ごせん紅葉マラソン [フォトラン]
【コスプレ編】に続きまして、マラソン編です。
ですが、まぁ、仮装しているので、大会レポというよりは、俺が苦労した記録でしかないので、
読んでも面白くないと思います。と、前置きしておきます。
しかも「フォトラン」といいつつ、今回も写真提供は「チームつるかめ」の皆さんです。
ごせん紅葉はコスプレに全力を注いでいて、走ることはオマケのような気がしないでもない。
五泉の風景、好きです。
「紅葉マラソンの頃、紅葉はどうだった?」と聞かれることがありますが、
正直、覚えてませんというか、ここ数年は見えてません・・・・・・
受付会場の愛宕中学校や村松公園周辺の風景なら見ているんですけど。
後からつるかめの仲間が撮った写真を見て、ああー、こんなだったんだ・・・・・・
というのが、ここ数年続いております。
今年はだいぶ落葉が進んでいたような気がします。
曇天だったこともあって、鮮やかな紅葉!というわけにはいきませんでしたしね。
紅葉マンの紅葉は鮮やかに輝いてましたケド。
今年もゲストランナーはエリック・ワイナイナです。
もう、おなじみになってきましたね。
今年は、お話しする機会を得られませんでしたが、とても気さくでいい方です。
受付会場となっている、愛宕中学校の校長、教頭による選手宣誓。
お二人ともランナーとして大会にも参加です。
結局、この対決はどっちが勝ったんでしょう??
9時30分。号砲。
・・・・・・周りのランナーが進みだしたので、あれ?今のスタート???
時計もしてないんで、全然、わからぬままスタートしました。
仮装が大型なので、他のランナーの皆さんのご迷惑にならないよう、
最後尾からスタートです。
「コスプレランナー大歓迎!」の紅葉マラソンですが、
もちろんガチで走りたいランナーも多数参加されています。
陸上競技場を出てすぐに、急な下り坂があるのですが、
向かい風で、暴れるダイオウ様。
うわぁ、これはまずい。想像以上の風。後方に持って行かれそうになるほどです。
触腕を引っ張ると、ぎゅっと頭に抑えつけられるようにしてあって、
それで風と振動を防ごうと思っていたのですが、
しっかり抑え込もうとしても、頭がグラングラン振り回されます。
風上に向かって帆を張って前進しようとしているようなものです。
坂を下ってからは、横方向からの風に変わったので、多少良かったのですが、
触腕を引っ張った程度では抑え込めないと、スタートして2kmで思い知らされました。
まだ19kmもあります。
ということで、苦肉の策で、向かい風の時は、
【コスプレ編】に載せていたように、のぞき穴を自分の手でつかんで抑え込むことにしました。
「ァナ」が併走していてくれています。
時計をしていないので、今、何分くらい~?と教えてもらっていました。
なんと、キロ6分程度で走っていました。
そ、それは速い・・・・・・キロ7分でも十分なんですけど。
「ペース落とす?」とァナが心配して(たぶん)言ってくれますが、
向かい風でペースが落ちるのはわかっていたので、行けるところまで行くわーと、
走れる限りのペースで走ることにします。
例年、関門制限時間ギリギリで走っていて、「あと何分で関門閉鎖だよー」という声を聞きながら、
やばいやばいと走っていたので、きっとこの先も向かい風になる度に苦しめられるだろうから、
できればこの先の為にも余裕が欲しい。
ここまでの仮装をしていると、結構、紅葉マラソンの制限時間って厳しいんですよね・・・・・・
20kmで2時間半ですからね。
向かい風が吹いていると、前を見ている余裕がありません。
必死で抑え込みながら、道路のラインだけを見て、ただただ走ります。
う~ん、今年の五泉は天気が良さそうだったので、雨対策も風対策も考えなかったのですが、
やっぱり五泉には強風はつきものなんですね。毎年苦しめられていますし。
風が強いとわかっていたら、ボディに風が抜けるように穴を開けるなりしてきたんですが。
(経験上、ただ開けるだけだとかえって振り回されるので、開け方にも工夫がいると思いますが)
やがて10kmを過ぎましたが、もうすでに太ももが疲れ切っていました。
体力の限界を感じます。
しかし、やはりウルトラランナーですから、限界を感じてからが勝負というか、
たかだか21kmだと思えば、まだまだ踏ん張れます。
「イカ頑張れ!」
