましたケド、長い長い旅が続きます。

さあ、まだまだ頑張ろう。


続きはコチラから
→ http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2015-04-27

【OLYMPUS TG-620】


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