というエールに、触腕を上げて答えながら、どうにかこうにか前に進みます。
ヘトヘトで、沿道のみなさんにあまりサービスできなかったのが、心残りです。
しんどそうなイカを見せるんじゃなくて、もっと笑ってもらいたかったなぁ。
ついでに今回は無補給・無給水です。
簡単に無給水でも大丈夫だよ、なんて言えるものではありませんし、
けしておススメはしませんが、
普段のトレーニングのなかでも、無給水で20kmを走ってくるということを何回かしているので、
それで、給水はスルーしても大丈夫だろう、と。
(マネをして、身体を壊しても私は一切補償しませんので、適切に水分を摂って走ってください)
一応、ダイオウ様の中にはハイドレーションシステムを内蔵できる仕掛けもあったんですが、
重くなって首にきそうだったのでやめました。
どうしてもだめだったら、なんとか紙コップは受け取って飲めそうでしたので、
ムリはしないつもりでしたけど。
ポテトヘッドさんがストローを持っていて、そうか、ハイドレーションなんて大袈裟なものに対応しなくても、
ボディにストローを刺しておけば、簡単に給水ができたなぁと思いました。
来年以降、参考にさせていただきます。
同じく強風に苦しめられているコスプレランナーさんと励まし合いながら、
どうにかこうにか走り続けました。
もう歩いたほうが速いんじゃないか?と思う時もありましたケド。
ァナは、俺が強風で前に進めないうちに、身軽に走っていきました。
もちろん足を引っ張りたくはないですし、一緒に制限時間に引っかかるわけにいかないので、
いいんです。遠慮なく行ってもらった方が、気を使わずに風と戦えます。
それにァナに置いて行かれるのは慣れてますし(苦笑
20km関門を、止められることなく通過。
すでに時間がわからなくなっていましたが、止められなかったってことは間に合ったってことで。
残り1kmで、あの最初に下った坂です。
さすがにここだけは歩かせてくれ・・・と思って、この坂だけ歩くことにしました。
坂の途中で、「haseさ~ん!」と声をかけられて、振り返って触腕振ったのですが、
視野が狭いこともあって、誰から声をかけられたのかわからず。
ゴール後、応援団に「坂のとこに誰か応援に来てた?」って聞いたんですけど、
誰もわからず。
ということで、スイマセン、私だよという人、ご連絡ください。
で、坂をサンタの飾りを付けた方と、あと少しでゴールですねーと励まし合いながら進む。
彼女は「完走したいんで!」と言って、坂も走っていました。偉い!
坂の頂上まで来て、「イカ歩いてんのかよ・・・」という視線も気になってきたので、
ふたたび走りだし、先行していたサンタの格好の方を非情にも追い越す・・・・・・
陸上競技場に戻ってきたところで、
出迎えの中学生と紅葉マンとの触腕ハイタッチに忙しいダイオウ様。
・・・・・・ここまで来ると、疲れなんて吹っ飛んでしまうんですよ。
トラックを、元気に触腕振りながら走って、さぁ、正面向いてゴール・・・・・・
と思ったら、ゴールは向かい風。
最終コーナーを立ちあがったところで、ダイオウ様暴れる。
前傾になれば、風の影響は減らせますが、ゴールは上向いてしたい。
ということで、前見えないけど、外見上、前向いてゴール。
2時間22分と、今年もやっぱりギリギリの戦いとなりましたね。
前半はいいペースで走ってましたケド、後半は、キロ10分とかそんなだったんじゃないかな。
やはり走れるうちに走っておいて正解でした。
毎度、100km走るよりしんどい仮装ハーフマラソンです・・・・・・
風との戦いばかりになってしまいましたが、
今年も沿道のじーちゃん、ばーちゃんからたくさんの温かい声援をいただき、
エイドでは「大丈夫?飲める!?」とたくさん心配していただき、
俺は飲めないと割り切って走っているのですが、エイドの方はみんなコップを差し出してくれるんですよね。
それが見えていながら通過していくのは、辛いところです。
あああ、来年こそは顔の出せる仮装にしたいです。
仮装していることもあって、見知らぬランナー同士でも、すれ違いざまにエール交換したりして、
今年も、そんな点ではとても気持ちよく、五泉の皆さんの温かさを感じながら走ることができました。
やっぱり、ごせん紅葉マラソンだいすきです~
来年も仮装ランナーとして、沿道をわかせにきたいと思います。
写真提供「チームつるかめ」の皆さん。ありがとう。
ですが、まぁ、仮装しているので、大会レポというよりは、俺が苦労した記録でしかないので、
読んでも面白くないと思います。と、前置きしておきます。
しかも「フォトラン」といいつつ、今回も写真提供は「チームつるかめ」の皆さんです。
ごせん紅葉はコスプレに全力を注いでいて、走ることはオマケのような気がしないでもない。
五泉の風景、好きです。
「紅葉マラソンの頃、紅葉はどうだった?」と聞かれることがありますが、
正直、覚えてませんというか、ここ数年は見えてません・・・・・・
受付会場の愛宕中学校や村松公園周辺の風景なら見ているんですけど。
後からつるかめの仲間が撮った写真を見て、ああー、こんなだったんだ・・・・・・
というのが、ここ数年続いております。
今年はだいぶ落葉が進んでいたような気がします。
曇天だったこともあって、鮮やかな紅葉!というわけにはいきませんでしたしね。
紅葉マンの紅葉は鮮やかに輝いてましたケド。
今年もゲストランナーはエリック・ワイナイナです。
もう、おなじみになってきましたね。
今年は、お話しする機会を得られませんでしたが、とても気さくでいい方です。
受付会場となっている、愛宕中学校の校長、教頭による選手宣誓。
お二人ともランナーとして大会にも参加です。
結局、この対決はどっちが勝ったんでしょう??
9時30分。号砲。
・・・・・・周りのランナーが進みだしたので、あれ?今のスタート???
時計もしてないんで、全然、わからぬままスタートしました。
仮装が大型なので、他のランナーの皆さんのご迷惑にならないよう、
最後尾からスタートです。
「コスプレランナー大歓迎!」の紅葉マラソンですが、
もちろんガチで走りたいランナーも多数参加されています。
陸上競技場を出てすぐに、急な下り坂があるのですが、
向かい風で、暴れるダイオウ様。
うわぁ、これはまずい。想像以上の風。後方に持って行かれそうになるほどです。
触腕を引っ張ると、ぎゅっと頭に抑えつけられるようにしてあって、
それで風と振動を防ごうと思っていたのですが、
しっかり抑え込もうとしても、頭がグラングラン振り回されます。
風上に向かって帆を張って前進しようとしているようなものです。
坂を下ってからは、横方向からの風に変わったので、多少良かったのですが、
触腕を引っ張った程度では抑え込めないと、スタートして2kmで思い知らされました。
まだ19kmもあります。
ということで、苦肉の策で、向かい風の時は、
【コスプレ編】に載せていたように、のぞき穴を自分の手でつかんで抑え込むことにしました。
「ァナ」が併走していてくれています。
時計をしていないので、今、何分くらい~?と教えてもらっていました。
なんと、キロ6分程度で走っていました。
そ、それは速い・・・・・・キロ7分でも十分なんですけど。
「ペース落とす?」とァナが心配して(たぶん)言ってくれますが、
向かい風でペースが落ちるのはわかっていたので、行けるところまで行くわーと、
走れる限りのペースで走ることにします。
例年、関門制限時間ギリギリで走っていて、「あと何分で関門閉鎖だよー」という声を聞きながら、
やばいやばいと走っていたので、きっとこの先も向かい風になる度に苦しめられるだろうから、
できればこの先の為にも余裕が欲しい。
ここまでの仮装をしていると、結構、紅葉マラソンの制限時間って厳しいんですよね・・・・・・
20kmで2時間半ですからね。
向かい風が吹いていると、前を見ている余裕がありません。
必死で抑え込みながら、道路のラインだけを見て、ただただ走ります。
う~ん、今年の五泉は天気が良さそうだったので、雨対策も風対策も考えなかったのですが、
やっぱり五泉には強風はつきものなんですね。毎年苦しめられていますし。
風が強いとわかっていたら、ボディに風が抜けるように穴を開けるなりしてきたんですが。
(経験上、ただ開けるだけだとかえって振り回されるので、開け方にも工夫がいると思いますが)
やがて10kmを過ぎましたが、もうすでに太ももが疲れ切っていました。
体力の限界を感じます。
しかし、やはりウルトラランナーですから、限界を感じてからが勝負というか、
たかだか21kmだと思えば、まだまだ踏ん張れます。
「イカ頑張れ!」
というエールに、触腕を上げて答えながら、どうにかこうにか前に進みます。
ヘトヘトで、沿道のみなさんにあまりサービスできなかったのが、心残りです。
しんどそうなイカを見せるんじゃなくて、もっと笑ってもらいたかったなぁ。
ついでに今回は無補給・無給水です。
簡単に無給水でも大丈夫だよ、なんて言えるものではありませんし、
けしておススメはしませんが、
普段のトレーニングのなかでも、無給水で20kmを走ってくるということを何回かしているので、
それで、給水はスルーしても大丈夫だろう、と。
(マネをして、身体を壊しても私は一切補償しませんので、適切に水分を摂って走ってください)
一応、ダイオウ様の中にはハイドレーションシステムを内蔵できる仕掛けもあったんですが、
重くなって首にきそうだったのでやめました。
どうしてもだめだったら、なんとか紙コップは受け取って飲めそうでしたので、
ムリはしないつもりでしたけど。
ポテトヘッドさんがストローを持っていて、そうか、ハイドレーションなんて大袈裟なものに対応しなくても、
ボディにストローを刺しておけば、簡単に給水ができたなぁと思いました。
来年以降、参考にさせていただきます。
同じく強風に苦しめられているコスプレランナーさんと励まし合いながら、
どうにかこうにか走り続けました。
もう歩いたほうが速いんじゃないか?と思う時もありましたケド。
ァナは、俺が強風で前に進めないうちに、身軽に走っていきました。
もちろん足を引っ張りたくはないですし、一緒に制限時間に引っかかるわけにいかないので、
いいんです。遠慮なく行ってもらった方が、気を使わずに風と戦えます。
それにァナに置いて行かれるのは慣れてますし(苦笑
20km関門を、止められることなく通過。
すでに時間がわからなくなっていましたが、止められなかったってことは間に合ったってことで。
残り1kmで、あの最初に下った坂です。
さすがにここだけは歩かせてくれ・・・と思って、この坂だけ歩くことにしました。
坂の途中で、「haseさ~ん!」と声をかけられて、振り返って触腕振ったのですが、
視野が狭いこともあって、誰から声をかけられたのかわからず。
ゴール後、応援団に「坂のとこに誰か応援に来てた?」って聞いたんですけど、
誰もわからず。
ということで、スイマセン、私だよという人、ご連絡ください。
で、坂をサンタの飾りを付けた方と、あと少しでゴールですねーと励まし合いながら進む。
彼女は「完走したいんで!」と言って、坂も走っていました。偉い!
坂の頂上まで来て、「イカ歩いてんのかよ・・・」という視線も気になってきたので、
ふたたび走りだし、先行していたサンタの格好の方を非情にも追い越す・・・・・・
陸上競技場に戻ってきたところで、
出迎えの中学生と紅葉マンとの触腕ハイタッチに忙しいダイオウ様。
・・・・・・ここまで来ると、疲れなんて吹っ飛んでしまうんですよ。
トラックを、元気に触腕振りながら走って、さぁ、正面向いてゴール・・・・・・
と思ったら、ゴールは向かい風。
最終コーナーを立ちあがったところで、ダイオウ様暴れる。
前傾になれば、風の影響は減らせますが、ゴールは上向いてしたい。
ということで、前見えないけど、外見上、前向いてゴール。
2時間22分と、今年もやっぱりギリギリの戦いとなりましたね。
前半はいいペースで走ってましたケド、後半は、キロ10分とかそんなだったんじゃないかな。
やはり走れるうちに走っておいて正解でした。
毎度、100km走るよりしんどい仮装ハーフマラソンです・・・・・・
風との戦いばかりになってしまいましたが、
今年も沿道のじーちゃん、ばーちゃんからたくさんの温かい声援をいただき、
エイドでは「大丈夫?飲める!?」とたくさん心配していただき、
俺は飲めないと割り切って走っているのですが、エイドの方はみんなコップを差し出してくれるんですよね。
それが見えていながら通過していくのは、辛いところです。
あああ、来年こそは顔の出せる仮装にしたいです。
仮装していることもあって、見知らぬランナー同士でも、すれ違いざまにエール交換したりして、
今年も、そんな点ではとても気持ちよく、五泉の皆さんの温かさを感じながら走ることができました。
やっぱり、ごせん紅葉マラソンだいすきです~
来年も仮装ランナーとして、沿道をわかせにきたいと思います。
写真提供「チームつるかめ」の皆さん。ありがとう。
タグ:大会レポ
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